【法人向け】スマホでもう一つ電話番号を取得する方法!おすすめサービスも紹介

最終更新日:
執筆者 : IVRy編集部
本記事では、1台のスマートフォンでもう一つ電話番号を取得するための具体的な方法とそれぞれの注意点を解説します。

仕事とプライベートの使い分けや、Webサービスの複数アカウント利用など、1台のスマートフォンで複数の電話番号を持ちたいというニーズが高まっています。法人においても、コスト削減や業務効率化の手段として注目されるようになりました。

このようなニーズに応える方法として、キャリアの副回線サービスやデュアルSIMの活用、そしてクラウド型IVRサービスの利用といった選択肢があります。

本記事では、1台のスマートフォンでもう一つ電話番号を取得するための具体的な方法とそれぞれの注意点を解説します。

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電話番号をもう一つ取得する4つの方法

スマートフォンにもう一つの電話番号を追加するための具体的な4つの方法を紹介します。それぞれの方法の特徴を把握し、自社の状況に合わせて最適な選択肢を見つけましょう。

方法1:キャリアの「副回線サービス」を利用する

「副回線サービス」は、携帯キャリアが提供する2つ目の回線を追加できるオプションサービスです。

キャリアの公式サービスなので安心感があり、既存の契約に加える形で手軽に始められる点が魅力です。ただし、提供しているキャリアが限られている点や、サービスによって料金体系・データ容量が異なる点には注意が必要です。利用前には公式サイトで詳細をよく確認しましょう。

例えば、大手3社の副回線サービスの料金プランは以下の通りです。

キャリア

月額料金
(税込み)

月間データ
容量

通信速度
(送受信最大)

国内
通話料

au

429円

500MB

300kbps

22円/30秒

docomo

550円
(法人)

1.0GB

1Mbps

22円/30秒

ソフトバンク

429円

500MB

300kbps

22円/30秒

※料金やサービス内容は変更される場合があります。最新の情報は各キャリアの公式サイトでご確認ください。

方法2:デュアルSIM(eSIM)を利用する

1台のスマートフォンで2つの電話番号を使い分けられる「デュアルSIM」を利用する方法もあります。対応のスマートフォンがあれば、物理SIMや「eSIM」を組み合わせ、主回線とは別に2つ目の回線を契約できます。

キャリアの「副回線サービス」も、このデュアルSIMの仕組みを活用しています。副回線サービスはキャリアが限定されるのに対して、ご自身で通信会社を選んで契約するデュアルSIM運用では、より柔軟な回線選択が可能です。

ただし、デュアルSIMを利用するには、お使いのスマートフォンが対応機種であるかを確認する必要があります。また法人で利用する場合、主回線と副回線の通信会社が異なると請求が別々になるため、経費管理の手間が増える点も考慮しましょう。

方法3:クラウド型IVRサービスを利用する

より本格的な機能を求めるなら、クラウド型IVR(電話自動応答)サービスの利用がおすすめです。クラウド上で提供されるサービスのため、電話回線の工事や専用機器の設置は不要で、インターネット経由で手軽に新しい番号を取得できます。

取得した番号への着信時には、自動音声ガイダンスによる案内や担当者への振り分け、営業時間外アナウンスの自動化などが実現可能です。 さらに、よくある質問への自動回答や、特定の営業電話のブロックといった設定も行えます。

電話番号を取得するだけでなく、電話対応業務そのものを効率化・自動化したい場合に最適な方法といえるでしょう。

方法4:IP電話サービスを利用する

インターネット回線を通じて通話するIP電話サービスも手軽に電話番号を増やす選択肢の一つです。

専用アプリをインストールするだけで、手軽に「050」から始まる電話番号を取得できます。サービスによっては、東京「03」や大阪「06」といった市外局番も選択可能です。

ただし、IP電話の通話品質はインターネット環境に左右される点に注意が必要です。また多くの場合、SMS(ショートメッセージサービス)の送受信に対応していません。

ビジネスで導入する際は、通話の安定性やセキュリティ、必要な機能がそろっているかを確認しましょう。

電話番号をもう一つ取得するメリット

ビジネスシーンでの活用を例に、社員の私用スマートフォンに仕事用の番号を追加した場合のメリットをみてみましょう。

  • 端末の購入・管理コストを削減できる
    社員の私用端末を活用する体制を整えれば、会社で業務用スマートフォンを新たに購入・契約する必要がなくなるため、端末の購入費用や管理・維持コストの削減が期待できます。
  • スマートフォン1台に集約し、業務を効率化できる
    社員は会社用とプライベート用のスマートフォンを2台持ち運ぶ必要がなくなり、使い慣れた個人の端末1台で業務用電話も利用できるようになります。

1台のスマートフォンに電話番号を追加することで、コスト削減や業務効率化を実現できるため、多くの企業で導入が検討されています。

電話番号をもう一つ取得する際の注意点

新しい電話番号をスムーズに利用開始するために、事前に確認しておきたい3つの注意点を紹介します。

利用するスマホがデュアルSIM対応か確認する

デュアルSIMやeSIMを使って2つ目の電話番号を持つには、お使いのスマートフォン本体が対応している必要があります。最近の機種では標準搭載が増えていますが、古いモデルや一部のスマートフォンでは対応していない場合があります。

iPhoneの場合、iPhone SE(第2世代)、iPhone XSやXR以降のモデルであれば、多くの場合デュアルSIM運用に対応しています。Androidでも、Google Pixel 4以降をはじめとして、近年発売されたモデルの多くはeSIMに対応しており、デュアルSIMを利用できる機種が増えています。

契約後に使えなかったという事態を避けるためにも、利用を開始する前にお持ちの端末の仕様を公式サイトなどで確認しましょう。

参照:iPhoneでデュアルSIMを使用する / eSIM に対応した Android スマホにはどんな機種がある?

