IP電話アプリおすすめ【無料で使えるサービス5選】

IP電話アプリは、まず使い勝手や機能性を試してから導入を判断するのがおすすめです。
本記事では、無料で使えるIP電話アプリを「フリープラン・無料トライアルあり」「同一アプリ間通話無料」の2タイプに分けて紹介します。選び方のポイントや導入時の注意点も解説しているのでアプリ選びの参考にしてください。
最近の更新内容
- 2026/06/05の更新 掲載サービスを2026年6月時点の最新情報にアップデートしました 2025/07/21の更新 比較表を2025年7月21日時点の情報にアップデートしました
無料で使えるIP電話アプリはある?
完全無料でどこへでもかけ放題になるようなIP電話アプリは、存在しません。
しかし、「一定期間無料」「同じアプリ同士の通話なら無料」といった、部分的に無料で使えるIP電話サービスや通話アプリはいくつか存在します。
月額無料と通話料無料の違い
「無料」という言葉は、主に「月額基本料が無料」の場合と「特定の条件下で通話料が無料」になる場合の2つの意味で使われます。
種類 | 説明 | 主な用途 | 注意点 |
|---|---|---|---|
月額無料 | 月額基本料が0円のサービス。 | 着信がメインの場合。 | 発信は有料になることがほとんど。ビジネス利用で発信もする場合は、別途通話料がかかります。 |
通話料無料 | 同じアプリ・サービス利用者同士の通話料が0円になるサービス。 | アプリ利用者間の内線通話のような使い方。 | 固定電話や携帯電話への発信は有料です。外部との連絡には向きません。 |
無料アプリを選ぶ際の注意点
無料のIP電話アプリを選ぶ際には、以下の点に注意してください。
- ビジネス利用の限界: 完全に無料でビジネス用途の通話を完結させるのは困難です。多くの場合、着信専用と割り切るか、最低限の有料プランを契約する必要があります。
- 機能制限: 無料プランでは、留守番電話や通話録音といったビジネスに必要な機能が制限されている場合があります。
- 広告表示: アプリ内に広告が表示されるなど、ビジネス利用には不向きなケースもあります。
一定期間無料・フリープランがあるIP電話アプリ【事業利用向け】
フリープランや無料トライアルを提供しているサービスです。契約前に操作感・通話品質を確かめてから導入を判断できます。
サービス名 | アイブリー | SUBLINE | 03Plus |
|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 番号取得料:550円/番号 | 5,000円 |
月額費用 | 3,317円〜(年払い) | 550円〜 | 1,280円〜 |
無料プラン・お試し期間 | フリープラン(30着電まで永続無料) | 7日間無料お試し | 最大31日間無料 |
対応番号 | 050・0ABJ・フリーダイヤル | 050 | 050・0ABJ・フリーダイヤル |
主な機能 | AI自動応答、IVR(電話自動応答)、転送、通話録音・文字起こし | 留守番、転送、通話録音、IVR(電話自動応答) | 通話録音、IVR(自動音声応答) |
アイブリー:30着電まで無料

「アイブリー」は、AIによる自動応答や通話の自動録音・文字起こしなどの機能を30着電まで無料で試せるIP電話アプリです。
有料プランは月額3,317円〜で、スマートフォンアプリとPCブラウザ両方から会社の番号で発着信できます。
050番号だけでなく、東京03・大阪06などの市外局番やフリーダイヤルにも対応しており、事業の規模や用途に合った電話番号を取得可能です。
利用料金 | フリープラン:無料(30着電まで) 月額料金:3,317円〜(年払い・税別) 電話番号維持費:500円/月 |
|---|---|
主な機能 | 新規電話番号取得、アプリ・ブラウザからの発信着信、IVR(電話自動応答) |
「電話業務を効率化したい」という方は、まずは無料でアイブリーをお試しください。
無料アカウント登録フォームはこちら
SUBLINE:7日間無料お試し

「SUBLINE(サブライン)」は、月額550円から利用できるIP電話アプリです。番号取得時には、1番号あたり550円の番号取得料が発生します。
7日間の無料お試し期間が設けられており、実際の操作感と通話品質を確かめてから導入を判断できます。
