090はどこからの電話?迷惑電話かどうかを調べる方法と対処法を解説

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執筆者 : IVRy編集部
090は携帯電話の番号として長く使われているため、重要な連絡である可能性も考えられますが、一方で迷惑電話のリスクも存在します。本記事では、090番号の発信元を調べる方法や迷惑電話の対処法を解説します。

090から始まる見慣れない電話番号から着信があった際、どのように対応すべきか迷うことがあるでしょう。090は携帯電話の番号として長く使われているため、重要な連絡である可能性も考えられますが、一方で迷惑電話のリスクも存在します。

本記事では、090番号の発信元を調べる方法や迷惑電話の対処法を解説します。安易に折り返す前に、発信元の情報を確認することが大切です。

090はどこからの電話?迷惑電話かどうかを調べる方法

「090」から始まる電話番号は、主に携帯電話に割り当てられています。03や06から始まる市外局番とは異なり、地域に紐づいているわけではないため日本全国どこからでもかかって来る可能性があります。

しかし、迷惑電話かどうかを見極める方法はいくつかあります。ここでは、その手がかりを探る方法を解説します。

留守番電話の内容を確認する

知らない090番号からの不在着信で、留守番電話にメッセージが入っていたら、まずはその内容を確認しましょう。

重要な連絡であれば、通常は発信元(氏名や会社名、所属など)と具体的な用件が録音されているはずです。 これらの情報が明確であれば、知人や取引先からの連絡、あるいは正規のサービスからの案内である可能性が高く、折り返しが必要かどうかを判断する重要な手がかりになります。

一方で、以下のような場合は迷惑電話の可能性が高いため注意が必要です。

  • 無言メッセージ
  • 自動音声で不審な案内が流れる(例:「未納料金があります」など)
  • 発信元や用件が不明瞭
  • 高額当選や身に覚えのない請求など、非現実的な内容

留守電の内容から明らかに怪しいと感じたり、メッセージが残されていなかったりする場合は、折り返すのは控えたほうがよいでしょう。

インターネットで検索する

GoogleやYahoo! JAPANなどの検索エンジンで該当の090番号を直接検索してみましょう。発信元が企業や店舗であれば公式サイトが表示される可能性があります。迷惑電話として報告されている番号であれば、注意喚起サイトや個人のブログ、掲示板などで情報が見つかることもあります。

また「電話番号検索」や「電話帳ナビ」といった電話番号の検索サイトを活用するのも効果的です。 番号を入力すると、該当する事業者名や住所、電話番号に関する口コミなどが表示されます。

発信元が信頼できる企業・店舗か、迷惑電話として報告されていないか、不審な口コミや評判がないかなどを確認することで、その番号が迷惑電話かどうかを判断する材料になります。

過去の通話履歴をチェックする

見慣れない番号でも以前に連絡を取り合ったことのある相手の可能性もあります。ご自身のスマートフォンの通話履歴だけでなく、会社のメール送受信履歴や共有されている連絡先リストなども確認してみましょう。

特にビジネスシーンでは、過去に名刺交換をした取引先の方や、一度だけ問い合わせ対応をした担当者といった、登録はしていないものの関わりのあった方からの連絡というケースも考えられます。見覚えのない番号でも、履歴を遡ることで発信元が判明するかもしれません。

知らない090番号から着信があったときの対処法

心当たりのない090番号からの着信は、営業電話や勧誘電話の可能性も考慮し、安易な応答は避けるべきでしょう。

同様に、知らない番号からURL付きのSMS(ショートメッセージサービス)が届いた場合も、発信元が確実に信頼できるとわかるまでは、リンクを安易に開かないようにしてください。個人情報を盗み取るフィッシング詐欺や、不正なアプリをインストールさせるマルウェア感染などのリスクが潜んでいる場合があります。

090番号は携帯電話の導入初期から割り当てられているため、長年同じ番号を利用している方も少なくありません。そういった背景から、旧知の取引先担当者や顧客からの重要な連絡である可能性もあります。

未登録の番号からの着信を全て無視してしまうのではなく、前章でご紹介したような方法で発信元について最低限の情報を確認することをおすすめします。

090番号からしつこく何度も着信があるときは?

知らない090番号からの着信が何度も続く場合、業務に支障をきたすこともあるでしょう。そのような状況への対策として、主に以下の方法が考えられます。

  • 通信事業者の迷惑電話ブロックサービスを利用する:特定の番号からの着信を自動で遮断したり、着信時に警告を表示したりする機能の利用が可能です。事業者によって異なりますが、月額料金が発生する場合があります。

  • スマートフォンの着信拒否機能を利用する:多くのスマートフォン本体に標準搭載されている機能であり、追加費用はかかりません。ただし、拒否したい番号をご自身で個別に登録が必要です。

  • 迷惑電話対策アプリを導入する:データベースに基づいて不審な番号を自動で判別して着信拒否を行ったり、発信元情報を表示したりする機能を備えたアプリがあります。


迷惑電話をブロックする方法について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

参考:業務に集中したい!迷惑電話をブロックする3つの方法

上記の対策は、迷惑電話を減らす上で一定の効果が見込めます。しかし、発信者が番号を変更した場合や設定の手間がかかるという課題もあります。

このような課題を根本から解決し、従業員が本来の業務に専念できる環境を整えるためには、着信時に音声ガイダンスで一次対応を行うIVR(自動音声応答)サービスの導入が有効な選択肢となるでしょう。

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IVRy編集部

(株式会社IVRy / IVRy編集部)

IVRy編集部です。電話に関する様々な情報をわかりやすく解説します。 【IVRyとは?】 IVRy(アイブリー)は1日100円から利用できる電話自動応答サービス(IVRシステム)です。自由な分岐設定と自動応答・SMS返信・電話の転送(リダイレクト)・録音機能を活用し、営業電話・顧客からの問い合わせ・注文・予約等の様々なシーンを自動化します。また、営業時間内と営業時間外でルールを変えることや、電話履歴の確認や顧客登録機能等、多数の便利な機能が存在しています。

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