【2024年版】法人向けIP電話とは?メリット・デメリットからおすすめアプリ比較まで徹底解説
現代のビジネス環境では、場所や時間を問わず効率的で迅速なコミュニケーションが求められています。インターネット回線を活用したIP電話は、テレワークや出張先からでもスムーズな連絡や業務連携を可能にし、その柔軟性は働き方改革を推進する企業にとって欠かせないツールの一つです。
本記事では、法人向けIP電話の具体的なメリットや選定のポイントを解説するとともに、おすすめのサービスを比較解説します。
- 【コスト削減!】法人向けIP電話導入のメリットとは?
- 通話コスト削減が期待できる
- テレワーク時に使用しやすい
- IP電話の種類と特徴
- 1. 050型IP電話
- 2. 0ABJ型IP電話
- 3. 電話番号不要型IP電話
- 法人向けIP電話選びで重視すべきポイント
- 音声品質
- 機能
- 料金プラン
- サポート体制
- 【2024年最新】法人向けIP電話おすすめ5選!
- IVRy
- RemoTEL
- G-Call050
- 03plus
- モバビジ
- 050番号とは?法人導入のメリットとデメリット
- 法人のIP電話導入でよくある質問
- 最適なIP電話でビジネスを加速させよう!
- IVRyは最短即日にIP電話番号を取得できます
- 050番号や市外局番、フリーダイヤルも取得可能
- 最短即日から利用できる、IVRy導入の流れ
- 自動応答(IVR)により電話業務も効率化できる
- PC・スマホか ら固定電話番号で発信可能
【コスト削減!】法人向けIP電話導入のメリットとは?
法人向けIP電話の導入には多くのメリットがありますが、企業の規模や業種によって最適な活用法が異なります。特に注目すべきメリットとしては、以下の2点が挙げられます。
通話コスト削減が期待できる
固定電話は、距離に応じて通話料が設定されています。同じ市内への通話料は安いものの、距離が遠くなると、通話料金は高くなっていきます。一方で、IP電話の場合は、距離に問わず通話料は一律です。また、IP電話の多くは、同事業者間は通話料や転送料が無料です。
全国に拠点のある企業や、海外との通話が多い企業は、IP電話を導入することで大きなコスト削減効果を得られるでしょう。
テレワーク時に使用しやすい
IP電話は、テレワークを推進する企業におすすめです。サービスによって異なりますが、パソコンやスマートフォンで利用可能なアプリがあれば、IP電話アプリをダウンロードするだけで、すぐに通話が可能です。会社以外の場所にいながら、固定の電話番号を使用して発信・着信ができます。また、通話状況を確認できる機能が搭載されている製品なら、テレワークの社員の業務管理も簡単に行えます。
IP電話の種類と特徴
IP電話には、以下の3つの種類があります。どのような特徴があるのかを詳しく解説します。
1. 050型IP電話
050型IP電話は、「050」から始まる番号を使用するタイプです。
特徴:固定電話のような市外局番ではなく、全国共通の050番号を割り当てられます。インターネット回線を利用するため、場所に関係なく使用可能です。
メリット:通話料金が安価で、特に長距離や国際通話においてコスト削減効果が大きい。
デメリット:「050」番号に対する信頼性や認知度が一部の顧客において低い場合がある。FAXや特殊回線(フリーダイヤルなど)の接続が制限される場合がある。
適した用途:小・中規模事業者やコスト削減を重視する企業。テレワークや出張先で利用する場合にも便利。
2. 0ABJ型IP電話
0ABJ型は、「03」や「06」などの市外局番を使用するタイプのIP電話です。従来の固定電話番号に近い形で利用できます。
