対話型音声AI SaaS「IVRy(アイブリー)」を、NRIデジタルの 企業向け顧客体験(CX)改善支援サービスに提供
プレスリリース引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000056805.html
株式会社IVRy(本社:東京都港区、代表取締役/CEO:奥西 亮賀、以下「当社」)は、NRIデジタル株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:雨宮 正和、以下「NRIデジタル」)の企業向け顧客体験(CX)改善支援サービスへ対話型音声AI SaaS「IVRy(アイブリー)」の提供開始しました。
企業に「IVRy」を導入し、Webサイトの行動データと当社の通話音声データを組み合わせて分析することで、CXの継続的な改善をサポートします。
すでに、顧客ロイヤルティや顧客満足度を重視し、顧客との長期的な関係構築に注力している企業で導入を開始しています。
■「IVRy」の機能・特長
国内市場の成熟に伴い、各業界において競合他社との差別化は難しくなっています。そこで企業は、One to Oneマーケティングやパーソナライズを活用し、顧客に適した情報を提供しています。これにより、顧客は「自分のために最適化された情報」に接する機会が増えています。こうした状況の中で、企業にとっては一時的な効果の最大化ではなく、LTV(顧客生涯価値)の向上が、中長期的な重要課題となっています。
近年、顧客との接点はスマートフォンの普及に伴いデジタル化が進み、以前よりも複雑化しています。そのため企業は、対面やデジタルなど、さまざまなデータから顧客ニーズを把握し、あらゆる角度からCXの改善に取り組む必要があります。
「IVRy」は、電話応答の分岐設定、AI自動応答、SMS返信、電話転送、アプリ転送、顧客管理(CRM)など、フロントオフィス業務を幅広くサポートする機能を提供しています。さらに、AIを活用し、通話音声の全文書き起こしや通話音声内容の分析が可能です。
今後も当社は、電話自動応答やAIの活用により業務効率化、生産性向上を実現していくとともに、通話音声データを活用したCX改善などを行うことでサービス品質向上を図り、日本企業の「電話DX」を力強く推進してまいります。
■NRIデジタルの企業向けCX改善支援サービスの概要
NRIデジタルは、「IVRy」を活用したコンサルティングサービス、および「IVRy」と外部システムを連携するSaaSインテグレーションサービスを提供します。利用企業は、Webサイトの顧客行動データと「IVRy」の通話音声データを統合して分析することで、より深いインサイトに基づくCX改善が可能になります。「IVRy」に蓄積された通話音声データを活用した、業務プロセスの改善、Webサイトやアプリの改善、自社のCDP(顧客データ基盤)との連携などを実現できます。
主なサービス内容
- Webサイト/アプリの行動履歴データと「IVRy」の通話音声データの横断分析
- 通話音声データを分析にもとづく業務プロセスの改善
- 通話音声データ分析にもとづくWebサイト/アプリのコンテンツの改善(FAQなど)
- 通話音声データ分析にもとづくデジタルマーケティング施策の実行
- 通話音声データと外部システムの連携によるデータ入力の効率化や業務でのデータ利用
具体的な施策イメージ
- 対人応対した内容を分析し、FAQページを改善するとともに、電話応答マニュアルを改善
- 電話の前に顧客が参照しているページを特定し、コンテンツを改善することで、電話で問い合わせることなく疑問を解消
- 電話による問い合わせが集中するタイミングを特定し、該当する顧客に事前にメールで通知したり、Webサイトのトップに案内を表示したりして問い合わせを削減
■導入企業:三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社
近年、宿泊施設ではインバウンド需要の増加や円高による国内需要も重なり、利用者が増加しています。その結果、多くの施設で人手が不足しています。
三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社様では、アフターコロナ以降、利用者が増え、毎月多くの電話がかかってくるため、電話応答に時間を取られてしまうことが課題となっていました。また、宿泊者が自分で予約や質問を解決できるように、デジタル化を進めたいという要望もありました。
