電話番号の種類一覧!固定電話、携帯電話、IP電話ほか
市外局番で始まる電話番号のほか、0120で始まるフリーダイヤル、0570で始まるナビダイヤル、090・080・070で始まる携帯電話など、電話番号には様々な種類があります。この記事では、日本で使われている電話番号の種類についてくわしく解説します。
市外局番から始まる電話番号
市外局番から始まる電話番号は、一般に「固定電話」と呼ばれるサービスの番号です。日本ではすべて、0から始まる市外局番が付いています。続いて「市内局番」と呼ばれる番号が続き、最後に加入者番号が割り振られるような形です。
日本では北側、つまり北海道に「01」から始まる市外局番が割り当てられ、九州・沖縄に「09」で始まる市外局番が割り当てられています。
固定電話に関しては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください!
「固定電話を持つか悩む新規事業者へ 〜固定電話を持つメリット・デメリット〜」
「法人が固定電話を格安で運用するには?おすすめの運用法を解説!」
090、080…などの3ケタから始まる電話番号
090、080、070で始まる電話番号は、携帯電話で使用されている番号です。
050はIP電話で利用されています。
020は以前ポケベルで利用されていた番号ですが、現在ではIoTデバイス専用の番号として利用されています。
これらの番号について、詳しくは以下の記事でもご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください!
「050番号とは?意外と知らない050電話の仕組みやメリットを解説!」
「IP電話とは?固定電話との違いやメリットとデメリットも簡単に説明!」
0120、0570、0800…などの4ケタから始まる電話番号
0120、0570など、ふたつの0に2ケタの番号が挟まれた形の番号は、各電話会社が提供するサービスに設定された番号です。
たとえば、0120で始まるフリーダイヤル、0570で始まるナビダイヤル、0800で始まるフリーダイヤルなどが良く知られています。
これらの番号について、詳しくは以下の記事でもご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください!「0120から始まる電話番号を転送する方法とは?費用感なども解説!」
「0570から始まる電話番号はどこから?料金形態など解説!」
001、0041…などの00から始まる電話番号
00から始まる電話番号は、電話会社選択番号と呼ばれ、NTTコミュニケーションズ以外の電話会社を中継する場合に使われます。
例えばKDDIの「001」、ソフトバンクの「0041」などを頭につけて電話をかけると、通話料金が割引になるような仕組みです。このほか、格安スマホと呼ばれるMVNO各社でも同様の番号があります。近年ではアプリを利用することで発信時に自動的に頭に番号を付ける「プレフィックス」という仕組みが使われるようになり、利用者が発信時に番号を付与する手間がなくなっています。
110、119…などの1で始まる電話番号
110、119、104などの1で始まる電話番号は、緊急性もしくは公共性の意味を持つ番号です。 警察の「110」、火事や救急時の「119」、時報「117」、天気予報「177」、番号案内「104」、話し中調べ「114」などがよく知られています。
これらの番号は050で始まるIP電話からは発信ができません。いざと言う時は最寄りの警察署や消防署の電話番号を調べて、直接電話をかけるのが良いでしょう。詳しくは以下の記事でもご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください!
「050(IP電話)は緊急電話ができない!?対処法をご紹介!」
2~9から始まる電話番号
もし2~9で始まる電話番号から電話が来たら、これは市内の固定電話から電話がかかってきています。スマホしか触ったことがない方は知らないかもしれませんが、相手が固定電話同士で市内同士だった場合、市外局番をつけずに電話をかけることができます。携帯電話やスマホが普及する以前は、地域の電話連絡網などでよく使われていました。
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