特徴:地域を特定する番号(03、06など)を使用するため、従来の固定電話と同じ感覚で利用可能。番号ポータビリティに対応しており、既存の固定電話番号をIP電話に移行できることが多い。
メリット:企業としての信頼感を高める市外局番を利用可能。既存の番号を継続利用できるため、顧客との接続を維持できる。
デメリット:050型と比べると通話料金や初期導入費用がやや高い場合がある。
適した用途:信頼性が求められる企業(顧客対応や営業など)、固定電話番号を既に使用している企業。
3. 電話番号不要型IP電話
電話番号を必要としないタイプで、インターネット回線を利用し、アプリ(LINE、Skypeなど)上で通話が可能です。
特徴:既存の電話番号ではなく、内線番号や専用アカウントを使って通話を行います。多くの場合、企業内や特定の範囲内でのコミュニケーションに特化しています。
メリット:専用番号の取得や維持費が不要で、コスト削減効果が高い。社内通話が無料になることが多く、大規模なオフィスや複数拠点での導入に適している。
デメリット:外部からの着信や外部への発信には別途システムや番号が必要となる場合が多い。
適した用途:社内の内線通話や特定のプロジェクトチームでの利用。
法人向けIP電話選びで重視すべきポイント
IP電話を選ぶ際に大切なポイントは以下の通りです。法人向けに必要な機能を踏まえて、IP電話を選ぶポイントを解説します。
音声品質
IP電話の音質は、通信回線の混雑状況やネットワークの品質に依存します。音質が悪化すると、業務効率の低下や顧客満足度の低下につながるため、導入前に確認が必要です。
総務省の通信音質判定基準(クラスA~C)は、重要な判断材料となります。クラスAは固定電話と同等の音質ですが、クラスBやCでは音質劣化が見られる可能性があります。使用する環境(テレワーク、長距離通話など)や顧客とのやり取りの頻度を考慮して、最適な音声品質を提供するサービスを選択することが重要です。
機能
導入するIP電話サービスによって、利用可能な機能は異なります。法人においては、以下のような機能が有効活用されるケースが多いでしょう。また、これらの機能を選ぶ際には、具体的な業務シーンやCRMなどの顧客管理システムとの連携性を考慮することで、さらに効果的な活用が期待できます。
留守番電話:従業員が不在の場合や営業時間外における顧客対応に役立ちます。
転送機能:部署間や従業員への連絡を効率化し、スムーズな対応を実現します。
通話録音:顧客とのやり取りを記録することで、クレーム対応やオペレーター教育に活用できます。
通話履歴管理:通話履歴を分析することで、顧客対応の改善や営業活動の効率化が可能です。
複数拠点連携:拠点間のスムーズな連絡を実現し、事業全体の連携力を強化します。
自動応答システム:営業時間外や従業員不在時にも顧客対応を自動化し、業務効率を高めます。
料金プラン
IP電話は固定電話に比べ、コストを抑えられるケースが多い一方で、料金プランはサービス提供会社ごとに大きく異なります。
多くのIP電話サービスでは、定額制や従量制、特定事業者間の通話無料、特定時間帯の割引など、独自の料金プランが提供されています。単純に安価なプランを選ぶのではなく、自社の利用状況や業務ニーズに合ったプランを選ぶことで、無駄なコストを削減し、最大限のコストパフォーマンスを実現できます。
サポート体制
IP電話を導入する際には、導入後のトラブル対応や操作サポートの充実度が重要な選定基準となります。サポートの対応時間や営業時間、問い合わせ方法(電話、メール、オンラインチャットなど)の選択肢を事前に確認しましょう。また、トラブル発生時の解決までのスピードやFAQの充実度、オンラインサポートの質なども比較検討し、安心して利用できるサービスを選ぶことが大切です。
【2024年最新】法人向けIP電話おすすめ5選!
