0120から始まる電話番号を転送する方法

執筆者 : IVRy編集部
0120から始まる電話番号はフリーダイヤルと呼ばれる電話サービスです。通常の電話では、電話をかけた人(発信側)が通話料を支払いますが、フリーダイヤルに電話をかける場合は、フリーダイヤル契約者(着信側)が通話料を支払います。実際にフリーダイヤルを契約中の方は、フリーダイヤルにかかってきた電話を自分の携帯電話に転送することができます。つまりフリーダイヤルを自分の携帯電話で受電できるということです。0120から始まる電話番号を転送する方法を紹介します。

0120から始まる電話番号はフリーダイヤルと呼ばれる電話サービスです。通常の電話では、電話をかけた人(発信側)が通話料を支払いますが、フリーダイヤルに電話をかける場合は、フリーダイヤル契約者(着信側)が通話料を支払います。

実際にフリーダイヤルを契約中の方は、フリーダイヤルにかかってきた電話を自分の携帯電話に転送することができます。つまりフリーダイヤルを自分の携帯電話で受電できるということです。0120から始まる電話番号を転送する方法を紹介します。

0120番号とは?

0120はフリーダイヤル

0120から始まる電話番号は「着信課金電話番号」と言って、通称「フリーダイヤル」「フリーコール」などと呼ばれているものです。これらフリーダイヤルは、番号の契約者が通話料金を支払う仕組みになっており、もしフリーダイヤル宛に電話を発信しても、通話料金は発生しません。

また、フリーダイヤルから電話がかかってくることもありますが、この場合もフリーダイヤル契約者が通話料金を支払います。もしフリーダイヤルからかかってきた電話に出ても、通話料金を請求される心配はありません。

フリーダイヤルについての詳しい説明は「フリーダイヤル(0120・0800)とは? 番号の取得方法や導入のメリットを紹介」をご覧ください。

料金の仕組み

フリーダイヤルを導入したい場合、その費用はサービス利用料に加えて通話料が加算されます。NTTの場合、1フリーダイヤル番号あたり2,200円もしくは1回線あたり1,100円の料金のいずれかのプランを選択します。コールセンターなど回線数が多い場合は1フリーダイヤルごとのプランがおすすめです。

多くの企業に使用されている

フリーダイヤルは多くの企業で使われています。フリーダイヤルがあることで知名度が上がったり、企業への信頼感・安心感が増す傾向がみられるようです。

このほか、フリーダイヤルは場所を問わず利用できるので、県をまたいだ移転に際しても番号を変えることなく使い続けることができます。また、市外局番が時に距離感を生む要因になりますが、フリーダイヤルは全国統一なので、心理的な距離感をなくすのに一役買うと言われています。

0800や0570などの他のフリーダイヤルと何が違う?

0800から始まる番号は、0120と同じくフリーダイヤルです。0120で始まる番号が枯渇してきたため、新たに1999年に0800で始まるフリーダイヤルが開放され、0120で始まる番号と同様に利用されています。

詳しくは、「0800から始まる電話番号はどこから?迷惑電話なの?」をご覧ください!

0570で始まる番号は「ナビダイヤル」と呼ばれ、フリーダイヤルとは異なるサービスです。フリーダイヤルと同じく全国統一の電話番号となりますが、ナビダイヤルに電話をかけた場合、通話料は有料となります。

詳しくは、「0570から始まる電話番号はどこから?料金形態など解説!」をご覧ください!

0120から始まる電話番号を転送する方法

0120から始まる電話番号(フリーダイヤル)を転送するには、NTT東西各社が提供する「ボイスワープ」を利用するか、もしくは他社が提供する電話転送サービスを利用する必要があります。

ボイスワープを利用する

0120から始まる電話番号(フリーダイヤル)を転送するには、NTT東西各社が提供する「ボイスワープ」を利用するか、もしくは他社が提供する電話転送サービスを利用する必要があります。ボイスワープは、NTT東日本・西日本による電話転送サービスで、月額基本使用料が550円(税込)~となっているほか、初めて契約する際に工事費用がかかります。

ボイスワープについて、詳しく知りたい方はこちらの記事を合わせてご覧ください!

