050の電話番号(IP電話)は通話料がかかるの?料金と仕組みを解説!
050で始まる電話番号(IP電話)は、インターネット回線を利用した電話で、IP電話と呼ばれるものの一種です。
一般加入電話や携帯電話よりも月額使用料・通話料が安いことが知られていますが、具体的な導入方法に悩む方も多いのではないでしょうか。
例えば、最短5分で050番号を取得できるIP電話サービスを利用すれば、簡単に電話番号を導入することが可能です。
これにより、コストを抑えながらビジネス用の電話環境を整えることができます。
この記事では、050番号の料金や仕組みに加え、このようなサービスを活用するメリットについても詳しく解説します。
- そもそも050で始まる電話番号(IP電話)はなに?
- 050で始まる電話番号(IP電話)の仕組み
- IP電話とひかり電話やインターネット電話との違いは?
- IP電話と0ABJ番号との違いは?
- 050で始まる電話番号(IP電話)の料金
- 050で始まる電話番号(IP電話)が安い理由
- 050plusの利用料金
- 050の通話料金が無料になる例
- おすすめの050サービス8選
- 電話自動応答サービスIVRy(アイブリー)
- Skypeオンライン番号
- G-Call050
- 050 plus
- LaLa Call
- My050
- SMARTalk
- O'ZZIO 050 Home/Personal
- 簡単に事業用の電話番号を取得する方法
- IVRyの無料アカウント登録
- 転送設定で既存の番号維持も
- 電話自動応答として便利な機能も多数
- 050番号(IP電話)を選ぶポイント
- 価格の安さ
- 機能の豊富さ
- 導入の速さ
- 一般加入電話(アナログ回線電話)の仕組み
- 携帯電話の仕組み
- IVRyなら最短即日でIP電話番号を取得できます
- 050番号や市外局番、フリーダイヤルも取得可能
- 最短即日から利用できる、IVRy導入の流れ
- 自動応答(IVR)により電話業務も効率化できる
- PC・スマホから固定電話番号で発信可能
そもそも050で始まる電話番号(IP電話)はなに?
そもそも、050から始まる電話番号はIP電話の電話番号です。インターネット回線を利用しているので、電話機や電話回線を使わないという特徴があります。
050の電話番号について詳しく知りたい方は「050から始まる電話番号とは?営業・勧誘の悪質な電話なの?」をご覧ください。
050で始まる電話番号(IP電話)の仕組み
050で始まる電話番号は、IP(Internet Protocol)電話と呼ばれるとおり、インターネット回線を利用した電話です。電話をかけた側では音声を電気信号に変換し、インターネット回線を通じて相手へ届けています。電話を受ける側では、インターネット回線を通じて届いた信号データを音声へ変換することで、通話が成立しているのです。
IP電話はインターネット回線が使える環境であれば、基本的に通話品質が落ちることはありません。通信環境が不安定な場合、通話品質が落ちることがあります。
IP電話とひかり電話やインターネット電話との違いは?
ひかり電話は光ファイバーネットワークを使用した通信方法で、固定電話番号を引き継げる上、や高品質な通話が可能です。ただし、通話料金はIP電話よりもやや高くなる傾向があります。 ひかり電話を利用するにはインターネット光回線との同時契約が必要であり、電話のみの利用には対応していません。
インターネット電話は、IP電話とは異なり、一般の公衆回線を利用した通話方式です。電話番号が存在しないという特徴もあります。 プライベートなやり取りには適していますが、ビジネス利用の場合はIP電話の方が適切でしょう。
IP電話と0ABJ番号との違いは?