IVRy
IVRy(https://ivry.jp/)は、47都道府県の固定番号の使用ができ、0120や0800にも対応できるビジネス向けのIP電話サービスです。
月額2,980円〜で、最短即日から利用可能。固定電話がなくても、パソコンやスマホがあればすぐに使えます。通話にはインターネット回線を利用しているため、アナログ回線を利用するよりも通話料金が低価格です。また、よくある質問・営業電話は自動応答できるように設定でき、業務に集中しやすい環境が整います。
料金 | 月額料金:2,980円~ |
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機能 | 発着信、通話音声の文字起こし、AI音声対話、ダッシュボード、通知連携(他アプリ)、SMS送信、多言語対応、HP作成機能など |
サポート体制 | 電話デモでお試し可能、資料請求、電話問い合わせ可能、セミナー開催 |
RemoTEL
RemoTEL(https://www.remo-tel.jp/)は、株式会社ジェイドコーポレーションが提供しているIP電話サービスです。契約プランが豊富に用意されているため、自社に適した契約プランが見つかります。基本契約や利用者数オプション機能などは1か月単位で契約が可能です。
現在使用している電話番号を変更する必要がなく、今までと同じ電話番号で発信・着信できます。連絡先の変更を知らせる手間もかかりません。
料金 | 初期費用:11,000円 基本パッケージ:6,050円/月(5ユーザーまで) |
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機能 | 発着信(内線・外線)、営業時間設定、通話履歴管理、着信グループ設定、共通電話帳、保留、代理応答、モニタリング、音声ガイダンス など |
サポート体制 | オンラインマニュアルあり(公式HP) |
G-Call050
G-Call050(https://www.g-call.com/050/)は、株式会社ジーエーピーが提供しているIP電話サービスです。通話料金は、国内の携帯電話であれば1分あたり17.6円の低価格、固定電話であれば、3分あたり8.8円とさらにお得です。
海外とのやり取りもしやすいように、国ごとに料金が設定されています。アメリカであれば1分あたり5円、中国へは1分あたり18円、韓国とシンガポールへは1分あたり10円です。またG-Call050同士は無料なので、社員同士のやり取りに費用は発生しません。
サービスの問い合わせ先はメールや電話で受け付けており、不明点があれば気軽に相談できるのも特徴です。
料金 | 月額基本料:308円(1ユーザーあたり) 通話料:3分あたり8.8円~ |
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機能 | 発着信、留守電機能 |
サポート体制 | メール、電話にて問い合わせ可能 |
03plus
03plus(https://03plus.net/)は、株式会社グラントンが提供しているIP電話サービスです。最短10分ですぐに固定電話番号がスマホのアプリで使えるようになる、導入スピードの速さが特徴です。スマートフォンにアプリをインストールして、ログインするだけで利用できます。今まで使っていた固定電話番号をそのまま使用でき、FAXの利用も可能。そのほかにも、ビジネスでの利用に適した機能を搭載しており、業務効率化をサポートしてくれます。
料金 | 初期費用:3,980円~ 月額料金:1,408円 通話料:3分あたり8.8円~ |
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機能 | 発着信、パーク保留、WEB電話帳、時間外アナウンス、留守番電話、クラウドFAX、転送サービス、通話録音、自動音声応答、着信拒否設定など |
サポート体制 | 操作ガイドあり(公式HP) |
モバビジ
モバビジ(https://www.mobabiji.jp/)高い音声品質を実現し、ビジネスシーンに適したサービスを提供しているIP電話サービスです。Wi-Fiでも安定した通信ができるLTE優先制御、モバイル網を使った通信への切り替えなどによって、常に高い音声品質を保てます。
また、利用者向けのサポートセンターがあり、不明点やトラブルにはすぐに専門のスタッフが対応してくれます。
料金 | 要問合せ |
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機能 | 発着信、保留、転送、営業時間設定、音声ガイダンス、着信優先機能など |
サポート体制 | サポートセンターあり |
050番号とは?法人導入のメリットとデメリット
050で始まる番号は、市外局番がなく、エリアを特定されにくい点がメリットです。また、IP電話の中では050番号向けに安価なプランが設けられている場合も多く、まずは気軽に導入したい方には利用しやすいでしょう。法人登記にも問題なく使用できます。
一方で、ビジネスで使用するとなると、市外局番がなくどこに拠点があるのかはっきりとわからない電話番号は、信用度が低いと判断されてしまう可能性があるでしょう。融資を受けたり法人口座を開設したりするときは、市外局番から始まる固定電話があると安心です。
法人のIP電話導入でよくある質問
IP電話導入にあたって、よくある質問をまとめています。IP電話サービスによって機能やサービス内容は異なるため、以下を参考にしながら、利用を検討しているサービスの公式サイトなどで詳しくチェックしてみましょう。
Q1:複数拠点を統一的に管理できるか
A1:法人向けIP電話は、使用しているネットワークを結合することで複数拠点の電話システムを一括管理できます。拠点ごとに導入や保守管理を行う必要はありません。人件費削減や人員の有効活用が可能です。
Q2:拡張性やほかのシステムとの連携は可能か
A2:法人向けのIP電話は、拡張性が高い点が特徴です。さまざまな外部システムやアプリと連携できます。顧客管理システムや営業支援システムなどと連携すると、通話履歴の管理・顧客情報の一元化が可能です。IP電話の拡張や連携は、業務効率の向上に役立つでしょう。
Q3:停電や通信障害など、サービスが利用できないケースの対策は
A3:停電や通信障害などが発生すると、IP電話が利用できなくなる可能性があります。導入時に、通信障害が起こりにくいかをチェックするとともに、停電が起きても使えるIP電話を選びましょう。スマートフォンをIP電話として使用できるサービスであれば、停電時でも利用できます。
最適なIP電話でビジネスを加速させよう!
