DX Stock

おすすめPOSレジアプリ3選。導入前に知っておきたい選び方もチェック

まとめ
DX Stock編集部DX Stock編集部
Thumbnail

POSレジの導入は、会計のデジタル化という側面だけでなく、売上管理や顧客管理など、店舗運営の様々な面で効率化を実現する効果があります。しかし、市場には多くのPOSレジアプリがあり、どれを選べば良いのか迷ってしまう方もいるかもしれません。そこで、本記事では、おすすめのPOSレジアプリを3つご紹介。

POSレジアプリとは?

「POSレジアプリ」とは、タブレットやスマートフォンで利用できるレジアプリのことです。従来のレジスターと比べて、初期費用を抑え、手軽に導入できることが大きなメリットです。売上管理だけでなく、在庫管理、顧客管理、キャッシュレス決済対応など、多様な機能を備えています。POSレジアプリを活用することで、業務効率化、コスト削減、顧客満足度向上を実現しながら、負荷軽減を見込めます。

さらに、POSレジアプリによって、リアルタイムでの売上データの把握、在庫状況の確認、顧客属性に合わせたマーケティング施策の実施など、データに基づいた経営判断も可能にします。

POSレジアプリの選び方

POSレジアプリを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。

料金プラン

初期費用、月額費用、決済手数料などを比較検討しましょう。無料プランの有無は、特に小規模事業者やスタートアップ企業にとって重要な要素となります。無料プランでも基本的な機能は十分に利用できる場合が多いですが、ビジネス規模の拡大に合わせて有料プランへの移行も検討が必要です。有料プランでは、より高度な機能やカスタマイズオプションが利用できるようになるのが一般的です。
また、クレジットカードや電子マネー決済の際に発生する決済手数料も重要なポイントです。各社の料金体系を比較し、自社のビジネスモデルに最適なプランを選びましょう。長期的な運用コストを考慮することも忘れず、将来的なビジネスの成長を見据えたプラン選択が重要です。

機能

売上管理、在庫管理、顧客管理など、ビジネスに必要な機能が備わっているか確認しましょう。売上管理機能では、売上日報、売上月報、商品別売上ランキングなどのレポート作成が可能です。これらのデータは、売上動向の分析や経営戦略の立案に役立ちます。在庫管理機能では、在庫状況のリアルタイムな把握、発注管理、棚卸し作業の効率化などができます。適切な在庫管理は、販売機会の損失防止や過剰在庫によるコスト増加の抑制に繋がります。顧客管理機能では、顧客情報の管理、顧客セグメント分析、リピート率向上のための施策などが行えます。顧客理解を深めることで、より効果的なマーケティング活動が可能になります。自社のビジネスニーズに合った機能が搭載されているか、導入前にしっかりと確認しましょう。

操作性

直感的に操作できる使いやすさは、業務効率に直結します。実際に試用版などで操作性を確認することをおすすめします。操作が複雑なシステムは、従業員のトレーニングに時間を要し、ミス発生のリスクも高まります。使いやすいインターフェース、分かりやすい操作方法で、スムーズなレジ業務を実現できるか確認しましょう。モバイル端末での操作性、レジ操作のスピード、従業員の習熟度などを考慮し、最適なアプリを選びましょう。従業員がストレスなく操作できるシステムは、業務効率の向上に大きく貢献します。

対応端末

iPad、iPhone、Androidなど、使用予定の端末に対応しているか確認しましょう。従業員が使い慣れた端末で操作できることは、業務効率の向上に繋がります。iOS、Androidなど、自社で利用している端末に対応しているか確認しましょう。複数のOSに対応しているアプリであれば、様々な端末で利用でき、柔軟な運用が可能です。将来的に端末を変更する可能性も考慮し、対応OSの幅広さもチェックしておきましょう。

