契約管理クラウドHubble、シリーズBラウンドで7億円調達
ニュース「契約DXシステム」を提供する株式会社Hubbleは、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社をリード投資家とし、DNX Ventures、Archetype Venturesを引受先とする第三者割当増資により、シリーズBラウンドのファーストクローズにおいて総額7億円の資金調達を実施したと発表しました。この資金は、生成AIなどの新技術への投資、リーガル領域に留まらない新たなプロダクト開発、人材採用の強化、新規事業開発に活用されます。
法務と事業部をつなぐ2つの契約管理DXサービス
Hubbleは、契約業務を効率化する2つのサービスとして、契約業務にかかわる情報を一元管理できる「Hubble(ハブル)」と締結後の契約書管理に特化したクラウドサービス「Hubble mini(ハブルミニ)」を提供しています。
Hubbleシリーズは、法務と事業部門の協業性を高めて生産性を向上することを目的としたサービスとして、2024年12月時点で500社を超える企業に導入されているとのことです。
契約業務にかかわる情報を一元管理できる「Hubble」
「Hubble(ハブル)」は、契約書の作成から社内のやりとり、検討過程や合意文書、締結後の管理に至るまでの情報を一元管理できる契約業務・管理クラウドサービスです。コミュニケーションツールや電子契約システムとのAPI連携も充実しており、既存のツールをそのまま活用できます。
AIが契約内容を読み取り、契約台帳を自動作成するため、締結後の契約書管理も効率化。改正電子帳簿保存法にも対応しており、セキュアで網羅性の高い契約データベースを構築できます。
締結後の管理に特化した「Hubble mini」
「Hubble mini(ハブルミニ)」は、締結後の契約書管理に特化したクラウドサービスです。契約書をアップロードするだけで、AIが契約内容を読み取り、契約台帳を自動作成するため、管理工数を大幅に削減できます。
「Hubble」の使い勝手の良さはそのままに、機能を削ぎ落としたシンプルなサービスのため、契約DXの第一歩として企業規模や業界を問わず幅広い企業で活用されています。「Hubble mini」から「Hubble」へのアップグレードも可能です。
「手触りのある課題をテクノロジーによって解決し、働く人の個性や創造力が発揮される未来を創出する。」をパーパスに掲げるHubble。契約DXにおけるリーディングカンパニーとして、リーガルテックの枠を超え、創造性を発揮できる未来を目指すHubbleの今後の展開に注目が集まります。