IP電話サービスはさまざまな種類があり、特徴や強みがそれぞれ異なります。通話料のコスト削減が期待できたり、テレワーク時に利用できたりと、受けられるメリットもさまざま。法人向けIP電話を導入する際は、自社の状況を把握したうえで検討しましょう。
どのような場面でどんなときに利用するのかを考慮することが大切です。この記事を参考にして、自社に適したIP電話サービスを見つけてください。
IVRyは最短即日にIP電話番号を取得できます
IP電話番号の取得には、クラウドPBXサービスや無料アプリの利用など複数の方法がありますが、電話自動応答「IVRy(アイブリー)」の導入により、最短即日にIP電話番号を取得できます。
050番号や市外局番、フリーダイヤルも取得可能
「IVRy」では、050番号をはじめ、市外局番、フリーダイヤルまで、さまざまな番号種別の選択肢があり、幅広いビジネスニーズに対応できます。
電話番号種別 | 取得できる電話番号 |
---|---|
IP電話 | 050番号 |
フリーダイヤル | 0120番号、0800番号 |
市外局番 | 東京03番号、大阪06番号をはじめとした全国の市外局番 |
※番号の在庫により、ご希望に添えない場合があります
※050番号の発行は即日、フリーダイヤル・市外局番は数営業日かかります
最短即日から利用できる、IVRy導入の流れ
「IVRy」は、初期費用不要で月額2,980円から利用できるクラウド型のIVR(自動音声応答)サービスを提供しています。以下の4STEPで、簡単に導入可能です。
STEP1:基本情報の入力
アカウント登録ページよりメールアドレス、パスワード、氏名などの基本情報を入力してください。
STEP2:会社情報の入力
会社名、住所などの会社情報を入力してください。アカウント登録が完了すると、すぐにIVRy設定画面を利用できます。
STEP3:分岐ルールの作成
電話対応のルール(分岐)を作成してください。業種やユースケースのテンプレートから作成することもできます。
STEP4:本人確認
「携帯電話不正利用防止法」「犯罪収益移転防止法」に基づき、IVRyのお申し込み時には「本人確認」を行う必要があります。必要情報を入力し、本人確認書類と写真を提出していただくと、最短1〜3営業日で本人確認が完了します。
自動応答(IVR)により電話業務も効率化できる
「IVRy」は、IVRを活用したクラウド型の電話自動応答サービスで、着信時に自動音声ガイダンスが応答し、顧客のボタンプッシュ操作や音声認識に基づいて、適切な案内を自動提供します。
複雑な問い合わせや確認が必要な用件は、音声録音(留守電)やAI電話(ボイスボット)が一次対応し、メールやSMSで内容が通知されるため、電話対応にかかる時間を削減し、業務効率を高めることができます。
PC・スマホから固定電話番号で発信可能
「IVRy」の導入時に「固定電話番号発信オプション」を利用すれば、PCやスマホからIVRyのアプリを使って固定電話番号による発信が可能になります。インターネット環境さえあれば、外出先やリモートワーク中でも固定電話番号を利用できるため、スムーズな顧客対応や電話対応履歴の一括管理に役立ちます。
また、社会的信用度の高い固定電話番号を利用することで、顧客との信頼関係も構築しやすくなるでしょう。
簡単にIP電話を取得したい、電話業務を効率化したい方は、まずは「IVRy」の無料トライアルをお試しください。