CSVをダウンロードすることで電話問い合わせの分析が可能に
CSVファイルとは、データを記録したファイルです。IVRやPBXでは、電話の着信記録、通話の内容、通話時間などを記録したファイルを指します。IVRやPBXのサービスを利用している場合、CSVファイルをダウンロードすることで、電話問い合わせの分析が可能になります。ここでは、CSVを使った電話問い合わせ分析について、詳しく解説します。
CSVとは?
CSVファイルとは、Comma Separated Valueの略で、「カンマで区切った値」という意味になります。エクセルやスプレッドシートなどの表管理ソフトで編集できるほか、メモ帳、Accessなどのデーターベースソフトでも開くことができます。
CSVファイルは、エクセルファイルと違って互換性が高いので、多様なソフトで開くことができます。エクセルファイルをほかの表計算ソフトで開こうとすると、互換性がないために列や幅のサイズが変わったり、フォントが変わったりすることがありますが、CSVファイルはソフトや環境を選びません。
CSVをダウンロードして電話問い合わせを分析する方法
IVR(電話自動応答システム)や、PBX(電話転送サービス)でのCSVには、いつ、どの地域から電話が来たか、年齢、性別、問い合わせ内容や通話時間などが記録されています。これらを分析すると、どの年齢層がどのサービスに興味を持っているのか、一目で分かります。
たとえば、日中は30-40代の女性からの問い合わせが多いことが分かったら、主婦向けの広告を出したり、深夜帯は男性からの問い合わせが多いことが分かったら、仕事帰りのサラリーマン向けの新製品を出す、というような対応を取ることが可能になります。
中でも問い合わせが多い内容については、より詳しい案内サイトを用意したり、URLをSMSで案内するといった対応もできるようになります。CSVからビジネスの可能性をどんどん広げることができるでしょう。
CSVをダウンロードして電話問い合わせを分析するサービス
CSVをダウンロードして電話問い合わせ分析をするには、エクセルやスプレッドシートほか、表計算ソフトを使いこなせる必要があります。そうした作業が苦手な方や、表計算ソフトに慣れた社員がいない場合は、IVRやPBXサービス提供者が分析までしてくれるプランもあります。専門のコンサルタントがいれば、分析を依頼するのもいいかもしれません。
IVRの導入方法
IVRを導入する方法には、大きく分けて以下の3つの選択肢があります。
1.ビジネスフォンやPBXを導入する
2.オンプレミス型IVRを導入する
3.クラウド型IVRを導入する
まず、IVR機能を備えたビジネスフォンやPBX(電話交換機)を導入する方法です。
これらの機器を設置することで、企業内の内線通話や外線通話を効率的に管理できます。ただし、機種によってIVR機能の有無や仕様が異なるため、選定時には必要な機能と拡張性などを確認する必要があります。
次に、オンプレミス型IVRを導入する方法です。
オンプレミス型IVRは、企業内にCTI(Computer Telephony Integration)と呼ばれる機器を設置して運用する形態です。IVR機能としては非常に網羅的で高性能ですが、電話交換機の設置工事が必要なため、導入費用が高額になる傾向があります。
最後に、クラウド型IVRを導入する方法です。
クラウド型IVRはインターネット経由で提供されるため、専用機器の設置は必要なく、初期費用を低く抑えられます。導入が簡単で低コストでありながら、自動音声応答、音声録音、音声の文字起こしなど、電話対応に必要な機能が揃っているため、特におすすめの選択肢です。
IVRyならたったの4STEPでIVRを導入できます
電話自動応答システムの「IVRy(アイブリー)」はクラウド型IVRのサービスを提供しています。以下の4STEPで、簡単にIVRを導入できます。
◼︎STEP1:アカウント登録フォームに必要事項を入力し送信
◼︎STEP2:会社情報を入力
◼︎STEP3:分岐ルールを作成
業種やユースケースのテンプレートから簡単に作成することも可能です
◼︎STEP4:本人確認
「携帯電話不正利用防止法」「犯罪収益移転防止法」に基づき、IVRyのお申し込み時には「本人確認」を行う必要があります。
必要データを入力し、写真を提出していただくと、最短1~3営業日で本人確認が完了します。
これだけでIVRyの利用設定は完了です!
月額2,980円〜の低価格でIVRを導入できる
「IVRy」は電話の自動受付(IVR機能)の他にも、自動文字起こし機能や多言語対応など、電話業務を便利にする機能が豊富にあり、月額2,980円~という低コストで導入可能です。
クラウドサービスのため初期費用や工事費などは必要なく、インターネット回線があれば、誰でも手軽にIVRを導入することができます。
どんな業種のどんな用件でも電話の一次対応が可能
一般的なIVRでは音声ガイダンスをスタッフが直接吹き込んだり、各業者に依頼して設定することが多いですが、「IVRy」はAIによるテキストの自動読み上げで一次対応を行います。
自動応答用のテキストは自由に作成できるため、どんな業種のどんな用件でもスムーズに対応できるのが特徴です。
手軽かつ低価格でIVRを導入したい、すぐに電話対応を自動化したいという方は、まずは「IVRy」の無料トライアルをお試しください。