【2026年】IVR(電話自動応答システム)比較17選!サービスの選び方や費用の目安も

電話対応はビジネスにおいて欠かせない業務ですが、業務効率の低下や人手不足など、さまざまな課題が伴います。こうした問題を解決する手段として注目されているのが、IVR(電話自動応答)サービスです。
IVRを活用することで、これまで多くの時間をかけていた電話応対業務を自動化でき、業務効率を大幅に向上させることが可能です。
本記事では、IVR(電話自動応答システム)の基礎知識から導入メリット、費用、選ぶときの注意点、おすすめのサービスや導入事例など、電話の自動化に関する情報を徹底解説します。ダウンロードできる「IVRサービスの比較表」 も用意しておりますので、電話自動応答システムの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
また、おすすめのIVRサービスが知りたい方は「おすすめの電話自動応答システム(IVR)サービス比較」からご覧ください。
【重視したい項目別】IVRサービス早わかりガイド
「結局どれを選べばいいの?」という方のために、項目別におすすめサービスを整理しました。
機能:多機能で、使いやすいサービスを選びたい
アイブリーがおすすめです。
初期費用0円、月額3,980円〜で利用でき、オプション費用なしで、録音から文字起こし・要約、AIによる電話対応機能まで搭載しています。
初めてでも直感的に操作できる使いやすさも魅力です。
導入実績:業界・規模問わず実績豊富なサービスを利用したい
アイブリーがおすすめです。47都道府県・97業界以上で採用され、累計アカウント数は50,000件※にのぼります。
官公庁や大手企業への導入実績も多数あります。
※2025年12月末時点
料金:とにかく安く始めたい
fondesk IVRが適しています。初期費用0円、月額2,980円〜導入できます。
サポート体制:電話やチャットですぐにサポートを受けたい
専門のサポートセンターと24時間メールサポートを完備しているとりつぎ君がおすすめです。
連携機能:社内のシステムと連携させたい
Salesforceやkintone等の外部ツールとの連携機能が充実しているトビラフォンcloudが適しています。
IVR(電話自動応答)とは?