「副回線サービス」はデータ容量・通信速度に制限がある

大手キャリアが提供する副回線サービスは、月額料金が500円前後と安価な点が魅力ですが、機能に制限があります。

月間のデータ容量は少なく、通信速度も主回線に比べて低速に設定されています。そのため、通話やメッセージのやり取りといった用途には十分ですが、動画の視聴やデータ量の大きいファイルの送受信には向きません。あくまで補助的な回線と考えるのが良いでしょう。

メイン回線と同じような使い方を想定していると、すぐに容量を使い切ってしまったり、通信の遅さに不便を感じたりする可能性があります。自社の使い方に合うか、事前にサービス内容を確認しましょう。

IP電話技術を利用したサービスではSMSを利用できない

IP電話はインターネット回線を利用する仕組みのため、IP電話技術を利用したサービスで取得した電話番号は多くの場合、SMSの送受信ができません。

SMSが利用できないと、一部のWebサービスやアプリなどに新規登録する際の本人確認(SMS認証)が行えない場合があります。SNSやビジネスチャットなど、SMS認証が必須のサービスを利用する場合には注意が必要です。

電話業務の効率化も考えるならクラウド型IVRサービス

単に番号を増やすだけでなく、電話業務全体の効率化まで考えるなら、クラウド型IVRサービスの導入がおすすめです。

中でも03や06といった「市外局番」を取得できるサービスは、ビジネスでの利用に適しています。ここでは、代表的なサービスを比較してみましょう。

利用料金

主な機能

IVRy(アイブリー)

基本料金2,980円/月〜(スタータープランの場合) + 電話番号維持費500円 + 通話代

※サービス利用料1カ月無料

新規電話番号取得、アプリでの利用、ブラウザからの発信、自動応答機能

03Plus(ゼロサンプラス)

初期費用:150,000円〜

月額費用:27,380円〜

固定電話番号の利用、通話録音、自動音声応答、共有機能

トビラフォンcloud

初期導入費用 33,000円
月額基本使用料 3,300円~

電話番号のクラウド移行、スマート着信機能、迷惑電話フィルタ、通話録音、保留機能、内線機能 など

一口にクラウド型IVRサービスといっても、それぞれ特徴が異なります。番号を増やすだけでなく、電話業務全体の効率化まで考えるなら、機能性まで比較して選ぶことが大切です。

番号取得も業務効率化も実現するならIVRyがおすすめ

本記事では、もう一つ電話番号を持つための具体的な方法や、それぞれのメリット・注意点を解説しました。特にビジネス利用では、業務効率を高められるクラウド型IVRサービスが有力な選択肢となるでしょう。

数あるクラウド型IVRサービスの中でも、特におすすめなのが電話自動応答サービス「IVRy(アイブリー)」です。番号取得はもちろん、電話の一次対応を自動化できるため、電話業務の効率化を実現できます。

IVRy

IVRyが選ばれる3つの理由

  • 電話業務を効率化する機能が充実:自動音声案内(IVR)や通話録音、チャットツール連携などビジネスに役立つ機能が豊富にそろっています。
  • 多様な番号を取得できる:「03」や「06」といった市外局番や「0120」のフリーダイヤルを取得できます。すぐに利用を開始したい場合には、最短即日発行の「050」の番号も選択可能です。
  • 直感的に設定・管理ができる:アプリやブラウザから、簡単に自動応答のルールを設定・変更できます。専門的な知識がなくても柔軟にカスタマイズ可能です。

さらに、弊社では社用携帯の導入課題を解決する「スマホレンタルパック」もご用意しています。

月額2,760円からiPhoneをレンタルでき、IVRyアプリがインストール済みで届くため、写真の私用端末の利用に抵抗がある場合や、急いで複数台の社用携帯を用意したい場合にも最適です。

IVRyの詳細な機能や料金プラン、導入事例をまとめた資料もご用意しています。まずは無料でお試しいただくことも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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IVRy編集部

(株式会社IVRy / IVRy編集部)

IVRy編集部です。電話に関する様々な情報をわかりやすく解説します。 【IVRyとは?】 IVRy(アイブリー)は1日100円から利用できる電話自動応答サービス(IVRシステム)です。自由な分岐設定と自動応答・SMS返信・電話の転送(リダイレクト)・録音機能を活用し、営業電話・顧客からの問い合わせ・注文・予約等の様々なシーンを自動化します。また、営業時間内と営業時間外でルールを変えることや、電話履歴の確認や顧客登録機能等、多数の便利な機能が存在しています。

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