電話転送サービスを利用する

他社が提供する電話転送サービスには、大規模なコールセンター向けの電話交換(PBX)サービスと、低コストなクラウドPBXなどがあります。コールセンター向きの電話交換サービスでは、月額基本使用料が数十万円、電話交換機本体の導入費用が数万~数百万円、電話交換機のメンテナンス費用が数万~数十万円かかります。クラウドPBXはインターネット回線を利用した電話転送サービスで、月額数千円~と、手ごろな料金で使用できます。

クラウドPBXについて、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

0120から始まる電話番号(フリーダイヤル)を使う方法

0120から始まる電話番号(フリーダイヤル)は、NTTの子会社「NTTコミュニケーションズ」が提供する電話サービスです。フリーダイヤルを利用したい場合、NTTコミュニケーションズへの申込と、開通工事が必要です。すでに使用されている番号や、間違えられやすいとされる番号をのぞき、希望の番号を選択できます。0120から始まる電話番号は、契約料1,100円(税込)~と、使用するオプションごとに使用料が毎月かかります。また、工事費用、都度の通話料がかかります。

フリーダイヤルを持つことで、顧客が電話を気軽にかけやすくなったり、営業電話が来なくなるなどのメリットがあります。別途追加可能なオプションメニューも豊富で、迷惑電話対策、音声ガイダンスによる案内機能、コール分析など、ビジネスチャンスを大きく拡大することが可能です。

0120の電話転送は通話料金に注意!

注意したいのは、0120から始まる電話番号を、別の番号に転送したい場合は、二重で料金が発生することです。フリーダイヤルの着信通話料と、別の電話番号への転送通話料との、両方の料金がかかってしまいますので、どのサービスを選ぶかよく考えましょう。

ツールで複数の回線に電話転送する方法

電話自動応答のIVRy(アイブリー)をご利用いただくことで、複数の回線に電話転送する機能を利用することが可能です。

分岐を設定

電話自動応答のIVRy(アイブリー)では、分岐設定をしておくことで、かかってきた電話の振り分けをすることが可能です。分岐の先では電話転送、音声読み上げ、通話録音、SMS送信が設定でき、電話の内容に応じて対応を切り替えることができます。

電話自動応答として便利な機能も多数

IVRyは電話転送だけでなく、電話自動応答システムとして便利な機能を多数搭載しています。

  • 自由な音声ガイダンス
  • SMS自動返信
  • 受電通知
  • 着信フロー・分岐設定
  • 電話転送
  • 通話録音
  • 電話履歴管理

など、分岐設定にあわせて電話対応を変えることが可能です。簡単な問い合わせを自動音声で返したり、予約フォームをSMSで送ったり、電話内容を確認してから折り返したりすることで電話業務の効率化を実現できます。

IVRyなら0120の電話転送でも格安運用ができる!

既存電話番号を転送可能

IVRyはすでにお持ちの電話番号を転送して運用することができるので、フリーダイヤルを契約中の方でも問題ありません。

IVRyの導入費用や、電話転送費用は別途かかってしまいますが、それでもIVRyを一度使えば、おつりが来るほどトクをしていることが分かるでしょう。

ビジネスに便利な機能が豊富

IVRyは自動電話応答を始め、メールやLINEへの受電通知、顧客管理機能、通話録音機能など、ビジネスに便利な機能が豊富です。これらを利用するためにオプション料金が発生することはありません。

最短5分、月額3,000円〜利用可能

IVRyは申し込んだら最短5分で稼働でき、月額3,000円~という低コストで運用できます。もし0120や0800などフリーダイヤルと併用する場合は、050番号への転送料30円/3分、ボイスワープ利用料550円/月などがかかります。

電話転送を使うとフリーダイヤルの着信料に加えて050番号への転送料がかかってしまいますが、様々な便利機能を一緒に使うことができる点や、自動応答機能の月額コストなどを他社と比べていただければ、コストパフォーマンスがとても良いことがお分かりいただけると思います。

IVRyを活用して、あなたのビジネスをもっと楽しく、もっと快適にしましょう!

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IVRy編集部

(株式会社IVRy / IVRy編集部)

IVRy編集部です。電話に関する様々な情報をわかりやすく解説します。 【IVRyとは?】 IVRy(アイブリー)は1日100円から利用できる電話自動応答サービス(IVRシステム)です。自由な分岐設定と自動応答・SMS返信・電話の転送(リダイレクト)・録音機能を活用し、営業電話・顧客からの問い合わせ・注文・予約等の様々なシーンを自動化します。また、営業時間内と営業時間外でルールを変えることや、電話履歴の確認や顧客登録機能等、多数の便利な機能が存在しています。

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