IVRとは「Interactive Voice Response」の略で、日本語では「自動音声応答システム」または「電話自動応答システム」と呼ばれ、企業やコールセンターなどで広く活用されています。
電話の着信時にあらかじめ録音された音声ガイダンスを再生し、顧客のプッシュボタン操作や音声認識によって必要な情報を提供し、必要に応じて適切な担当部署へ転送します。
例えば、企業の代表番号に電話をかけると、「商品に関するお問い合わせは1を、その他に関するお問い合わせは2を…」のようなガイダンスが流れるのが、IVRの代表的な使用例です。
IVRを導入することで、これまで人手に頼っていた一次対応を自動化できるため、電話業務の負荷軽減や、それにかかるコストの削減が期待できます。さらに、24時間365日、顧客はいつでも時間を気にすることなく問い合わせができるようになり、顧客満足度の向上にも繋がります。
IVR(電話自動応答システム)について、より詳しくは「IVR(電話自動応答システム)とは?仕組みやメリット・活用シーンを解説」をご覧ください。
IVR(電話自動応答)の種類と費用相場
IVRの種類ごとに、特徴と費用、どんな企業に向いているか、を以下の表にまとめました。
比較項目 | オンプレミス型IVR | クラウド型IVR | ビジュアルIVR |
|---|---|---|---|
概要 | 自社内に専用ハードウェアを設置・運用する形式 | インターネット経由でサービスを利用する形式 | スマホ画面にメニューを表示し、視覚的に操作する形式 |
適した企業 | ・大企業 ・銀行や高い機密性を求める業界 | ・中小企業 ・小規模コールセンター ・リモートワーク導入企業 | ・スマホユーザーが多いサービスの問い合わせを受けたい企業 ・CX(顧客体験)を重視する企業 |
メリット | ・カスタマイズ性が高い | ・初期費用を抑えてすぐに導入可能 | ・音声案内を聞く手間がなく、操作が早い |
デメリット | ・導入コスト(初期費用)が高額 | ・カスタマイズ性が限定的 | ・開発費がかかる場合がある |
初期費用 | 数十万円〜 | 無料〜 | 数万円〜 |
月額費用 | 数万円〜数十万円 | 数千円〜数万円 | 数万円〜数十万円 |
適した企業 | 大規模企業、銀行、高い機密性を求める業界 | 中小企業、小規模コールセンター、リモートワーク導入企業 | スマホユーザーが多いサービス、CX(顧客体験)を重視する企業 |
クラウド型IVR
クラウド型IVRは、インターネットを通じて提供されるIVRサービスで、専用のハードウェアは不要です。月額数千円程度から利用できるため、初期費用を大幅に抑えた導入が可能です。
インターネット環境さえあれば、自宅からでも会社の電話番号での受発信ができるため、特に中小企業や小規模なコールセンターで普及しており、企業の成長に合わせて機能を拡張できるスケーラビリティが強みです。
メリット :PCやタブレットでも利用できるため電話機を追加購入する必要がなく、導入時の初期費用を抑えられます。また、電話番号の取得をサービス提供者が代行してくれるほか、保守・運用も任せられるので、企業の負担が軽減され、ITリソースが限られている企業にも適しています。柔軟にシステムを拡張できる点に加え、通信設備を自社で持たないため災害やサイバー攻撃などによる被害を最小限に抑えるBCP対策ができるのも大きな利点です。
デメリット :カスタマイズの自由度が限定的で、特定の業務フローに合わせにくい場合があります。外部サーバーを使用するため、セキュリティ要件が厳しい企業にとっては、オンプレミス型ほどの柔軟な対応ができない可能性があります。
費用相場:初期費用 無料〜、月額費用 数千円〜数万円
また、クラウド型IVRサービスの比較は「おすすめの電話自動応答システム(IVR)サービス比較」をご覧ください。
オンプレミス型IVR
オンプレミス型IVRは、企業の内部に専用のハードウェアを設置して運用するタイプのIVRシステムです。
企業が自社でシステムを管理するため、カスタマイズの自由度が高く、セキュリティ面も強力です。主に大規模企業やコールセンター、銀行など、高度なセキュリティを必要とする業界で利用されています。
メリット :システムのカスタマイズに自由度があり、セキュリティ面での強みがあります。特に機密性の高いデータを扱う企業や、厳しいセキュリティ要件を求められる業界に適しています。
デメリット :専用ハードウェアの導入やシステム構築に高額な初期費用が発生します。そのための人材を配置したり外部に委託したりする必要もあります。また、運用や保守が必要となり、長期的に維持費がかかるため、中小企業にはコスト面で負担になる場合があります。
費用相場:初期費用 数十万円〜、月額費用 数万円〜数十万円、さらにIT人材の人件費または外部への保守・点検費用が必要となる
ビジュアルIVR
ビジュアルIVRは、従来の音声案内に代わって、スマートフォンの画面にメニューを表示し、ユーザーが視覚的に選択できるタイプのIVRシステムです。音声案内を最後まで聞く必要がなく、直感的に操作できるため、操作時間も短縮されます。
メリット :操作が簡単でわかりやすく、必要な情報やサービスへアクセスするためのステップ数が削減され、ユーザーはより短時間で目的を達成できます。
デメリット :従来のIVRに比べてユーザーフレンドリーなインターフェースを提供する一方で、導入には開発費がかかり、利用者によっては専用アプリのインストールが必要になるなど、コストと手間がかかる側面もあります。
費用相場:初期費用 数万円〜、月額費用 数万円〜数十万円
ビジュアルIVRについて、より詳しくは「ビジュアルIVRとは?音声IVRとの違いや活用シーンに加えて選び方を解説」をご覧ください。
詳しくは関連記事の「ビジュアルIVRとは?音声IVRとの違いや活用シーンに加えて選び方を解説」をご覧ください。
業種別にみるIVR(電話自動応答)の活用例
ここではそれぞれの業種における具体的な活用例を解説します。利用目的に合った機能を備えるタイプを選ぶことで、より経済的・効率的にIVRを利用できます。
クラウド型IVRの利用に適した業種
小売・飲食業: 小売業や飲食業では主に店舗の営業時間や所在地の案内などのよくある問い合わせでの自動応答や、予約の受付でIVRを利用します。シンプルな操作性と急な営業時間の変更に合わせた設定変更ができるクラウド型IVRが適しています。
医療機関: クリニックなどの医療機関では、発熱外来やワクチン接種など、時期により急増する問い合わせの自動応答や、予約受付をウェブに誘導することなどにより、スタッフの電話の対応件数を低減にIVRを活用しています。
法人の代表電話受付: 企業の代表電話には顧客だけでなく営業の電話も多くかかってきます。クラウド型IVRの振り分けによって、既存顧客からの電話のみを担当者が対応し、営業電話などは問い合わせフォームに誘導するといった活用ができます。
.png?w=1000&h=562&fm=webp)
【独自調査】IVR導入企業に聞いた!最終的な決め手になった5つのポイント
IVRy編集部がIVR導入企業に所属する200人を対象に行った独自アンケートの結果、過半数(51.7%)が「機能性」を最大の決め手としており「料金の安さ」は4位にとどまることが分かりました。
Q.最終的に現在のIVRサービスに決めた理由は何ですか?

