スマホでFAXを送受信できる！インターネットFAXアプリの機能とおすすめサービス比較

ペーパーレス化やクラウドサービスの普及によって、FAXの利用方法も大きく変化しています。かつては専用機器が必要だったFAXですが、インターネットFAXアプリの登場により、スマホ1台で簡単にFAXを送受信できるようになりました。

本記事では、インターネットFAXアプリを利用するメリット・デメリットをはじめ、最適なアプリの選び方、おすすめのインターネットFAXアプリまで詳しく紹介します。

インターネットFAXアプリとは？

インターネットFAXアプリは、インターネット回線を利用してFAXを送受信できるアプリケーションです。従来のFAXとは異なり、専用の機器や電話回線は不要で、PCやスマートフォンにアプリをインストールするだけで利用可能です。

送受信データはインターネット経由で処理されるため、オフィスはもちろん、自宅や外出先からもFAXを送受信できます。

インターネットFAXアプリ：無料版と有料版の違い

インターネットFAXアプリには無料版と有料版があり、それぞれで利用できる機能やサービス内容が異なります。用途や利用頻度に応じて、適切なアプリを選びましょう。

無料版アプリの特徴

無料版アプリの多くは、送受信できる枚数や利用期間に制限があります。例えば、「月5枚まで無料」「試用期間30日間」といった条件が設定されていることが一般的です。また、PDF変換やクラウド連携機能などは利用できない場合が多く、シンプルな機能のみが提供されます。

無料版アプリが向いている人

• 初めてインターネットFAXを利用する人
• FAXの利用頻度が少ない人
• 個人利用を目的とする人

有料版アプリの特徴

有料版のインターネットFAXアプリは、PDF変換やクラウドストレージ連携、高度なセキュリティ、複数デバイスからのアクセスなど、充実した機能が特徴です。さらに、送受信枚数が無制限の場合もあり、頻繁にFAXを利用する人に最適です。

有料版アプリが向いている人

• 仕事で頻繁にFAXを利用する人
• データ共有やデジタル管理を重視する人
• 複数のデバイスで利用したい人
• セキュリティやサポート体制を重視する人

インターネットFAXアプリを使うメリット・デメリットは？

インターネットFAXアプリは、従来型のFAXにはない便利さを提供する一方で、特有の注意点もあります。メリットとデメリットの双方を理解して、自分に合った使い方を見つけましょう。 

インターネットFAXアプリのメリット

インターネットFAXアプリは、スマホ1台でFAXの送受信ができる手軽さが最大の魅力です。FAX機器や電話回線が不要になるため、コスト削減にもつながります。具体的なメリットは以下のとおりです。

場所を選ばない：ネット環境があれば、オフィス・自宅・外出先でもFAXの送受信が可能。
スマホカメラでスキャン：書類をスマホで撮影し、そのままFAX送信できる。
PDF変換機能：受信したFAXをPDFファイルに変換し、デジタル保存できる。
クラウドストレージ連携：Google DriveやDropboxにデータを保存し、紛失リスクを軽減。
リアルタイム通知：FAX受信時にスマホで即座に通知を受け取れる。
複数デバイス対応：スマホ、タブレット、PCから同じアカウントで利用可能。
スケジュール送信：指定した時間にFAXを自動送信できる。
コスト削減：FAX機や電話回線、インクや紙代などの固定費を削減。

インターネットFAXアプリのデメリット

インターネットFAXアプリの利用時は、通信環境やセキュリティに注意が必要です。アプリの安定性が業務効率に直結するため、慎重に選定することが重要になります。

通信回線への依存：インターネット回線が不安定な場合、FAXの送受信遅延や失敗のリスクがある。
セキュリティリスク：クラウドサービスを利用するため、情報漏洩や不正アクセスの可能性がある。
ストレージ容量が必要：受信したFAXを保存するために、スマホやクラウドの保存容量が必要。
アプリの不具合やサーバー障害：アプリのバグやサービス提供元のサーバー障害により、FAXが一時的に使用できない可能性がある。
有料版のコスト負担：有料版アプリを利用する場合、月額料金が発生することがある。
デバイス依存：スマホやPCの故障時にFAXを使用できない可能性がある。

