ひかり電話をボイスワープ転送するには?設定方法を解説!
ボイスワープとは、NTT東日本・西日本による電話転送サービスです。契約している電話番号にかかってきた電話を、別の電話番号へ転送することができます。外出中に自宅や会社にかかってきた電話を、外出先のスマホに転送させることで、いつでも固定電話を受けることができるというサービスです。
この記事では、ボイスワープの設定方法を解説します。
設定方法①電話で設定
ボイスワープを契約している電話から、「142」へ電話をかけます。流れてくる音声ガイダンスの指示に従って電話機の番号を操作することで、ボイスワープの設定が可能です。たとえば、転送サービスを停止するときは、「142」+「0」、転送先の電話番号を登録するときは「142」+「2」のあとに電話番号をプッシュします。
なお、設定にはプッシュ信号を送信できる電話機が必要なので、一部の電話機ではご利用できない場合があります。
設定方法②リモートコントロール設定
外出先の携帯電話や公衆電話などほかの電話からも、ボイスワープの設定をすることができます。その場合はリモートコントロール用アクセス番号へ電話をかけ、音声ガイダンスに従って電話機のボタンをプッシュすることで、ボイスワープの設定が可能です。
設定方法③ネットで設定
PCやスマホ、携帯電話などでボイスワープ設定サイトにログインすることで、ボイスワープの設定をすることもできます。初めてネットで設定するときには、あらかじめボイスワープを契約した電話から「仮パスワード設定番号」へ発信し、ガイダンスに従って仮パスワードを設定しておく必要があります。契約していない携帯電話などから発信しても、仮パスワードを設定することはできません。
ボイスワープの転送方法
ひかり電話の転送設定方法は、NTT東日本と西日本でほとんど同様ですが、リモートコントロールで転送先を変更したいときの設定方法が少し異っています。リモートコントロール用のアクセス番号も各地域に用意されているので、お近くの地域をお探しください。詳しくはお近くのNTTへご確認ください。
NTT東日本の場合
NTT東日本のリモコン用アクセス番号は、03-6304-4141です。このほか、各地域にアクセス番号が用意されているので、お近くの番号を選んで発信してください。
その後、ボイスワープを契約中の電話番号を発信→「#」→「暗証番号」→「#」→「2」→「1」→転送したいリスト番号「1」~「4」→「1」と操作します。
また、リモコン用暗証番号を「なし」に設定している場合、暗証番号の入力は不要です。転送したいリスト番号は、別途登録しておく必要があります。
NTT西日本の場合
NTT西日本のリモコン用アクセス番号は、06-6480-6142です。このほか、各地域にアクセス番号が用意されているので、お近くの番号を選んで発信してください。
その後、ボイスワープを契約中の電話番号を発信→「#」→「暗証番号」→「#」→「2」→「転送したいリスト番号「1」~「4」→「1」と操作します。
NTT東日本と比べると転送したいリスト番号を操作する前に「1」をプッシュするのが東日本、プッシュしないのが西日本となっています。
ボイスワープの利用料
ひかり電話のボイスワープの利用料は、月額550円、工事費2,200円となっています。この月額利用料は、ひかり電話の月額利用料に加算されます。
ひかり電話を申し込みする際にボイスワープを同時に申し込むと、工事費が割引されることがあります。
このほか、転送元から転送先への通話料がかかります。電話をかけてきた相手は、転送元まで(かけた電話番号まで)の通話料だけが発生するので、電話をかけてくる相手に負担が増すことはありません。 また、電話を転送したが出なかった場合、話し中だった場合は、通話料は発生しません。
ボイスワープとIVRyを組み合わせて便利にコストダウン
法人でひかり電話やボイスワープを検討されているなら、電話自動応答サービスIVRy(アイブリー)もぜひ一緒にご検討ください!IVRyは、電話をかけると「○○の問い合わせは1番をプッシュしてください…」と案内するサービスをご提供しています。
流れるガイダンスはテキストを編集するだけでAIが自動的に読み上げてくれるので、わざわざ音声を録音して用意する必要はありません。
このほか、メールやLINEなどへの受電通知や、ホワイトリスト・ブラックリスト機能を活用することで、普段の電話業務がぐんとラクになりますよ。
顧客管理機能も充実しており、顧客からの受電履歴や、やり取りのメモ、録音を確認することができます。これらの情報は従業員全員で共有できるので、ミスやクレームを減らすことにもつながりますね。 こんなに便利な機能がつまって、IVRyは月額3,300円〜と格安。ひかり電話のボイスワープとIVRyを組み合わせることで、電話業務を効率化しながらコストダウンができますよ。ぜひ法人専用回線と比べてみてくださいね!