脱サラして起業は成功する?必要なポイントを解説
年間350万人が転職するという現在の日本ですが、一方で起業件数も多いことをご存知でしょうか?毎年13万社以上が設立される今の日本では、1日に350社が新しく生まれている計算になります。
起業する人の多くは、もともとサラリーマンとして勤めていて、脱サラ起業に至っています。しかし中には、起業後数年で廃業し前に勤めていた企業に戻って来る「出戻り」や、「脱サラ詐欺」に引っかかってしまう人も多く、脱サラ起業の成功率わずか5%という現状です。
こうしたリスクを抱えながら、なぜ脱サラ起業を選ぶ人が多いのでしょうか?そして、脱サラ起業して成功するためには何が必要なのでしょうか?
脱サラ起業を選ぶ理由
自分のやりたいことにチャレンジできる
脱サラ起業を選ぶ人の多くは、「自分のやりたいことにチャレンジしたい」という理由を持っています。「自分の人生だから、失敗してもいいから好きなことをやってみたい!」と考えたり、チャレンジ精神が豊かな方に多いです。
自分主導で仕事ができる
会社の一員として働いていると、やりたくないことをしなければいけない、仕事がなくても定時までいなければならない、など理不尽なシーンもあります。「なぜこんなことをしているのか?」と疑問を持ってしまうと、同じ会社で毎日働くのはつらい上に、転職しても同じことになってしまう可能性があります。起業することで誰かに指示をされるわけでなく、自分が必要と思う業務を主導することができます。
給料以上の収入を得られる可能性がある
2018年に働き方改革が推進されてから、日本企業の過半数は副業を認めているといいます。中には副業がうまくいって、会社に勤めているよりもたくさんの収入を得る人も少なくありません。このまま会社勤めを続けるより、起業して副業に専念したい、というのは自然な考え方でしょう。起業してうまく軌道に乗れば、一般的な会社員よりも多くの収入を得ることができる可能性があります。
脱サラ起業をする人・成功する人の特徴
計画性がある
脱サラ起業に成功している人は、十分な準備をした上で、起業後の計画もきちんと立てています。事業を進めていく上で、業界知識だけでなく経営者としての知識を学ぶなど「成功して当たり前」と言えるくらいの準備をしているのです。
責任感がある
起業したら、会社員とはちがい、すべての責任を自分で負わなければなりません。従業員を雇うことになれば、彼らの生活までも責任を負わなければならないのです。そのため、責任感が希薄な方や、すぐに誰かのせいにしてしまうようでは、脱サラ起業に向いているとは言えません。
ポジティブ思考である
脱サラ起業する人や、起業後に成功する人は、ポジティブ思考の人が多いです。楽観的すぎると正確にリスクを見極められず、経営の見通しが甘くなることもありますが、ポジティブでないとピンチを切り抜けることができなくなってしまいます。いつ何時でも会社を引っ張っていく強さはポジティブ思考が導くのです。
自己管理に長けている
会社員の時は、決まった時間に起きて出社して、定時に退社して…という生活を送っていた人も、脱サラ起業すると自分の働きたいときに働いて、休みたいときに休むことができます。しかし休んでばかりいて売上が増えるはずもありません。自己管理がしっかりできる方でないと、せっかく起業したのにサボってばかりで、会社をたたむことになってしまいます。
脱サラ起業に必要な準備
起業のための情報収集
脱サラして何で起業するか決まったら、その業界や業種についての情報を収集しましょう。成功例・失敗例を調べたり、具体的にどんな知識やスキルを身に着けるべきか、知っているのと知らないのとでは雲泥の差があります。
資金の準備
会社員でいるうちに、資金を十分に蓄えておきましょう。起業して最初はなんとか走り出したとしても、いつか必ず困難に直面します。そんな時に頼りになるのはやはりお金です。資金繰りが安定するまでは耐えきれるよう、どれだけあれば足りるのか、あらかじめ調べて貯金しておきましょう。
起業後に必要なスキルの習得
会社員でいるときには仕事ができる有能な社員だったかもしれませんが、経営者になると全く別のスキルが必要になります。経理・簿記や法律の知識など、別の人に任せていたような業務でも、自分で行う必要が出ます。
また、起業後はたくさんの競合他社の中で、生き残り、勝ち抜いていかなければなりません。そのためには独自性も重要です。自分だけの強みを見つけたら、そのスキルを磨いておきましょう。
事業計画の作成
事業計画とは、会社を設立する目的、製品・サービスのアイディア、マーケティング手法、具体的な売上目標やスケジュールなどをまとめたものです。事業計画が現実的で、実現可能性が高いと判断されると、銀行からの融資や補助金・助成金を受けやすくなります。最初は難しいかもしれませんが、何度も修正したり、見直したりしているうちに、事業計画のコツが見えてくるでしょう。
起業のための手続き
起業すると法務局や税務署、自治体など関係各所への届け出をしたり、許認可を取得するなどの手続きが必要になることがあります。業界や業種、業態によって必要な手続きが変わってきますので、どんな手続きが必要か、あらかじめ調べておくとよいでしょう。
起業のための手続きについて、詳しくは「独立開業に必要なことは?電話番号を簡単に取得する方法についてもご紹介!」も合わせてご覧ください!
