IVR(電話自動応答)の導入費用・メリット・活用方法とは?16社を比較!

IVRとは、Interactive Voice Responseの略で、日本では「自動音声応答システム」と訳されます。コールセンターなどでよく使われているシステムで、電話をかけると「○○に関するお問い合わせは1番をプッシュしてください」と案内されるものです。近年ではAI(人工知能)の発達に伴い、コールセンターだけでなく、幅広い業態・業界で使われるようになりました。
この記事では、IVRのサービスを提供している各社について調べ、サービス内容と価格を比較しています。
- IVRとは?
- IVRと音声案内との違いは?
- IVRと自動応答の違いは?
- IVRを入れるとどんなメリットがあるか
- (企業側)24時間いつでも受け答えができる
- (企業側)「いつ電話がかかってくるか分からない」ストレスから解放される
- (企業側)自動音声応答で業務効率化できる
- (企業側)電話転送で業務効率化できる
- (企業側)顧客管理がしやすくなる
- (企業側)人手不足・新人の離職率の改善
- (ユーザー側)電話口で待たされることが減る
- (ユーザー側)問題解決率やスピードが高まる
- IVRの注意点
- 適切な分岐設定を設ける
- 分岐設定はシンプルでわかりやすく
- IVRを活用する場面
- ①受電の一次対応時
- ②よくある質問の対応時
- ③営業電話・迷惑電話への対応時
- ④特定の要件だけ電話を取りたい時
- ⑤電話の自動発信時
- IVRの種類
- IVRの種類①オンプレミス型
- IVRの機能②クラウド型
- IVRの機能③ビジュアルIVR
- IVRの選び方
- 料金
- 導入スピード
- 機能性
- 同時通話数
- 分析機能
- IVRサービスの費用相場
- IVRサービス比較
- IVRサービス比較①電話自動応答サービスIVRy
- IVRサービス比較②トビラフォンcloud
- IVRサービス比較③MediaVoice
- IVRサービス比較④Genesys Cloud CX
- IVRサービス比較⑤BIZTEL コールセンター
- IVRサービス比較⑥自動受付IVR
- IVRサービス比較⑦CT-e1/SaaS
- IVRサービス比較⑧COTOHA Call Center
- IVRサービス比較⑨じゃんじゃんコール
- IVRサービス比較⑩LINE AiCall
- IVRサービス比較⑪Zendesk
- IVRサービス比較⑫VoiceMall
- IVRサービス比較⑬モバイルウェブ ビジュアルIVR
- IVRサービス比較⑭PKSHA(パークシャ) Voicebot
- IVRサービス比較⑮AIコンシェルジュ
- IVRサービス比較⑯ロボット自動受付サービス
- IVR(電話自動音声応答システム)の業種ごとの活用事例は?
- 病院・クリニック
- ECサイト
- 飲食店
- 宿泊・ホテル施設
- 不動産
- IVRサービス比較まとめ
IVRとは?
IVRとは、自動音声応答システムのことです。以前はIVR専用の装置を導入する必要がありましたが、近年ではクラウド化が進み、わざわざ装置を導入する必要がなくなりました。スマホやPCにアプリを入れたり、ブラウザからかんたんに操作ができるので、中小企業や個人事業主など、比較的小規模の企業にも導入が広まっています。
24時間365日対応可能になることから、顧客満足度が向上したり、本当に必要な電話だけを受けることができるので、業務の効率化につながる点が人気の理由と言えるでしょう。
IVRと音声案内との違いは?
IVRと似たものに、音声案内(音声ガイダンス)があります。音声案内は、電話の着信があったときに自動的に音声を流すシステムを言い、IVRのように電話機の数字操作は必要ありません。例えば、営業時間外を伝えるアナウンスや、電話が混み合っていることを伝えるアナウンスなどが、音声案内に当たります。
一般には、電話をかけて相手が出ない場合、いつまでも呼び出し音が鳴り続けます。もしこれが個人宅なら「留守にしているのかな?」「手が離せないのかもしれない、かけ直そう」と考えるでしょう。しかし相手が法人企業になると、「どうして電話に出ないのだろう」と不安に感じるのではないでしょうか。そこで機械による自動音声を流し、利用者に安心感を与えるのです。
ただし、その後はIVRのように電話機の数字操作をすることはできず、利用者側も「このまま待つか」「かけ直すか」選択することになるでしょう。IVRの方が選択肢が幅広いと言えるかもしれません。
IVRと自動応答の違いは?
自動応答とは、AIが利用者と対話できるシステムです。人間のオペレーターが利用者と対話しながら問題解決へ導くのと同様、AIが利用者の音声を認識し、回答を検索して自動で回答します。
