自動化で楽になる！おすすめクラウド会計サービス3選

クラウド会計サービスとは？

クラウド会計サービスは、インターネット上で会計業務を行えるサービスです。従来のインストール型会計ソフトとは異なり、以下のような特徴があります。

クラウド会計サービスの特徴

• アクセスの柔軟性：インターネット接続があれば、いつでもどこでも利用できる。
• データ共有：複数のユーザーが同時にデータにアクセスでき、業務を共有できる。
• 自動更新：税制改正やソフトウェアの更新が自動で行われる。
• 連携機能：他のシステム（POSレジや請求書システムなど）と連携できる。
• 自動化機能：銀行やクレジットカードの情報を自動で取り込み、仕訳を行う。
• クラウドストレージ：データがクラウドに保存されるため、バックアップの必要がない。
• 簡易な操作：決算書や確定申告書の作成が簡単にできる。

クラウド会計サービスを導入することで、ペーパーレス化や会計業務の効率化はもちろん、リアルタイムでの経営分析も容易になります。

クラウド会計サービスの選び方

この章では、クラウド会計サービスを選ぶ際にチェックしておきたい5点を解説します。ポイントを押さえて、自社のニーズに合った最適なサービスを選びましょう。

機能性

まずは、自社の業務に必要な機能が搭載されているかを確認しましょう。自動仕訳や経費精算、請求書作成といった基本機能はもちろん、金融機関との連携やデータの自動取り込み機能といった付加機能も大切です。

また給与計算や勤怠管理システムと連携できれば、データの一元管理が可能になり、業務効率化に大きく貢献します。まずは自社の業務フローを分析し、必要な機能を洗い出すことから始めましょう。

料金プラン

料金体系を理解して、予算に合ったプランを選びましょう。個人事業主向けの場合は月額数千円程度が相場ですが、法人向けの場合は機能やユーザー数によって価格が大きく変わってきます。

サポート体制

導入後のサポート体制も重要な選定基準です。電話やメール、チャットなどでサポートが受けられるか確認しましょう。

操作方法の問い合わせだけでなく、税務や会計に関する相談にも対応してくれるサービスもあります。自社に必要なサービスをあらかじめ検討の上、比較しましょう。

UI（ユーザーインターフェース）

操作が簡単で直感的に使えるUIであることも選定基準のひとつです。利用する人のスキルでも扱いやすい設計になっているか確認しましょう。

導入する前に無料トライアル期間が設けられているサービスもあります。実際に使い勝手を試してから判断できるかどうかも検討時にチェックしましょう。

拡張性

将来の事業拡大を見据え、サービスの拡張性を確認することも重要です。想定されるユーザー数やデータ量の増加に対応できるか、また、必要に応じて機能を追加できるかなどを確認しておきましょう。将来的な連携の可能性も考慮しておけば、柔軟な対応が可能になります。

クラウド会計サービス紹介

一口にクラウド会計サービスといっても、それぞれ機能や料金、操作性などが異なります。

この章では、数あるクラウド会計サービスのなかでも特に人気の高い「マネーフォワードクラウド会計」「freee会計」「弥生会計オンライン」の特徴をそれぞれ解説します。

マネーフォワードクラウド会計

https://biz.moneyforward.com/accounting/

• 概要: マネーフォワードクラウド会計は、銀行口座やクレジットカード、外部サービスとの連携に強みを持つクラウド会計サービスです。請求業務や経費管理などバックオフィス機能が充実している点も特徴です。

• おすすめの人:  経理業務の自動化を図りたい方、他のサービスとの連携を重視する方におすすめです。freeeと比較して、従来の会計ソフトに近い操作性を備えているため、会計知識のある方にも向いています。

freee会計

https://www.freee.co.jp/

• 概要: freee会計は、直感的な操作性とシンプルなインターフェースが特徴で、簿記の知識がなくても簡単に使えるクラウド会計サービスです。確定申告書類の作成・提出機能も充実しており、初めて確定申告を行う方でもスムーズに手続きを進められます。

• おすすめの人: 簿記に詳しくない方やシンプルな操作性を求める方、幅広い機能を網羅したサービスを使いたい方におすすめです。

弥生会計オンライン

https://www.yayoi-kk.co.jp/kaikei/

• 概要:  弥生会計オンラインは、老舗の会計ソフトメーカー「弥生」が提供するクラウド会計サービスです。長年の実績と信頼に基づいた、安定したサービスが強みです。電話やメールなどのサポート体制も充実しており、初めてクラウド会計を導入する企業でも安心して利用できます。

• おすすめの人: 過去のデータもスムーズに移行できるため、長年弥生シリーズを利用してきた企業におすすめです。無料期間が1年間と長いため、使い勝手をじっくり確認したいケースにも向いています。

クラウド会計サービスは、業務効率化やリアルタイムな経営分析を実現する、現代のビジネスに不可欠なツールです。

サービスを選ぶ際には、自社の業務に必要な機能や料金プラン、そしてサポート体制の充実度を確認しましょう。UIの使いやすさや他のシステムとの連携性も重要なポイントです。

今回紹介した「マネーフォワードクラウド会計」や「freee会計」「弥生会計オンライン」は、いずれも優れたクラウド会計サービスです。それぞれ特徴があるので、自社のニーズに合ったものを選びましょう。

クラウド会計サービスの導入は、DX推進の第一歩として有効な手段です。まずは気になるサービスの無料トライアルから始めてみてはいかがでしょうか。