IP電話はインターネットを通じた音声通信に使用される技術であり、日本の電話番号の形式の一つです。0ABJ番号は0の後に続く9桁の数字を「ABCDEFGHJ」とアルファベットで表した10桁の番号で表します。
IP電話はインターネットに接続されたデバイスを使用して通話を行う一方、0ABJ番号は日本国内の電話回線を通じて通話を行います。
050で始まる電話番号(IP電話)の料金
050で始まる電話番号(IP電話)から発信した場合、固定電話へは3分10円、携帯電話へは1分18円ほどの通話料金がかかります。ただし050で始まる電話番号(IP電話)同士で通話した場合、料金は無料になることが多いです。
さらに、通常では初期費用や月額基本料がかかりますが、050で始まる電話番号(IP電話)は初期費用が無料となっていることも多く、月額基本料も数百円程度~と格安です。
固定電話でも通話料は同等ですが、初期費用に数万円の工事費用や加入料がかかることもあり、月額料金は数千円程度となっています。
050で始まる電話番号(IP電話)が安い理由
上で示したように、050で始まる電話番号(IP電話)はインターネット回線を介したものです。一方、一般加入電話や携帯電話は交換局・基地局が必須となります。そのため050で始まる電話番号(IP電話)に比べてコストがかかるのです。
050plusの利用料金
また、050で始まる電話番号(IP電話)については各社から色んなサービスがありますが、ここではNTTコミュニケーションズによる050plusを例に、料金を解説します。050plusについて詳しく知りたい方は「通話アプリ「050plus」とは?」をご覧ください!
050plusの利用料金は、月額基本料330円です。固定電話への通話料は8.8円/3分、携帯電話への通話料は17.6円/分となっています。 一般加入電話では月額基本料1,595円~、固定電話への通話料が9.35円/3分~、携帯電話への通話料は17.6円/分となっており、比べてみると050で始まる電話番号(IP電話)の方が料金が安いことが分かります。
これは050plusだけに限らず、050で始まる電話番号(IP電話)を提供している各社とも同程度の料金設定です。
050の通話料金が無料になる例
050で始まる電話番号(IP電話)は、一定の条件を満たせば通話料金を無料にすることができます。050plusで言えば、同じく050plusの契約者や、OCNドットフォン、@nifty、@TCOM、ASAHIネットほか、提携しているプロバイダとの通話料が無料になります。全国で300万番号ほどが対象です。
おすすめの050サービス8選
050電話番号を取得できるおすすめのサービスをいくつかご紹介します。
電話番号を取得するだけのものから、電話業務効率化のために嬉しい機能がついたサービスなど、計8サービスを紹介します。
電話自動応答サービスIVRy(アイブリー)
電話自動応答サービスIVRy(アイブリー)では、登録と同時に050の電話番号を取得することができます。初期費用は無料で、即日利用することができます。050の番号を取得できるだけではなく、自由な再生テキストで自動案内をカスタマイズできたり、顧客管理機能など電話業務を効率化する様々な機能がついています。月額使用料は3,300円で通話料は着信の場合:3.3円/分、転送の場合:14.3円/分です。
Skypeオンライン番号
コミュニケーションアプリのSkype(スカイプ)でも、050番号を取得することができます。さまざまなプランがありますが、月額使用料は850円、1分ごとに3円の通話料がかかります。Skype同士の通話料は無料です。
G-Call050
G-Call050は株式会社ジーエーピーが運営する050番号サービスです。
世界中どこからでも日本へ格安に通話できることが特徴です。
日本の固定電話には3分ごとに8.8円、携帯電話には1分ごとに17.6円の料金で通話ができます。
050 plus
050plus(ゼロ ゴー ゼロ プラス)は、NTTコミュケーションズが提供する050サービスです。月額使用料は330円で、通話料は3分8.8円です。050plus同士の通話料は無料です。
LaLa Call
LaLa Call(ララコール)は、mineo(マイネオ)などで知られるオプテージが提供する050サービスです。月額使用料は110円、固定電話への通話料は3分8.8円、携帯電話への通話料は30秒8.8円です。LaLa Call同士の通話料は無料です。 法人向けのビジネスLaLa Callの場合、月額550円で5番号まで持つことができるプランや、月額2,750円で内線機能も使えるプランなどがあります。
My050