例えばAIが「お名前をどうぞ」と問い、利用者が氏名を答えると、AIは音声を認識して「タナカイチロウ様 ですね」と確認。その間に顧客情報を検索し、電話番号や生年月日などと合わせて本人確認します。
一般のIVRには、音声認識で対話するような機能はありません。利用者が電話機の数字操作をすることで、最適の対応を選択することができるようになっています。
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IVRを入れるとどんなメリットがあるか
IVRを導入すると、企業側・ユーザー(顧客)側の双方にメリットが生まれます。具体的にいくつか解説しましょう。
(企業側)24時間いつでも受け答えができる
IVRを導入すると、24時間365日、いつでも受け答えが可能になります。電話応対のために人を雇うとその分の人件費がかかりますし、電話代行サービスを利用する場合も、土日祝日や深夜早朝には割増料金がかかることも。しかしIVRシステムであれば、24時間電話対応をしても、月額数千円~という低コストで抑えることができます。
顧客の中には、深夜早朝など一般的な営業時間外でないと時間が取れず、電話ができない、という顧客もします。しかしIVRシステムがあれば、こうした顧客にも対応でき、電話の取りこぼしを防ぐことができるのです。
(企業側)「いつ電話がかかってくるか分からない」ストレスから解放される
IVRがあれば「いつ電話がかかってくるか分からない」というストレスからも解放されるでしょう。
少人数経営の企業などは、電話対応に一人割かれると他の業務が大きく圧迫されてしまいます。少子高齢化や労働人口減少に伴い、こうしたどんどん増えているようです。
「電話対応を機械に任せられない」と考える方もいますが、近年はIVR技術が大きく発達しました。電話の内容に応じて転送先を振り分けたり、留守電のように録音したり、着信をメールやSNSに通知する、SMSを返送する、多言語対応など、高度な機能を簡単に使うことができます。
(企業側)自動音声応答で業務効率化できる
IVRを導入すると、自動音声応答や電話転送機能を活用して、業務が効率化されます。
例えば、IVRで多く利用される自動音声応答に「よくある質問」の自動回答があります。営業時間や休業日、お店の混雑状況の確認など、よくある電話はIVRシステムに応答を任せてしまう、というやり方です。
これにより、何度も同じ質問に答える必要がなくなり、電話のたびに作業を中断することもなくなります。業務に集中できるので、質の高いサービス・商品を提供できるでしょう。特に、忙しい時間帯に限って電話がたくさんかかって来る、という悩みのある企業には、ふさわしい機能と言えます。
(企業側)電話転送で業務効率化できる
次に、IVRの電話転送機能です。これは、電話機の番号操作によって転送先が異なったり、もしくは登録した電話番号を直接担当者の電話へ転送する機能です。従来では、いわゆる「電話番」としてスタッフが電話の一次対応を行っていましたが、現在ではIVR技術で解決できるようになっています。
人件費と比べてIVRの費用は格安ですので、コストダウンにもつながるでしょう。その分の人件費を別の業務へ効率的に活用することができます。電話番からIVRシステムへ移行したとしても、顧客からの電話を取りこぼす心配はありません。むしろ混雑しているときでも確実に取りこぼしを防ぎ、利益につながる電話は逃さずビジネスチャンスとして生かすことができます。
(企業側)顧客管理がしやすくなる
IVRには顧客管理システムが標準搭載されていることが多く、顧客ごとに電話履歴を確認したり、通話内容のメモを残すことができます。利用すればするほど顧客データを収集できるので、データを分析すれば顧客ニーズ把握にも役立つでしょう。
具体的には、どの時間帯にどんな問い合わせが多いのか、時間外にはどんな問い合わせが多いのか、クレームはどんなものが多いか…といったことを分析できます。顧客が何を求めているか、商品・サービスの改善点はどこか、どの点を気に入っているのか…こうした情報を正確につかむと、その後の商品開発や広告戦略に生かすことができます。
(企業側)人手不足・新人の離職率の改善
日本では、少子高齢化の影響で、労働人口(生産年齢人口)がどんどん減少しています。
そこで注目を集めているのがIVRやDX技術です。 IVRを導入すれば電話業務が効率化されますので、電話対応に割くリソースが減ります。新人に電話対応の教育研修をする必要もなく、電話番の人件費を考える必要もありません。
ピークとなった1995年には労働人口が8,716万人だったのに対し、2020年は7,341万人と、1割以上が減少している状況です。この傾向は今後も続き、2030年には7,000万人を切ると言われています。当時と同じ感覚で人手が確保できるとは思わない方が良いでしょう。
