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【2026年】クラウドPBXのシェア率は?市場規模の推移と拡大の背景を解説

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アジア太平洋地域で急速に成長を続けるクラウドPBXは、日本市場でもシェアを拡大しています。柔軟性と拡張性の高さ、コスト削減など、多彩なメリットが評価されていることが主な要因です。本記事では、クラウドPBX市場の最新動向と拡大の背景を解説し、導入を検討する企業の皆さまに役立つ情報をお届けします。
  • 日本におけるクラウドPBXのシェア率の推移と、2027年までの市場規模予測
  • テレワーク・コスト削減・BCP対策など、シェア急拡大の背景
  • 従来型PBXとの比較表で一目でわかる、クラウドPBXの導入メリット

この記事では、クラウドPBX市場の最新動向と拡大の背景と、導入を検討する企業の皆さまに役立つ情報がわかります。

クラウドPBX市場の現状と成長率

クラウドPBXは、従来型PBXに代わる次世代の通信システムとして注目されています。その背景について解説します。

クラウドPBX市場の規模と成長率

クラウドPBX市場は、アジア太平洋地域を中心に急速な成長を遂げています。「Asia Pacific Hosted PBX Market Forecast 2027」によると、2020年時点での市場規模は10億米ドルを超え、2027年までに年平均成長率(CAGR)が10%以上に達する見込みです。クラウドPBX市場の急速な成長は、新興国や日本を含む主要市場での需要増加が背景にあります。

また、Parallels社の調査によると、国内のクラウドPBXシェアは2011年の1%から2012年には3%へと成長しました。また、企業規模別の導入率では、大企業が13%、中規模企業が3%、小規模企業が0%となっており、大企業を中心に導入が進んでいたことがわかります。

参考:Asia Pacific Hosted PBX Market Forecast 2027

日本国内のクラウドPBXのシェア率

日本国内におけるクラウドPBXのシェアも、年々着実に拡大しています。

総務省の「令和5年度 電気通信事業分野における市場検証」によると、企業におけるクラウド電話の利用率は6.1%に達しています。また、同省の「情報通信白書」では、何らかのクラウドサービスを利用している企業の割合が77.7%に上ることも報告されており、通信インフラのクラウド化が一般的な選択肢になりつつあります。

一方で、従来型のオンプレミスPBXの需要は減少傾向にあります。情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)の予測(2018〜2023年)でも、従来型PBXからクラウドPBXへの移行が進むことが示されています。


参考: 令和5年度 電気通信事業分野における市場検証

市場成長の背景

クラウドPBX市場が急成長している背景には、次のような社会的・技術的な変化があります。

インターネットとスマートフォンの普及

日本を含むアジア太平洋地域では、インターネット利用者とスマートフォンの普及が進み、モバイル通信環境が整っています。このインフラ整備が、クラウドPBXの需要拡大を後押ししている要因です。

リモートワークの拡大

コロナウイルス感染拡大の影響でリモートワークが広がり、場所に縛られずに利用できるクラウドPBXへのニーズが増加しました。従来型PBXでは対応が難しい柔軟な通信環境が求められています。

多拠点展開の支援

多拠点展開を行う企業にとって、クラウドPBXは設備投資を抑え、拠点間の通信環境を迅速に構築できる解決策として支持されています。

通信コストの削減

クラウドPBXは、インターネット回線を活用するため、国際通話や拠点間通話のコストを大幅に削減可能です。特に中小企業にとって、コスト削減のメリットは大きな導入動機となっています。

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クラウドPBXのシェアが拡大している要因

次に、クラウドPBXが多くの企業から支持を集めている理由を具体的に見てみましょう。

拡大要因

概要

具体的なメリット

コスト削減

物理機器不要で初期費用を大幅削減

月額課金モデルでランニングコスト最適化

テレワーク対応

場所に縛られず会社番号で発着信可能

スマホ・タブレット対応で業務効率化

多拠点展開

拠点追加時に高額な設備投資不要

短期間でシステム拡張可能

BCP対策

クラウド上で稼働し災害時も安定

オフィス被災時も業務継続可能

機能進化

AI連携・CRM統合など高機能化

通話録音・文字起こし・IVR等で業務効率化

柔軟性と拡張性

インターネット接続を基盤とした通信システムであるクラウドPBXは、リモートワークや多拠点運営に最適です。物理的なPBX機器を設置する必要がなく、ソフトウェアを通じて内線通話やコール管理を行えるため、スムーズに導入・運用できます。

また、スマートフォンやタブレットに対応している点も大きなメリットです。外回りの営業担当者やリモートワーカーが、オフィス内線を利用できる環境を簡単に整備できます。オフィス外でも社内と同じ感覚で電話を使用できるため、業務の効率化につながるでしょう。

さらに、企業が成長して拠点を追加する際にも、クラウドPBXであれば柔軟に対応可能です。新しい拠点の開設時に高額な設備投資を行う必要がなく、短期間でシステムを拡張できます。クラウドPBXは、変化の激しいビジネス環境に適応しやすい通信基盤です。

機能性

クラウドPBXは、多機能な通信システムとして進化を遂げており、企業の業務効率化を支える多様な機能を提供しています。具体的には、以下のような機能を利用できます。

通話録音とIVR(自動応答)