機能面では、留守番電話や転送機能、通話録音、管理機能に対応しています。IVR(電話自動応答)はオプション機能として利用可能です。
利用料金 | 番号取得料:550円/番号 番号利用料:550円〜/月 |
|---|---|
主な機能 | 留守番電話、転送、通話録音、管理機能、IVR(電話自動応答) |
03Plus:最大31日間無料

「03Plus」は、「東京03」などの市外局番から始まる固定電話番号(0AB-J番号)や050番号、フリーダイヤルが使えるIP電話アプリです。
最大31日間の無料お試し期間を設けており、通話品質や機能を十分に検証してから本契約を決められます。
料金は初期費用5,000円、月額1,280円から利用可能です。通話録音やIVR(自動音声応答)はオプション機能として利用できます。
利用料金 | 初期費用:5,000円 月額料金:1,280円(税別)〜 |
|---|---|
主な機能 | 固定電話番号(0ABJ)・050・フリーダイヤルの利用、共有機能、通話録音、IVR(自動音声応答) |
同じサービス同士なら無料通話できるIP電話アプリ【個人事業主向け】
同じサービスを利用するユーザー間の通話料が無料になるサービスです。社内や取引先との連絡に同一アプリを導入すれば、通話コストを削減できます。
サービス名 | My050 | G-Call050 |
|---|---|---|
初期費用 | 550円 | 550円 |
月額費用 | 550円/6カ月 | 550円/月 |
主な機能 | 転送、海外利用 | 発着信、国際電話 |
My050

「My 050」は、使いたい分だけチャージして利用できるプリペイド式のIP電話アプリです。My050ユーザー同士の通話は無料になるため、同じアプリを利用する相手との連絡では通話料を抑えられます。
My050番号の取得には、設定費550円と6カ月ごとの番号維持費550円が必要です。月額制ではなく、必要な分だけチャージして使えるため、050番号を低コストで持ちたい方に向いています。
利用料金 | 設定費:550円 番号維持費:550円/6カ月(税込) |
|---|---|
主な機能 | My050番号同士の通話無料、転送機能、海外利用 |
G-Call050

「G-Call050」は月額550円で利用できるIP電話サービスです。G-Call050番号同士なら通話料はかかりません。
シンプルな料金体系のため、電話代を抑えながら事業用の050番号を持ちたい方に向いています。2026年3月9日以降の申し込み分から、月額基本料は550円、契約事務手数料は550円に改定されています。
利用料金 | 契約事務手数料:550円(税込) 月額基本料:550円(税込) |
|---|---|
主な機能 | G-Call050番号同士の通話無料、国際電話 |
ビジネス向けIP電話アプリを選ぶ際のポイント3つ
IP電話アプリを選ぶ際は、以下の3つのポイントをチェックすることが大切です。
1. アプリの導入目的を明確にする
IP電話アプリを導入する前に、目的を明確にすることが重要です。目的が明確であれば、課題解決に向けた適切な機能選定ができ、問題が発生した場合でも迅速に軌道修正できます。
導入目的の具体例
- リモートワークや外出先でも会社の電話番号で発着信したい
- 業務用途ごとに電話番号を使い分けたい
- 維持コストや通話料金を抑えたい
特にコストを重視する場合は、「かけ放題」プランのあるアプリを選択することで、予算管理が容易になり、通話コスト削減が期待できます。また、IP電話アプリはコミュニケーションの課題解決を目的に導入されることが多いため、関係部署や現場担当者の意見を集約し、課題を具体化したうえで導入目的を明確にするプロセスが重要です。
2. 必要な機能を整理する
IP電話アプリの導入目的と現状の課題が見えてきたら、次は必要な機能を洗い出します。どのような機能でどの課題を解決するのか、具体的に検討しましょう。それぞれの課題に対して最適な機能を選定することがポイントです。
代表的な機能一覧
- IVR機能:かかってきた電話に対し自動で応答する機能
- 発信・着信機能:架電や受電ができる機能
- 留守番電話機能:電話に出られなかった際にメッセージを録音する機能
- パーク保留機能:保留後に別の担当者につなぐ機能