人手が不足しているのは、実際に労働人口が減っていることと合わせて、どんどん良い条件の企業へ人手が流出してしまう状況もあります。給料が良い、休みが取りやすい、残業が少ない…といった条件を整える必要があるかもしれません。
今後、人件費の高騰が続いても、IVRならコストダウンと効率化が両立します。
(ユーザー側)電話口で待たされることが減る
一般の企業やコールセンターへ電話を掛けると、まず受付に用件を説明し、その後は一旦電話が保留になり、担当者へ電話がつながれます。電話が保留になっている間、受付は担当者が電話に出られる状態かどうか確認します。電話に出られない場合、受付に伝言を預ける、という流れが一般的です。
ですが電話が混み合っている場合などは、うっかり違う人に電話がつながってしまったり、誤って電話が切れてしまったり、待ち時間が長くなってしまう、ということもあります。
こんなときにIVRを利用すれば、よくある質問には自動で回答してもらい、FAQをSMSで送信してもらったり、電話の内容に応じて担当者へ転送してもらうことができます。どうしても電話がつながらない場合は、自動的に留守番電話に切り替わり、伝言を託すこともできるなど、電話口で待たされることが減るでしょう。
(ユーザー側)問題解決率やスピードが高まる
IVRを利用すると、スタッフが直接対応するよりも問題解決率が高まったり、そのスピードも速くなる可能性があります。
例えば、電話口で待たされる時間が減れば、その分、早く問題が解決します。営業時間や休業日といった簡単な質問であれば、自動応答ですぐに回答を得られ、その方が利便性が高まると言えるでしょう。
また、ユーザー側が自ら電話をつなぐ部署を選択できるので、問題解決率向上につながります。このように「自分で選ぶ」ことや、自動応答を利用したことで、ユーザーは「問題を自己解決した」と感じ、顧客満足度向上につながると言われています。
IVRの注意点
現代社会のニーズをうまく吸収しているIVRですが、IVRには注意点があることも抑えておきましょう。
適切な分岐設定を設ける
たとえば、電話をかけた側が操作ミスをして、ふさわしくない担当部署へ電話がつながってしまう可能性もあります。電話をかけた側がふさわしい担当部署を選べるよう、適切な分岐メニューを設けることも必要です。でなければ「その他の問い合わせ」に電話が集中し、結局電話がつながらない、といった事態になりかねません。
分岐設定はシンプルでわかりやすく
案内の音声が長すぎたり、いくつも番号を押さなければならないケースなどは、「待たされている」「急いでいるのに」と感じられてしまいます。電話をかける側が迷わず担当者へたどり着けるような案内を考える必要があるでしょう。
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IVRを活用する場面
こちらに、IVRがよく活用されている場面をご紹介します。「当たり前だ」と思っていることが、IVRで効率化できるかもしれません。ぜひ電話DXの参考にしてください!
①受電の一次対応時
「受付」「電話番」と呼ばれる電話対応です。用件に応じて電話をつなぐ部署を振り分けたり、電話が混み合っていてつながらない場合は後でかけ直してもらうよう案内をすることもできます。
営業時間外や休業日は伝言を録音し、担当者へ通知を送信します。
②よくある質問の対応時
ユーザーが選んだ番号がよくある質問だった場合、自動音声で回答したり、SMSでFAQを送る、などの対応が可能です。
このほか、自動で注文、応募、再配達を受け付けたり、ポイント残高、クレジットカード情報などの会員情報照会にも利用されます。
また、災害時には電話回線がパンクしたり情報が錯そうすることがあります。正確な災害情報をユーザーへ発信したいときに、IVRが利用されることもあります。
③営業電話・迷惑電話への対応時
営業電話や迷惑電話が1日に何度もかかってきて、そのたびに対応をしていると通常業務が進まなくなってしまったり、回線がふさがって緊急の電話を受けられなくなってしまいます。
そこでIVRを活用し、営業電話や迷惑電話がかかってきた時には、用件だけを録音するようにしたり、問い合わせフォームへ誘導することができます。あまりにもしつこい迷惑電話は、番号をブラックリストに登録することで、自動的に電話を切断することも可能です。
④特定の要件だけ電話を取りたい時
IVRは、基本的に電話は受けない、という企業でもよく利用されています。ほとんどの電話には自動応答やSMS返送で対応し、それでも解決できないときは問い合わせフォームやチャットへ誘導する、という形です。