ブラステルによるMy050は、無料で050番号を発行することができます。取得した電話番号から発信する・電話をかける場合は有料となり、課金利用が1年間ない場合、電話番号は無効になります。スマートフォンにアプリを入れて使うことを前提としています。My050同士の通話料は無料になります。
SMARTalk
楽天モバイルによるSMARTalkは、無料で050電話番号を発行することができます。ただし同じクレジットカードで取得できる番号は1つまでで、2つ目からは番号発行手数料が550円ずつかかります。スマートフォンにアプリを入れて使うことが前提になっています。SMARTalk同士の通話は無料になるほか、提供事業者との通話が無料になります。
O'ZZIO 050 Home/Personal
株式会社ピーシーデポのO'ZZIO 050 Home/Personalも、無料で050番号を取得することができます。
ozzio050で内線を利用した場合やozzio050同士の通 話なら通話料も無料になります。
簡単に事業用の電話番号を取得する方法
電話自動応答のIVRy(アイブリー)で無料アカウントを取得し、会社情報をご入力いただくことで050から始まる電話番号を取得することが可能です。
IVRyの無料アカウント登録
最初の登録画面で、「会社名」「メールアドレス」「事業所数」などの必要な情報を入力します。2ページ目では、会社のより詳細な情報を入力いただきます。
事業所情報や二段階認証が可能な電話番号などを入力します。入力を完了すると、すぐに050から始まる番号を取得することが可能に。さらにクレジットカード情報を登録することで、ブラウザからの発信ができるようになります。
転送設定で既存の番号維持も
もともと利用している既存の番号がある場合も、既存番号への着信をIVRyで取得した050番号に転送する設定をすることができます。これによって、既存の番号変更を行わずに、IVRyの各種機能をご利用いただくことも可能です。
電話自動応答として便利な機能も多数
IVRy(アイブリー)は電話番号の取得が可能になるだけでなく、電話自動応答システムとして便利な機能を多数搭載しています。
- 自由な音声ガイダンス
- SMS自動返信
- 受電通知
- 着信フロー・分岐設定
- 電話転送
- 通話録音
- 電話履歴管理
など、分岐設定にあわせて電話対応を変えることが可能です。簡単な問い合わせを自動音声で返したり、予約フォームをSMSで送ったり、電話内容を確認してから折り返したりすることで電話業務の効率化を実現できます。
050番号(IP電話)を選ぶポイント
価格の安さ
050番号(IP電話)の利点は価格が安いことです。通話料金はどこも大差ありませんが、初期費用や月額基本料は業者によって異なります。月額基本料が高く設定されているところは、音質が良かったり、付加機能が利用できることもあります。
機能の豊富さ
050番号(IP電話)はPCやスマホのアプリと連携がしやすいことも大きな特徴です。履歴保管機能、通話録音機能、顧客管理機能など様々な機能と連携できる場合がありますので、目的に応じて使いやすいものを選びましょう。
導入の速さ
050番号(IP電話)を導入する時に回線工事などは不要です。しかし、業者によっては導入前に打ち合わせが必要になることもあります。申し込んだらすぐに使えるタイプから、数時間待つ必要があるものなど様々ありますので、いつ電話番号が必要なのか考えておくと良いでしょう。
一般加入電話(アナログ回線電話)の仕組み
従来のような、電話線を通じた一般加入電話は、糸電話を強力にしたような仕組みになっています。糸ではなく電線(銅線)を用い、また交換局を設けることで、糸代わりの電線がピンと張っていなくても、遠くまで声を届けることが可能になりました。しかし遠くにかけるほど通話品質が落ちる一方、遠くにかけるほど電話料金が高くなってしまいます。
携帯電話の仕組み
携帯電話は、一般加入電話を無線にしたような仕組みになっています。まず、電話をかける側では音声を電気信号に変換し、無線電波に乗せて近くにある基地局へ送ります。基地局へ届いた電気信号は、全国に設置されている交換局を経由し、最終的には相手の近くにある基地局を経て、相手の元へ届きます。
IVRyなら最短即日でIP電話番号を取得できます
IP電話番号の取得には、クラウドPBXサービスや無料アプリの利用など複数の方法がありますが、電話自動応答「IVRy(アイブリー)」の導入により、最短即日で050IP電話番号を取得できます。
また、050の電話番号は、誰でも利用できることに加え、既存のインターネット回線を利用すれば導入コストがかからず、個人以外にも多くの企業・公的機関で利用されています。
さらに、支店間・事業所間などで050の電話番号を使用すれば、通話料はかかりません。
会社の通信費を抑えたい、スマホを内線化したいという方は、ぜひIVRy(アイブリー)をご検討ください。
050の電話番号(IP電話)は通話料がかかるの?料金と仕組みを解説!