脱サラ起業にあったビジネスの特徴
イニシャルコストが低いビジネス
イニシャルコスト(初期投資)が低いと、リスクが少なく、もし失敗してもダメージが少ないです。脱サラ起業する!という思いが強いと、会社を辞めて背水の陣で挑む人が少なくありませんが、成功する人ほど副業から始めたり、失敗したときに会社に戻れるように退路を確保しておいたりするものです。成功するためには小さく始めましょう。
在庫を持たないビジネス
在庫を抱えるビジネスは、ブームが去ってしまう、賞味期限内にさばききれない、など、リスクが大きいことがあります。帳簿上では在庫は「資産」ですので、一見すると黒字ですが、在庫を増やすにはそれだけの資金を使っていることになります。そのため在庫が多すぎると黒字なのに倒産してしまう、という事態になりかねません。脱サラしたばかりのときは在庫を持たないビジネスが賢明でしょう。
利益が出やすいビジネス
投資に対して利益が多い、つまり利益が出やすいビジネスは、早い内に経営を安定させることができます。資金繰りも安定したら、その時に別のビジネスを考えても良いでしょう。
脱サラ起業で大変なポイント
全て自己責任
脱サラ起業すると、全てが自己責任となります。休みがなくなったり、収入がなくなったり、借金を抱える可能性もあります。脱サラ起業には、こうしたリスクと隣り合わせであることを覚えておきましょう。
やることが非常に多い
起業すると何もかも自分でしなければならないので、やることが非常に多いです。もし信頼できる誰かに任せることができるなら、共同起業という方法もありますが、それだけ信頼できる人を見つけるのは至難の業です。経営が安定し会社が拡大すれば、税理士事務所や会計事務所に外注することもできますが、しばらくは難しいでしょう。
身銭を切ることもある
自分で設立した会社の経営が厳しくなったときは、自らローンや借金をしたり、自分の貯金や保険を取り崩して会社の資金として使わなければならない可能性もあります。そうしたリスクを受け入れ、覚悟がないと脱サラ起業することはできません。
人手不足に悩まされる
脱サラして起業し、成功するのは素晴らしいことですが、社会的に見ると中小企業の社長でしかありません。ある程度の知名度がある会社に勤めていたときと違ってネームバリューがありませんので、人手不足に悩まされることになるでしょう。日本の労働人口は減少傾向が続いていますので、人手が足りない場合の対策を考えておく必要があります。
脱サラ起業の人手不足解決や電話業務の効率化はIVRyで!
電話自動応答サービスIVRy(アイブリー)は、電話をかけたときに「○○の問い合わせは1番を押してください…」と案内するサービスを提供しています。IVRyのサービスは電話業務の負担を減らすだけでなく、脱サラ起業にも役立つことをご存知でしょうか?ポイント別に解説します!
煩わしい電話業務を効率化できる
起業して経営が安定してくるということは、安定的な顧客が増えて忙しくなる、ということでもあります。かかってくる電話の件数も日に日に増え、時には煩わしさを感じることもあるでしょう。IVRyを導入すれば電話業務の多くを自動対応してしまうので、煩わしい電話業務を効率化できます!
人件費を削減できる
IVRyは電話がかかってきたときに自動で対応するので、電話番を置く必要がありません。貴重な人材を雇い入れたときに、電話対応の教育をする必要もありませんので、人件費の削減に貢献します。
顧客管理ができる
起業して初めのうちは、利用者との関係性がとても重要になります。信頼関係を築くことで、リピーターや紹介の輪が広がり、会社が拡大していくのです。そのためには顧客管理も重要ですよね。IVRyの顧客管理機能を使えば、電話がかかってきた瞬間に誰からの電話かわかります。過去の電話履歴や、やり取りのメモも残せるので、顧客との話がはずみます。
IVRyを利用して、脱サラ起業を成功に導きましょう!