おすすめのインターネットFAXアプリ

アプリによって利用できる機能や料金は異なります。それぞれのアプリの特徴をチェックして、自社に最適なdサービスを見つけましょう。

IVRy AI FAX

IVRy AI FAXは、高度な自動文字起こし機能を備えたインターネットFAXサービスです。受信したFAXをPCやスマートフォンでいつでも、どこでも簡単に確認できます。また、AIを活用したOCR（自動文字起こし）機能により、手描き文字もデジタルデータとして保存やコピーが可能です。さらに、FAXを受信した際にはアプリで通知が届くため、大切な内容を見逃す心配がありません。

eFax

eFaxは、FAXの送受信に加えて、受信したFAXをアプリで編集できる機能があるインターネットFAXアプリです。受信したFAXは印刷する必要がなく、スマホで編集して返信ができます。全国の市外局番でFAX番号を取得できるため、全国各地に拠点がある企業におすすめです。

メッセージプラス

メッセージプラスは、送信側・受信側がどちらもメッセージプラスであれば、無料で利用できます。特定の取引先への送信や、お互いにメッセージプラスを利用してFAXの送受信ができる企業におすすめです。050から始まる専用のFAX番号が取得でき、音声メッセージを受信できます。留守番電話の利用も可能です。

MOVFAX

MOVFAXは、登録後1～3営業日で利用開始可能なインターネットFAXサービスです。東京（03）、大阪（06）、神奈川（045）の市外局番を取得できます。開業まで時間が迫っているなど、導入までのスピードを求める方におすすめです。FAXの送受信だけでなく、文字やスタンプをつけて返信できる機能も搭載しています。

モバイルFAX

モバイルFAXは、申し込みから支払いまでアプリだけで完結できるインターネットFAXサービスです。銀行口座やクレジットカードの登録など、面倒な手続きは必要ありません。受信は無制限で無料です。例えば、取引先から見積書や請求書を送ってもらうだけなど、FAX受信を基本とする企業に適しています。

インターネットFAXアプリに関するよくある質問

Q1：インターネットFAXアプリはWebブラウザからも利用できる？

A1：多くのアプリがWebブラウザからのアクセスもサポートしています。詳細は各サービスのWebサイトなどをご確認ください。

Q2：インターネットFAXアプリは複数人で同じアカウントを利用できる？

A2：利用できるアプリと利用できないアプリがあります。複数人で利用する場合、アカウント設定や管理方法を確認しましょう。同じFAXを複数人で同時に受け取れるため、受信者からの情報共有が不要になり、業務効率のアップにつながるでしょう。

Q3：インターネットFAXアプリは新しいFAX番号を取得できる？

A3：従来の番号を利用するケースと新しいFAX番号を取得するケースの2パターンがあります。サービスの提供会社によって異なるため、導入前に確認しましょう。

最適なインターネットFAXアプリを選んでもっと便利に！

インターネットFAXアプリを利用することで、FAXの送受信がこれまで以上に便利になります。スマホで送受信が完結する利便性をはじめ、業務効率化、コスト削減効果はビジネスでもプライベートでも大きなメリットでしょう。

一方で、通信環境やセキュリティへの配慮も必要です。無料版を試してから有料プランへ移行するなどして、自分に最適サービスを見つけて、快適なFAX運用を実現しましょう。

インターネットFAXならIVRyがおすすめ！

「IVRy（アイブリー）」は、多彩な機能を備えたインターネットFAXサービスを月額2,980円～（※）というリーズナブルな価格で提供しています。FAX用の新規電話番号は最短即日で発行可能。現在利用中の番号をそのまま引き継ぐこともでき、業務を中断することなくスムーズな移行を実現します。

※料金はプランや利用状況により異なります。

ペーパーレスで管理の手間を大幅軽減

インターネットFAXの導入後は、PCやスマートフォンからデータの送受信が可能になり、用紙の管理やFAX機の故障・紙詰まりなどのトラブルに対応する手間を省けます。また、オフィス外やリモート環境でも受信したFAXの内容を確認できるため、場所に縛られず業務を進められ、情報の管理や運用もスムーズに行えます。

コスト削減で経済的な運用を実現

インターネットFAXの導入により、用紙やインク、専用回線といった従来のアナログFAX機に必要だったコストを削減できます。IVRyのインターネットFAXは月額2,980円から導入可能で、一般的なFAX機のリース費用よりも経済的です。また、用紙の保管スペースやFAX機器の保守費用も不要になり、オフィスの経費削減につながります。

IVRyならではの付加機能で業務効率を向上

IVRyのインターネットFAXは、AIを活用したOCR（自動文字起こし）機能を搭載しており、受信したFAXを自動でテキスト化し、デジタルデータとして検索・編集を可能にします。さらに、IVR（電話自動応答システム）を活用することで、電話の一次受付や営業時間外の応答などを自動化できるため、電話業務の負担軽減と効率化を図れます。