どうしても緊急の用件がある場合や、取引先業者からの電話だけを受けたい場合などは、IVRを利用し、直接担当者へ電話を転送することができます。
⑤電話の自動発信時
IVRは電話を受けるときばかりでなく、発信時にも利用できるものがあります。顧客リストに沿って一件ずつ発信し、自動音声で案内できる機能です。電話がつながらなかったときは、数分後や数時間後にかけ直すこともできます。
具体的には、商品の納期を連絡する時、支払や未入金の督促などを連絡する時に利用されています。
これらのように電話の内容に応じて対応を選択できるのが、IVRの最大の特徴と言えるでしょう。
IVRの種類
IVRの種類①オンプレミス型
オンプレミス型IVRとは、IVR専用機をオフィスに設置するタイプを言います。専用機を導入するには数万~数千万円の費用がかかるほか、回線工事費や、IVRサービス利用のための月額利用料などがかかります。金融機関やコールセンターなど、大規模な企業でよく使われたシステムです。
IVRの機能②クラウド型
クラウド型IVRとは、いわばインターネット上(クラウド上)にIVR専用機を置いてあるような形です。インターネット回線を通してIVRサービスを受けることができるので、IVR専用機を導入する必要がなく、月額数千円~という低コストで利用が可能です。中小企業にも広まっているほか、コールセンター等にもクラウド型IVRが普及しており、主流となっています。
IVRの機能③ビジュアルIVR
ビジュアルIVRとは、音声での自動案内ではなく、スマホの画面にメニューが表示され、利用者が視覚的に操作をするタイプのIVRです。利用者は音声案内を最後まで聞く必要がなく、電話では説明しにくい内容でもわかりやすい、電話よりも短時間で番号を選択できるなど、気軽に利用しやすいシステムとなっています。
その反面、開発コストがかかったり、専用のアプリをインストールしないと利用できないなどのデメリットがあります。
IVRの選び方
IVRを選ぶときは、料金・機能・サービス内容などを基準にし、目的に合ったサービスを選びましょう。以下にIVRを選ぶときのポイントをまとめます。
料金
IVRサービスの料金形態は、初期導入費用、月額基本料、付加機能使用料などで構成されています。席数・回線数に応じて料金が加算されたり、稼働時間数によって料金が加算される場合があり、用途に合わせて最適なサービスを選ぶのがポイントとなります。
また、IVRの種類で前述したオンプレミス型IVRとビジュアルIVRは導入費用が高額になりがちです。
なるべく低価格ですぐに利用したい場合はクラウド型のIVRを導入することがおすすめです。
導入スピード
IVRを導入するときは、実際に稼働できるまでのスピードもチェックしておきましょう。申し込んだらすぐ即日から利用できるタイプのIVRは、カスタマイズ性も高い反面、自分で設定すべき項目が多い場合があります。
自社専用のIVRシステムを開発・導入したい場合は導入までに何度も打ち合わせが必要になったり、ビジュアルIVRの場合専用アプリの準備など時間がかかってしまうことが多いです。
機能性
IVRシステムを導入する時は、付随している機能にも目を向けてみましょう。外国語に対応しているものや、顧客管理システムや予約管理システムと連携できるものなど、様々なタイプがあります。
こうした付加機能を利用したい場合は、別途、追加料金が必要になることもありますので、あらかじめ確認しておきましょう。
また、実際に設定しやすい、管理しやすい、操作感が分かりやすいタイプを選ぶことも重要です。機能が複雑になるほど、操作も複雑になることが多いので、実際に運用するまえに操作感を試してチェックしましょう。
同時通話数
IVRシステムには、中小企業向けのものと、大企業向けのものがあります。同時接続できる回線数が異なり、料金負担も変わってきます。自社の規模に合わせたタイプを選びましょう。
分析機能
IVRの分析機能とは、かかってきた電話の履歴や内容をデータとして保管し、分析できる機能を言います。分析により何時ごろにどんな問い合わせが多いのか、といったことが分かると、音声ガイダンスや分岐メニューの内容を設定するときに役立ちます。
顧客ニーズを把握することにもなるので、商品・サービス開発や、販売促進などPRや広告戦略に活用することも可能です。
IVRサービスの費用相場
IVRサービスの主流はクラウド型で、月額数千円~数万円程度です。利用したいサービスの規模によって料金が大きく異なり、中小企業であれば最小構成の月額数千円程度のもので十分なことも多いです。
機能が複雑になるほど料金も高額になり、利用したい機能に合わせて開発から行う場合、開発コストが上乗せされることになります。
IVRサービス比較
IVRサービス比較①電話自動応答サービスIVRy

