意外と知らない市外局番のヒミツとは?どこの市外局番かすぐに分かる方法

市外局番とは、いわゆる「固定電話」の頭についている番号を指し、市町村によって異なる番号が割り当てられています。実は市外局番や、その後に続く市内局番によって通話料金が決められているなど、深い意味を持っているんです。
この記事では、意外と知られていない市外局番のヒミツや、どこの市外局番かすぐに分かる方法について解説します。
市外局番とは?
市外局番とは、日本国内の電話番号の「0」に続く1~3ケタの番号のことです。東京「03」や大阪「06」などの大都市は1ケタ、電話加入者が少ない地方へ行くと「0166」「0287」などと3ケタが続くようになっています。
市外局番は北側(北海道・青森・秋田・岩手)に割り当てた「1」で始まり、南下するにつれて番号が大きくなり、九州・沖縄地方には「9」で始まる番号が割り当てられています。
1 北海道・青森・秋田・岩手
2 宮城・山形・福島
3 東京23区
4 埼玉・千葉・東京都下・神奈川
5 山梨・静岡・愛知・岐阜・三重
6 大阪
7 富山・石川・福井・京都・奈良・和歌山
8 中国・四国
9 九州・沖縄
最初の「0」は国内開放番号
頭につく「0」もふくめて市外局番と思っている人も多いですが、厳密には違います。この「0」は国内開放番号(国内プレフィックス番号)と呼ばれ、日本国内の電話番号であることを示すものです。 市外局番は、同じ市外局番の地域内であれば省略することができます。同じ市外局番に電話をかけるときは、市外局番を入れても、省略しても、同じところへ電話がかかるようになっているのです。
市内局番とは?
市内局番とは、市外局番の次に続く1~4ケタの番号を言います。総務省が電話会社ごとに指定しているもので、市外局番と合わせて5ケタになるよう調整されています。
0から始まらない番号は何?
国内からの電話番号は、すべて0から始まっています。つまり0から始まっていない電話は、海外からの電話ということになります。
日本でも「81」という国際番号があり、日本から海外へ電話をかけると、普段使っている番号の頭に、自動的に「81」がついて、相手に表示されるようになっています。合わせて国内開放番号である「0」が抜けますので、東京から電話をかけたときは「81-3-1234-5678」などという番号になるのです。
見知らぬ国際電話にお困りの方はこちらの記事をご覧ください。
「非通知着信や見知らぬ国際電話に注意!その危険性と対処法とは?」
どこの市外局番かすぐに分かる方法はないの?
先ほど述べたように、市外局番は「1」が北側、「9」が南側となっています。市外局番を見ればおおよその地域を予測することはできますが、市外局番を見るだけですぐに地方を当てるのは難しいでしょう。また、市外局番という名前で誤解してしまう方も多いですが、「同一市内であれば市外局番が同じ」というわけではありません。隣の市町村の一部が同じ市外局番になっていることもあり、一概に市外局番で判別できるわけではないのです。
市外局番で始まる電話番号を取得する方法
市外局番で始まる電話番号を取得するには、NTTの固定電話に加入する必要があります。市外局番は、固定電話が置かれる住所に依存しますので、好きな市外局番を選ぶことはできません。
このほか、電話番号取得代行業者などに依頼する方法もありますが、同様に、契約者の住所によって市外局番が決まります。
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