- 電話帳機能:連絡先を一元管理する機能
- 通話録音機能:通話内容を自動で録音する機能
- 転送機能:かかってきた電話を転送する機能
例えば、電話での顧客対応が中心となる場合は、IVR機能があることで、全ての電話に出る必要がなくなり、業務効率が向上します。また、部署間の連携が重要であれば、パーク保留機能や転送機能が必須となるでしょう。最新のIP電話アプリでは付加価値の高い機能(通話録音や文字起こし機能など)も利用できることがあります。
IVR機能について、詳細は「IVRにできることとは?機能一覧と実際の導入成功事例も紹介」にて解説しているので、ぜひご参照ください。
3. 通話品質をチェックする
IP電話アプリの通話品質はインターネット回線や端末性能に依存するため、利用環境を事前に確認することが重要です。無料トライアルやデモを活用して、以下の点を確認しておきましょう。
- 音声の明瞭度: 声が途切れたり、ノイズが入ったりしないか
- 音声遅延の有無: 発話から相手に聞こえるまでの遅延がないか
- 安定性: 長時間の通話でも品質が安定しているか
- 端末との相性: 使用するスマートフォンやタブレットとの相性に問題はないか
高品質な通話を求める場合は、0AB-J番号(市外局番から始まる番号)に対応したIP電話アプリを選択することで、固定電話に近い安定した通話品質が期待できます。
ただし、インターネット回線の品質、利用環境(無線LANの状況など)、IP電話アプリの性能、その他の要因によって、通話品質は変動する可能性があります。
ビシネス向けIP電話アプリを利用するメリット
ここからは、IP電話アプリを利用するメリットを解説していきます。
導入費用や通話料金を安く抑えられる
IP電話アプリは、スマートフォンやPCにアプリをインストールすれば利用開始できるため、専用機器の設置や配線工事が必要な固定電話と比べて、導入コストを大幅に削減できます。
また、通話料金は「1分あたり10円程度」が一般的です。距離にかかわらず一律料金が適用され、同じアプリ間の通話は無料になるケースもあります。ただし、国際電話や特定番号への発信は別途料金が発生することがあるため、利用目的に応じた適切なプラン選定が重要です。
インターネット環境があればすぐに導入できる
IP電話アプリは、インターネット環境があれば、アプリをインストールしてすぐに利用開始できます。既存のネットワークを活用できるため、新たな設備投資の必要はありません。導入から利用開始までの期間が短いので、すぐに電話環境を整えたい場合や短期プロジェクトにも適しています。
また、クラウドPBXやBYOD(個人端末のビジネス利用)との連携により、複数拠点での内線利用やリモートワークにも柔軟に対応可能です。
用途に合わせて電話番号を使い分けられる
IP電話アプリは、一つのアプリで複数の電話番号を効率的に管理できる点もメリットです。例えば、部署や担当業務ごとに異なる電話番号を設定できるため、電話の取り次ぎや折り返し対応を効率化できます。 また、BYODを採用している企業では、仕事とプライベートの電話番号を使い分けることで、従業員のストレス軽減や業務効率の向上が期待できるでしょう。
さらに、電話番号ごとに通話履歴や通話料金を管理できるため、経費精算や業務分析もスムーズに行えます。
スマートフォンやタブレットから代表電話番号の発着信ができる
IP電話アプリは、スマートフォンやPC、タブレットからも会社の電話番号で発着信できるため、外出 先やテレワーク環境でもオフィスと同じ感覚で通話が可能です。特にモバイル端末で発着信できる点は、テレワークや外出の多い企業にとって大きなメリットでしょう。
詳しくは関連記事の「固定電話の着信をスマホで受けるには?おすすめアプリやサービス、選び方を解説」をご覧ください。
ビジネスにIP電話アプリを利用する際の注意点
法人向けIP電話アプリは、コスト削減や利便性向上に貢献する便利なツールですが、導入前に理解しておくべきデメリット(注意点)も存在します。ここでは、主な3つのデメリットと、それぞれに対する具体的な対策について解説します。
インターネット環境に依存するため通話品質が不安定になることがある