多くのクラウドPBXには、通話を自動的に録音する機能が標準搭載されており、顧客対応やトラブル発生時の検証に役立ちます。また、IVR(自動応答)機能を活用することで、顧客が音声メニューを選択して適切な担当部署に接続するなど、効率的な電話対応を実現します。

AIとの連携

AI技術の導入により、通話内容や録音データの文字起こしや自動要約、感情分析が可能です。顧客対応履歴の記録が簡便化されるだけではなく、業務効率化や品質向上も期待できます。

他システムとの統合

クラウドPBXは、CRMやERPなどの既存業務システムと簡単に連携できます。通話履歴がリアルタイムでCRMに反映されるため、顧客情報をもとにした迅速な対応ができ、顧客満足度の向上につながります。

コスト削減

従来型のPBXでは、主装置の購入や設置工事、拠点間通信の設定などに高額な初期投資が必要でした。一方で、クラウドPBXはインターネット環境があれば導入可能で、物理的な機器の購入を省けます。つまり、初期費用を大幅に削減できます。

また、クラウドPBXは月額課金モデルを採用していることが一般的です。企業は必要な機能や利用人数に応じたプランを選択できるため、ランニングコストを最適化しやすいというメリットもあります。

さらに、インターネット回線を利用した通話により、拠点間や国際通話のコストも削減できるでしょう。

3.従来型のPBXとの比較

以下の比較表に、従来のオンプレミス型PBXとクラウドPBXの特徴をまとめました。

オンプレミス型PBX

クラウドPBX

スマートフォンの利用

×

CTIなど、各種システムとの連携

個別開発が必要

API連携が可能なものが多い

複数拠点での利用

×

インターネット回線と電話機のみ用意すれば、複数拠点で即座に利用できる

通話品質

高品質で、安定性が高い

高品質(ただし、ネットワーク環境に左右されるリスクあり)

セキュリティ

専用線のため堅牢性が高い

ベンダー側にて必要十分なセキュリティ対策が実施されている

拡張性(端末数や拠点の追加)

可能だが機器追加などに手間がかかる

申し込みすれば即拡張できる

初期費用

×(数十万円〜数百万円以上)

機器購入費用や工事費用などが高額

◎(0円〜数千円程度)

物理的な機器の購入や工事が不要で、安価に利用を開始できる

月額費用

回線費用、通話料電気代のみ

1台あたり数千円から利用できるものの、台数が多いと月額費用が大きくなる

運用保守労力

×

主装置や回線の運用保守が必要

ベンダー側ですべて実施

柔軟性や拡張性、初期費用などを重視するならクラウドPBXが適しています。企業の規模やニーズに応じて選択しましょう。

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4.クラウドPBXの導入を検討する際のポイント

ここでは、クラウドPBXの選定ポイントと、導入時の注意点を解説します。

選定のポイント

サポート体制

導入後のトラブルに迅速に対応してもらえるか、ベンダーのサポート体制を確認しましょう。特に、日本語でのサポートを利用可能か、対応してもらえる時間帯が自社の業務に適しているかを検討基準とすることが大切です。

利用可能地域

クラウドPBXを導入する企業の拠点が、サービス提供範囲に含まれているかを確認しましょう。クラウドPBXは、国や地域によって利用可能な範囲が異なるため、利用予定地域でのサービス可否を事前に確認する必要があります。

機能性

求める機能がシステムに搭載されているかを確認することも大切です。通話録音や内線通話、IVR、迷惑電話対策機能、AI機能など、業務を支えるために必要な機能が備わっているクラウドPBXを選ぶことが重要です。自社の業務を洗い出し、求める機能がシステムに搭載されているかを確認しましょう。

導入実績

導入実績が豊富なサービスであることも、信頼性の高い選定基準となります。特に、自社と同じ規模や地域での導入事例が多いと、品質トラブルの懸念が少なくなるため、安心して導入を進められるでしょう。

導入時の注意点

通話品質の確認

昨今のクラウドPBXは技術の進歩により、基本的には高品質な音声で通話できます。

ただし、インターネット接続が不安定な環境では、音声の途切れや遅延が発生するおそれがあります。そのため、導入前にテストを行い、回線の安定性を確認することが重要です。必要に応じて、通話専用のインターネット回線を用意すると、さらなる品質向上につながります。

セキュリティ対策

クラウドPBXは、ベンダー側で必要十分なセキュリティ対策が講じられていることが一般的です。しかし、インターネットを経由するため、リスクが完全にゼロになるわけではありません。

暗号化技術の採用や二要素認証の有無を確認し、通信データが安全に保護されるかを確認することが重要です。

また、スマートフォンでの利用を想定する場合、端末の紛失や盗難時にデータを保護する仕組みも整えましょう。

クラウドPBXは、柔軟性やコストパフォーマンスの良さ、機能性で多くの企業に支持されており、通信インフラとして重要性が高まっています。市場成長の背景や選定のポイントを把握し、自社に最適な導入方法を選択しましょう。

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クラウドPBXよりも手軽に導入できるため、海外に拠点を持つ企業におすすめの選択肢です。

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(株式会社IVRy / アイブリー編集部)

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