今回、NRIデジタルと連携し、DXとCX改善を進めると同時に、「IVRy」を三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社様の一部店舗へ導入することで、電話応答の効率化を目指しています。
<電話業務に関する効果(※)>
- 月に数千件以上の着信数にかけていた電話稼働時間が30%減
- 英語の問い合わせに対し、「IVRy」を活用することで電話稼働時間が10%減
- 早朝・夜間の人手が少ない時間の問い合わせにおける機会損失が減り電話の取り逃がしを削減
- 電話コール数の減少により対面のお客様の対応に集中でき、サービス品質が向上
<CX改善に関する効果>
- 過去の電話内容のデータからFAQサイトのコンテンツを補強し、サイト上で疑問を解決できることが増えた
- FAQサイトに情報があると案内してもらえることで、電話がつながるまで何度もかけ直さなくても済むようになった
※ 導入店舗の内、1店舗の効果
■NRIデジタル株式会社 DX企画 プロデューサー 吉田 純一 氏のコメント
AI技術の進展と「IVRy」により、「電話」の通話内容もWeb/アプリの行動履歴と同様にデータ化することが可能になりました。お客様が実際に発言された内容からはWeb/アプリの行動履歴以上のインサイトを得ることができます。
NRIデジタルは、「IVRy」が提供する機能と「IVRy」から獲得した通話音声データを企業内の他のデータ・システムと組み合わせることで、「電話」だけにとどまらない「横断的な顧客体験全体の改善」と、「業務プロセスの効率化」を実現します。
これを皮切りに、成長を続ける「IVRy」のプロダクトのポテンシャルを最大限に引き出して、顧客企業のデジタル化を推進するソリューションやサービスを開発していく予定です。
対話型音声AI SaaS「IVRy(アイブリー)」について
IVRyは月額2,980円から利用できる電話自動応答サービス(IVRシステム)です。
低価格でありながら自動応答の分岐を自由にカスタマイズでき、営業電話のブロックや担当者への振り分け、Webページへの誘導、電話内容の管理など電話業務を効率化できます。
あらゆる業種の様々な電話用件に対応できる
IVRyの音声ガイダンスは、テキストで入力した内容をAI音声が読み上げて生成されるため、専門用語などを含む難しい用件であっても対応できます。
これまで病院・クリニック、企業の代表電話・部署電話、飲食店、美容院、ECをはじめ、様々な業界・業種で電話業務を効率化しています。
↓導入事例はこちら↓
https://ivry.jp/case/
煩雑な電話問い合わせの管理をスムーズに
IVRyでは着電した電話のプッシュ履歴や、通話録音・音声録音がすべて管理画面上に残ります。
これにより、煩雑になりがちだった「いつ、誰から、どんな内容の電話がかかってきたか」の管理や、「言った言わない問題」を解決することができます。
誰でも使いやすいUI/UX、最短即日で導入可能
使いやすいUI/UXで難しい操作が必要なく、誰でも簡単に電話対応の自動化を実現することができます。
また、最短即日で利用可能で初期費用も無料のため、すぐに電話の一次対応をIVRyに任せることが可能です。
この他にも様々な機能で、電話業務の効率化をすることができます。
IVRyの新規採用について
当社IVRyでは、新たな仲間を募集しています。
このプレスリリースをご覧の皆様にご興味を持っていただけましたら、以下の採用概要をご確認いただき、カジュアル面談のお申し込みをお願いいたします。
URL:https://ivry-jp.notion.site/IVRy-e1d47e4a79ba4f9d8a891fc938e02271
株式会社IVRyについて
- 会社名
- 株式会社IVRy(アイブリー)
- 代表者
- 代表取締役 奥西 亮賀
- 設立年月
- 2019年3月
- 所在地
- 〒108-0073
東京都港区三田三丁目5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー29F - 電話番号
- 050-3204-4610
- 会社HP
- https://ivry.jp/company/
株式会社IVRy(読み:アイブリー)は、月額2,980円から利用できる電話自動応答サービス(IVRシステム)IVRyを運営・開発しています。