(調査名:IVR導入企業向けアンケート調査、調査対象:25〜65歳の経営者・役員・会社員、有効回答数:200件、複数回答可、調査実施日:2025年9月29日、調査手法:インターネット調査、調査実施会社:株式会社IVRy)
失敗しない選び方として、上位5つのポイントを解説します。
1. 機能性
実際の満足度を左右するのは「使い勝手」です。自社の業務に必要な機能が含まれているかだけではなく、使いやすさまでチェックしましょう。
フリープランや無料トライアルなどで、管理画面の使い勝手や音声品質まで確認することをおすすめします。
2. 導入実績
システム障害や通話品質の低下はビジネスに深刻な影響を与えます。
大手企業や公的機関などセキュリティ基準が厳しい組織での導入実績があるかどうかをチェックするとよいでしょう。
3. サポート体制
サポート体制の手厚さも見逃せないポイントです。
設定代行サービスがあるか、電話やメールでのサポート窓口があるか、マニュアルが充実しているかなどを確認しておきましょう。
4. 料金
席数や回線数、稼働時間によって料金が変動するため、企業のニーズに合ったサービスを選びましょう。
特にオンプレミス型やビジュアルIVRは、導入費用が高額になりやすい傾向があります。コストを抑えつつ、すぐに利用を開始したい場合は、クラウド型IVRが適しています。
5. 連携機能
社内で利用しているツールと連携できるかどうかも選定時にチェックしましょう。
CRMや受注管理システムなどをIVRと連携させると、情報の一元管理や業務プロセスの自動化が可能になり、業務効率の向上が期待できます。
実際に使って検証!電話自動応答システム(IVR)サービス比較

本記事で紹介する17サービスのうち、トライアルやデモが利用できた6サービスについては、IVRy編集部が検証を行いました。
また、主要6社の違いがわかる一覧表をご用意しました。自社に最適なサービス選びにご利用くださいませ。
実際に検証できたのは以下の6サービスです。(未検証のサービスは、公式サイトの情報をもとに紹介しています)。
サービス名 | IVRy(アイブリー) | トビラフォンcloud | fondesk IVR | AITelefonista | 123ROBO | とりつぎ君 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1. 機能性 | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ |
2. 導入実績 | ◎ | ◯ | △ | △ | △ | ◎ |
3. サポート | ◎ | ◯ | ◎ | △ | △ | ◎ |
4. 料金 | ◯ | ◯ | ◎ | △ | △ | △ |
5. 連携機能 | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
公式サイト |

本記事のサービス比較・評価にあたっては、独自アンケートで「最終的な決め手になった」という声が多かった以下の5つの重要ポイントを基準に採用しました。
評価項目
- 機能性
- 導入実績
- サポート
- 料金
- 連携機能
さらに「機能性」の評価については、アンケート結果に基づき「導入時に重視した機能」と「使ってみて効果的だと感じた機能」の両面から評価を行っています。
単なるスペックの有無だけでなく、導入後のミスマッチを防ぐ判断材料として参考にしてください。
(1)電話自動応答サービス アイブリー

評価項目 | 評価 | 詳細 |
|---|---|---|
1. 機能性 | ◎ | 管理画面が直感的で、AI音声も非常に自然 |
2. 導入実績 | ◎ | 47都道府県・97業界以上 |
3. サポート | ◎ | ヘルプページが充実しており設定に迷わない |
4. 料金 | ◯ | 初期費用0円、月額3,980円〜 |
5. 連携機能 | ◎ | Salesforce連携・各種チャットツールとの連携が可能 |
※2025年12月時点
電話自動応答サービス「アイブリー」は、株式会社IVRyが提供するクラウド型IVRサービスです。
機能性については、曜日・時間帯別の設定や録音・文字起こしなど基本的な機能のほか、AIによる電話対応や多言語対応、文字起こしの要約など高度な機能を搭載しています。
47都道府県・97業界以上で採用され、累計50,000件以上の豊富な導入実績があります。
料金は初期費用0円・月額3,980円〜と導入しやすい価格設定で、SalesforceやSlackなど外部ツールとの連携機能も充実しています。
アイブリーはこんな企業におすすめ
- 導入実績が多く、信頼性があるサービスを選びたい
- IVR導入が初めてで、直感的に設定できる管理画面がいい
- 飲食店・クリニック・不動産など、業種に合ったテンプレートですぐに始めたい