IP電話はインターネット回線を利用するため、通信環境によっては通話品質が不安定になることがあります。例えば、Wi-Fiの電波が弱い場所や、多くの人が同時にインターネットを利用している環境では、音声が途切れたり、ノイズが入ったりする可能性があります。安定した通話品質を求める場合は、契約前に無料トライアルなどを利用して、実際の利用環境でテストすることをおすすめします。
緊急通報(110番・119番)や一部の特殊番号に発信できない
多くのIP電話アプリでは、110番(警察)や119番(消防)といった緊急通報や、一部のフリーダイヤル(0120)、ナビダイヤル(0570)などの特殊な番号に発信できない場合があります。これは、IP電話の仕組みによるもので、発信先の特定が難しいことなどが理由です。ビジネスでこれらの番号にかける機会がある場合は、代替手段を確保しておくか、これらの番号にも発信可能なIP電話サービスを選ぶ必要があります。
詳しくは「050(IP電話)は緊急電話ができない!?対処法をご紹介!」をご覧ください。
ネットワーク障害時に利用できなくなる可能性がある
IP電話アプリは、通話にインターネット回線を使用するため、ネットワーク障害が発生すると利用できなくなる可能性があります。
特に、Wi-Fi接続のみで利用している場合、停電などでWi-Fiルーターが停止すると通話不能になる事態が考えられます。
BCP(事業継続計画)の観点からは、こうしたリスクを最小限に抑えるため、Wi-Fiだけでなく複数キャリアのモバイル回線を契約するなどの対策が推奨されます。
高品質な通話を求める場合は、0AB-J番号(市外局番から始まる番号)に対応したIP電話アプリを選択することで、固定電話に近い安定した通話品質が期待できます。ただし、インターネット回線の品質、利用環境(無線LANの状況など)、IP電話アプリの性能、その他の要因によって、通話品質は変動する可能性があります。
よくある質問
Q :iPhoneで利用できるIP電話アプリは?
記事で紹介したIP電話アプリは全てiPhoneに対応しています。多くの場合、App Storeで提供されている公式アプリをインストールし、登録するだけで利用を開始できます。
App Storeのリンクを一部紹介するので、以下からチェックしてみてください。
Q :月額無料で使えるIP電話アプリは?
2025年7月時点で、電話番号を取得するIP電話アプリで月額料金が無料のサービスはありません。安定した通話品質やセキュリティ体制を維持するため、一定の費用が必要となります。
ただ、多くの法人向けサービスでは初期費用が無料であったり、無料トライアル期間が設けられたりしています。まずは試用期間で使用感を確かめてみるのが良いでしょう。
Q :個人事業主におすすめのIP電話アプリは?
本記事で紹介した中では「アイブリー」がおすすめです。月額3,317円〜と導入しやすい料金体系でありながら、ビジネスに必要な機能が充実しています。
かかってきた電話に自動音声で応答したり、全ての通話を自動で録音したりする機能は、業務の効率化に貢献するでしょう。
スマホで今すぐ試せる
無料でアカウントをつくる電話対応を効率化する
資料をダウンロードするQ :いま使っている電話番号をそのまま利用できますか?
現在お使いの電話番号をIP電話アプリで利用する方法は主に2つあります。
一つは「番号ポータビリティ(LNP) 」を利用し、現在の電話番号をIP電話サービスにそのまま移管する方法です。新しい番号を取得する必要がなく手間がかかりませんが、利用するには番号の種類など条件があります。
もう一つは、通信キャリアが提供する「転送サービス 」を利用する方法です。既存の番号への着信をIP電話アプリに転送するため、番号ポータビリティが利用できない場合でも対応できます。
Q :海外での利用方法と通話料金は?
海外出張中や旅行中でも、Wi-Fiなどのインターネット環境があれば、日本にいる時と同じようにIP電話アプリで発着信が可能です。追加の設定や手続きは基本的に不要です。
国際電話の料金は、従来の電話回線に比べて大幅に安く設定されています。例えば、アメリカや中国への通話が1分あたり数円から数十円で利用できるサービスもあり、海外との通信コストを大きく削減できます。ただし、料金は通話先の国や契約プランによって異なるため、利用前に公式サイトで必ず確認してください。
詳しくは「IP電話で海外への国際電話料金を削減!おすすめのサービスと利用の注意点を解説」をご覧ください。
料金プランについては下記からもご覧いただけます。
