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福岡のスタートアップ「Live Search」が7億円超を資金調達。不動産DX推進を加速

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DX Stock編集部DX Stock編集部
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福岡を拠点とする不動産DXスタートアップである株式会社Live Searchは、シリーズBラウンドで7億円を超える資金調達を実施しました。この資金を活用し、全国展開、人員拡大、そして新サービス開発を加速させます。

「不動産情報をカタログ化する」Live Search

Live Searchは、「不動産情報をカタログ化する」というミッションを掲げ、正確でわかりやすい不動産情報提供を目指しています。現在では、誰もがスマートフォンから手軽に不動産情報へアクセスできるようになりましたが、掲載されている情報には数年前の古い写真や現状と異なる間取り図などが多く、正確な情報が提供されていないケースが見受けられるそうです。

この課題解決のため、Live Searchは、物件撮影・間取り図作成サービス「Live Search Req」、物件写真ダウンロードサービス「Stockplace」、そして空室物件情報共有サービス「Live Search Tours」などを提供し、不動産情報の質を向上させるためのサービスを提供しています。

資金調達の目的と今後の展望

今回の資金調達により、現在関東・関西圏を中心としたサービス提供エリアを全国に広げていくほか、セールスを中心とした総勢150名体制に向けた人材採用、新サービス開発と提供を目指し、積極投資を進めていくとしています。

調達後の最初の取り組みとして、愛知県名古屋市全域へのサービス提供を2025年1月より開始し、名古屋市内に新拠点を構えるとのことです。

不動産業界は、情報格差やアナログな業務プロセス、複雑な顧客体験など、様々な課題を抱えています。Live Searchはこれらの課題を解決するために、高品質な物件写真、正確な間取り図、VRコンテンツなどを提供し、物件探しにおける顧客の不安や負担を軽減することで、不動産取引全体の活性化を目指しており、今後の事業拡大にも注目です。

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