AI電話代行で電話応答の80%を自動化!AI要約活用で残り20%も負担なく処理可能に【株式会社雨風太陽】

岩手県花巻市に本店を構え、東京都渋谷区にも拠点を置く「株式会社雨風太陽」は、「都市と地方をかきまぜる」をミッションに掲げ、さまざまなサービスを展開しています。  主な事業として、生産者と消費者が直接やり取りしながら旬の食材を購入できる産直アプリ「ポケットマルシェ」、寄附者と生産者をつなぐふるさと納税サ�ービス「ポケマルふるさと納税」、食に関する情報誌とそこで特集された作り手が収穫した食べ物が届く「食べる通信」などを運営。また、小学生とその親が生産者のもとで自然に触れ、命の大切さを学ぶ地方留学プログラム「ポケマルおやこ地方留学」も提供しています。  同社では、業務の効率化を図るため「IVRy」を導入。不要な電話応答が減り、人による応答が必要な電話が全応答件数の20%にまで削減されました。   本記事では、株式会社雨風太陽の人事総務部の長峰さんと経理財務部の本多さん(以下、敬称略)に、IVRyを導入した背景や活用方法、導入による効果について伺いました。
岩手県花巻市に本店を構え、東京都渋谷区にも拠点を置く「株式会社雨風太陽」は、「都市と地方をかきまぜる」をミッションに掲げ、さまざまなサービスを展開しています。

主な事業として、生産者と消費者が直接やり取りしながら旬の食材を購入できる産直アプリく「ポケットマルシェ」、寄附者と生産者をつなぐふるさと納税サービスく「ポケマルふるさと納税」、食に関する情報誌とそこで特集された作り手が収穫した食べ物が届くく「食べる通信」などを運営。また、小学生とその親が生産者のもとで自然に触れ、命の大切さを学ぶ地方留学プログラム「ポケマルおやこ地方留学」も提供しています。

同社では、業務の効率化を図るため「IVRy」を導入。不要な電話応答が減り、人による応答が必要な電話が全応答件数の20%にまで削減されました。

本記事では、株式会社雨風太陽の人事総務部の長峰さんと経理財務部の本多さん(以下、敬称略)に、IVRyを導入した背景や活用方法、導入による効果について伺いました。

ー 長峰さん、本多さんの業務内容について教えてください。

長峰:私は、現在は情報システム・セキュリティの管理に携わっています。

本多:私は経理業務から決算関連業務まで幅広く対応しています。私たちとあと何名かで総務業務も行っていて、その一環で電話応答も担当しています。

課題は電話応答による業務中断。自由度の高い分岐設定とAI機能が決め手に

ー IVRy導入前の電話応答フローと課題について教えてください。

長峰:弊社には1日約20件の電話がかかってきます。内容としては、営業電話、株主からの問い合わせ、一般ユーザーや生産者からの問い合わせなど、ある程度パターンが決まっています。

基本的には、一般ユーザー向けには問い合わせページを、生産者向けには専用ダイヤルを用意していますが、代表電話にかけてくる方が一定数いらっしゃいました。

電話の件数はそこまで多くないものの、電話応答はコーポレート本部の4名で担当しており、各自の業務が中断されることが負担となっています。電話が鳴るとすぐに出なければと気になってしまい、どうしても集中しづらい環境でした。

また、電話の内容によっては業務が5〜10分停止してしまうこともあり、業務効率の低下に繋がっていると感じていました。そこで、本来の業務に集中できるよう、電話応答を何とかできないかと考えるようになり、インターネットで調べ始めました。

当初は、人が電話応答を代行してくれるサービスも検討しましたが、所属しているコミュニティでIVRというシステムについて知りました。詳しく調べていくうちに、弊社にはIVRのほうが適しているのではないかと考えました。

ー IVRが合うと考えられたのはなぜですか?

長峰:先ほどもお伝えした通り、弊社では問い合わせ内容のパターンが限られており、それぞれに対応マニュアルを作成していました。そのため、既存のルールを変更せずに運用していくことを考えていました。

しかし、人による電話代行サービスでは、対応できる範囲が限られている印象を受けました。

一方、IVRであれば、SMSでの問い合わせ先案内など多岐にわたる対応が可能であり、利便性が高いと考えました。

ー 数あるIVRの会社の中で、IVRyを導入した決め手はなんですか。

長峰:IVRyの導入を検討するきっかけになったのは、YouTubeで実際の利用イメージ動画を見たことでした。

他社サービスとも比較しましたが、最終的な決め手は口コミでした。コミュニティの中でIVRyを使ったことがある方がおり、その方から「イメージ通りの設定ができそうだ」と教えてもらい、会社に提案しました。

本多:スタッフ一同で電話応答について話し合った結果、IVRyのIVRの分岐機能とAI電話代行サービスに魅力を感じました。また、電話着信時の通知がSlackに送信される点も大きなメリットでした。

Slackへの通知にのみ応答する簡潔なフローを実現

ー 実際に導入してみていかがでしょうか。

長峰:録音データをすぐに確認できる点が非常に助かっています。特に、名前や問い合わせ内容の要約だけでは詳細が分かりにくい場合、すぐに録音を確認できるため大変便利です。

本多さん:私はあまり録音を聞くことはないのですが、必要な情報だけがSlackに通知されるため、簡潔で分かりやすいと感じています。要約を見るだけで大体の内容を把握できるので、導入して本当に良かったと思っています。

また、電話応答の件数が大幅に減りました。営業電話がほぼ自動で振り分けられるため、必要な電話だけが入ってくるようになったと実感しています。

長峰:そうですね!現在では、SMS送信で解決できることも多く、営業電話の中には無言で切られるケースが多々あります。IVRyを導入したことで、私たちが応答する電話件数は大幅に減少し、1日3〜4件になりました。

ー 最後にIVRyにメッセージをお願いします。

長峰:とても便利に使わせてもらっています。今後も新しい機能などを楽しみにしています。よろしくお願いします!

本多:私は代表電話でIVRyが導入されて、本当に助かっています。コーポレート本部のみんなも、「2024年一番の偉業だね!」と大絶賛していました。

社内みんなが助かっていますので、引き続きサービスのバージョンアップをしつつサポートもしていただければと思っています。よろしくお願いします。

ー 本日は貴重なお話をありがとうございました!ご担当者様のご期待に添えるよう電話DXを引き続きサポートして参ります!

※記事内のIVRyに関する情報はインタビュー時点のものです。現在は異なる場合がありますので、予めご了承ください。