電話自動応答サービスIVRyはクラウド型IVRサービスです。低コストでありながら、AIによる自動読み上げテキストの作成や、着信フローが自由に設定できるなど、それぞれの業種にあったものへのカスタマイズ性が高いサービスです。また、電話番号取得もできるので新規開設の事業でも導入しやすい点や、受電履歴や受電メモによるCRM、使いやすいUIなど様々な便利な機能を高コストパフォーマンスで利用できることで定評があります。 月額基本使用料 3,300円〜、初期導入費用 0円
IVRサービス比較②トビラフォンcloud

トビラフォンcloudは、トビラシステムズによるクラウド型IVRサービスです。新規起業時やオフィス移転時、新拠点開設時から稼働可能で、在宅勤務にも適したサービスになっています。誰でもかんたんに使える操作感が強みで、コストパフォーマンスが高いことも人気の理由の一つです。 月額基本使用料 3,300円~、初期導入費用 33,300円
IVRサービス比較③MediaVoice

MediaVoiceは、メディアリンクによるクラウド型IVRサービスです。月600万件の電話に対応しており、回線数以上の電話がかかってきた際にも、自動的に折り返し連絡の予約を受け付ける、あふれ呼(放棄呼)対応機能を完備しています。その他、自動督促、SMS送信、Slack連携、本人認証、安否確認、世論調査、合否案内、クレジット決済、24時間稼働ほか、多彩なサービスを用意しています。 月額基本使用料 30,000円~、初期導入費用 50,000円~
IVRサービス比較④Genesys Cloud CX

Genesys Cloud CXは、ジェネシスクラウドサービスによるクラウド型IVRサービスです。受電履歴や分析に長けており、セキュリティ面には定評があります。Google、Apple、Microsoft、Adobe、ZOOMほか様々なシステムとの連携も可能で、日本だけでなく世界中で採用されているサービスです。
月額基本使用料 9,000円~
IVRサービス比較⑤BIZTEL コールセンター

BIZTEL コールセンターは、BIZTELによるクラウド型IVRサービスです。顧客管理システムや、社員・オペレーター同士のチャット機能、情報共有機能、音声認識テキスト化機能など、在宅勤務でもコールセンターを実現する機能を取り揃えています。バランスのよいサービス内容を自負しており、1,700社以上に導入された実績を持つなど、安心して利用できるIVRサービスと言えるでしょう。
月額基本使用料 81,000円~、初期導入費用 200,000円~
IVRサービス比較⑥自動受付IVR

自動受付IVRは、株式会社電話放送局によるクラウド型IVRサービスです。日本最大規模の回線数を保有しており、24時間365日受電対応が可能です。とくに災害時の稼働体制には定評があります。
月額基本使用料 150,000円~、初期導入費用300,000円~
IVRサービス比較⑦CT-e1/SaaS

CT-e1/SaaSは、コムデザインによるクラウド型IVRサービスです。リピーターを優先的に特定の担当者へつないだり、電話がつながるまで待機状態の電話(待ち呼)の着信順番を管理したり、電話で伝えにくい内容にはSMSを活用するなど、顧客満足度を上げる工夫が凝らされています。電話1席~の小規模プランを始め、100席以上の大規模プランなど、多彩なプランを用意しています。
月額基本使用料 15,000円~、初期導入費用300,000円
IVRサービス比較⑧COTOHA Call Center