また、すぐに050電話番号が取得できるサービス比較もしているので、ぜひ参考にしてみてください。
【2024年11月更新】050電話番号が取得できる6社の価格やサービスを比較!
050番号や市外局番、フリーダイヤルも取得可能
「IVRy」では、050番号をはじめ、市外局番、フリーダイヤルまで、さまざまな番号種別の選択肢があり、幅広いビジネスニーズに対応できます。
電話番号種別 | 取得できる電話番号 |
---|---|
IP電話 | 050番号 |
フリーダイヤル | 0120番号、0800番号 |
市外局番 | 東京03番号、大阪06番号をはじめとした全国の市外局番 |
※番号の在庫により、ご希望に添えない場合があります
※050番号の発行は即日、フリーダイヤル・市外局番は数営業日かかります
最短即日から利用できる、IVRy導入の流れ
「IVRy」は、初期費用不要で月額2,980円から利用できるクラウド型のIVR(自動音声応答)サービスを提供しています。以下の4STEPで、簡単に導入可能です。
STEP1:基本情報の入力
アカウント登録ページよりメールアドレス、パスワード、氏名などの基本情報を入力してください。
STEP2:会社情報の入力
会社名、住所などの会社情報を入力してください。アカウント登録が完了すると、すぐにIVRy設定画面を利用できます。
STEP3:分岐ルールの作成
電話対応のルール(分岐)を作成してください。業種やユースケースのテンプレートから作成することもできます。
STEP4:本人確認
「携帯電話不正利用防止法」「犯罪収益移転防止法」に基づき、IVRyのお申し込み時には「本人確認」を行う必要があります。必要情報を入力し、本人確認書類と写真を提出していただくと、最短1〜3営業日で本人確認が完了します。
自動応答(IVR)により電話業務も効率化できる
「IVRy」は、IVRを活用したクラウド型の電話自動応答サービスで、着信時に自動音声ガイダンスが応答し、顧客のボタンプッシュ操作や音声認識に基づいて、適切な案内を自動提供します。
複雑な問い合わせや確認が必要な用件は、音声録音(留守電)やAI電話(ボイスボット)が一次対応し、メールやSMSで内容が通知されるため、電話対応にかかる時間を削減し、業務効率を高めることができます。
PC・スマホから固定電話番号で発信可能
「IVRy」の導入時に「固定電話番号発信オプション」を利用すれば、PCやスマホからIVRyのアプリを使って固定電話番号による発信が可能になります。インターネット環境さえあれば、外出先やリモートワーク中でも固定電話番号を利用できるため、スムーズな顧客対応や電話対応履歴の一括管理に役立ちます。
また、社会的信用度の高い固定電話番号を利用することで、顧客との信頼関係も構築しやすくなるでしょう。
簡単にIP電話を取得したい、電話業務を効率化したい方は、まずは「IVRy」の無料トライアルをお試しください。