決済方法

クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、対応している決済方法をチェックしましょう。顧客のニーズに合わせた多様な決済方法に対応することは、顧客満足度向上に繋がります。主要なクレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しているか確認しましょう。手数料や決済速度なども比較検討し、最適な決済方法を選択しましょう。顧客の購買体験を向上させるためには、スムーズな決済プロセスが不可欠です。

サポート体制

電話、メール、チャットなど、迅速なサポート体制が整っているか確認しましょう。トラブル発生時の迅速な対応は、ビジネスの継続性を確保するために重要です。電話、メール、チャットなど、様々なサポートチャネルが用意されているか確認しましょう。サポートの対応時間、対応言語なども確認し、自社にとって最適なサポート体制を選択しましょう。緊急時の対応力や、多言語対応の有無なども重要なポイントです。

POSレジアプリ3選

ビジネスシーンで欠かせないPOSレジ。近年はアプリで手軽に利用できるようになり、様々なサービスが登場しています。その中でも、特に人気が高いPOSレジアプリ3選を、それぞれのメリット・デメリットを交えながらご紹介します。

Airレジ

https://airregi.jp/

Airレジは、iPadやiPhoneで利用できる無料のPOSレジアプリです。シンプルで直感的な操作性が特徴で、飲食店や小売店など、幅広い業種で利用されています。基本的なレジ機能、売上管理、顧客管理機能は無料で利用可能です。

また、ホットペッパーグルメ、Airペイ QRなどのサービスと連携することで、予約管理、ネット集客、QRコード決済などを効率的に行うことができます。テーブル管理機能、軽減税率対応など、飲食店向けの機能も充実しています。Airレジは、導入コストを抑えたい、シンプルな操作性を求める方に最適なPOSレジアプリです。

iPad、iPhoneで利用できるため、Apple製品に慣れているユーザーにとって使いやすいアプリです。

スマレジ

https://smaregi.jp/

スマレジは、多機能でカスタマイズ性の高さが魅力のPOSレジアプリです。様々な業種・規模の店舗に対応しており、500種類以上の豊富な機能で業務効率化を支援します。

オフラインでも利用可能なので、ネットワーク環境が不安定な場所でも安心して利用できます。

POSレジ機能だけでなく、顧客管理、在庫管理、売上分析、顧客管理など、幅広い機能を備えています。

セルフオーダーやオーダーエントリーシステムなど、飲食店向けの機能も充実しており、多様な業態に対応可能です。

多様な機能を必要とする場合は検討したいサービスです。

iOS、Androidのどちらにも対応しており、様々な端末で利用できます。

Square POSレジ

https://squareup.com/jp/ja/point-of-sale

SquareのPOSレジは、多様な決済方法に対応し、世界中で利用されているPOSレジアプリです。Squareリーダーを使えば、クレジットカード、電子マネー、非接触決済などをスムーズに導入できます。

基本的なPOSレジ機能は無料で利用可能です。POSレジ以外にも、オンラインストア作成ツール(Square オンラインビジネス)、請求書発行ツール(Square 請求書)、顧客管理ツール(Square 顧客管理)など、ビジネスに必要な様々なサービスを提供しています。

Square POSは、実店舗とオンラインストアの売上データを一元管理できるため、オムニチャネル戦略を展開したい企業にも最適です。

多様な決済方法に対応したい方、オンラインとオフラインの販売チャネルを統合したい方におすすめです。

iOS、Androidのどちらにも対応しており、世界中で利用されているグローバルなPOSレジアプリです。

POSレジアプリは、ビジネスの成長をサポートする強力なツールです。それぞれのアプリの特徴を理解し、あなたのビジネスに最適なアプリを選択することで、業務効率化、売上向上を実現しましょう。今回ご紹介した3つのアプリ以外にも、様々なPOSレジアプリが存在します。無料トライアルやデモ版などを活用し、実際に操作性を試してみることで、自社のニーズに合った最適なPOSレジアプリを見つけることができます。POSレジアプリの導入は、ビジネスのデジタル化を推進する第一歩となるでしょう。

©IVRy 2024