COTOHA Call Centerは、NTTコミュニケーションズによるクラウド型IVRサービスです。コストを抑え、機能を絞ったIVRサービスで、24時間365日受電対応、顧客管理機能を備えています。初期費用がかからない点も魅力の一つです。別途、AIの音声認識機能などを利用できる有料のオプションサービスがあります。
月額基本使用料 3,300円~、初期導入費用0円
IVRサービス比較⑨じゃんじゃんコール

じゃんじゃんコールは、メテムによるクラウド型IVRサービスです。キャンペーンやイベントなど、短期間に大量に電話がかかってくるようなケースに強みがあり、24時間365日受電対応可能です。
月額基本使用料 39,800円~、初期導入費用30,000円
IVRサービス比較⑩LINE AiCall

LINE AiCallは、LINE CLOVAによるクラウド型IVRサービスです。電話をかけた人とAI(人工知能)が会話をする仕組みになっており、利用者が音声ガイダンスを最後まで聞いたり、番号を選ぶ必要がありません。AIが自動的に回答したり、対応できない場合は担当部署へ電話をつなぎます。LINEやSMSとの連携もスムーズで、各種申請や支払いにも対応しています。きめ細やかな対応だけあって、開発には数か月必要です。
料金について詳しくはお問い合わせください。
IVRサービス比較⑪Zendesk

Zendeskは、Zendeskによるクラウド型IVRサービスです。世界中で10万社以上の導入実績があり、コールセンターなど大規模な業態で活用されています。使い勝手に合わせて、小規模~大規模に対応し、カスタマイズが自在な点が人気です。米国籍企業なので、料金が為替変動の影響を受けます。
月額基本使用料 19米ドル~(年払い)
IVRサービス比較⑫VoiceMall

VoiceMallは、NTTテクノクロス株式会社によるクラウド型IVRサービスです。NTTが培った高いセキュリティ性と大容量のサービスを利用できることから、大手有名企業で活用されています。あふれ呼受付ダイヤルやCS調査ダイヤル、SMSによるログインパスワード再発行ダイヤルなど、電話を最大限に活用したサービスが豊富です。
月額基本使用料 140,000円~、初期導入費用300,000円~
IVRサービス比較⑬モバイルウェブ ビジュアルIVR

モバイルウェブ ビジュアルIVRは、NTTコム オンラインによるビジュアルIVRサービスです。コールセンター向けのサービスで、人員不足解消や業務効率アップに役立ちます。
電話でなくても構わない問い合わせをメールに誘導することができるほか、コールセンターの営業時間外でも24時間265日対応できるため、顧客にとっても利便性が高まります。
月額基本使用料20,000円~、初期導入費用515,000円~
IVRサービス比較⑭PKSHA(パークシャ) Voicebot

PKSHA Voicebot(旧名称はBEDORE(ベドア) Voice Conversation)は、「AIチャットボット」と呼ばれるIVRサービスで、音声認識AIを活用して自動応答するシステムになっています。
顧客が電話機の番号を選ぶのではなく、顧客の声を認識し、それにふさわしい対応を行います。契約から導入まで1か月の期間が必要となりますが、契約後は基本的に追加料金不要です。
料金 詳しくはお問い合わせください。
IVRサービス比較⑮AIコンシェルジュ

AIコンシェルジュは、AIによる音声認識を活用したIVRサービスです。ダイヤルプッシュによる案内も併用でき、文字起こし機能により伝言を預かることも可能です。通話音声を録音しているため、AIの認識精度が心配なときも補完できます。
料金 詳しくはお問い合わせください。
IVRサービス比較⑯ロボット自動受付サービス

ロボット自動受付サービスは、AIロボットが電話を受けるようなイメージで、顧客の声を音声認識して電話対応します。特にプッシュのみの分岐対応では足りない企業や、繁忙期など一時的に入電数が増える企業にふさわしい機能になっています。
月額基本使用料350,000円~、初期導入費用800,000円~
IVR(電話自動音声応答システム)の業種ごとの活用事例は?
病院・クリニック
病院やクリニックでは、電話の対応をしていると来院中の患者さんを待たせてしまう、という悩みがありました。コロナ禍で予約電話が鳴りやまない事態にも、IVRを活用する事例が多く挙げられます。
▼病院・クリニックでのIVR活用法
病院・クリニックにかかってくる、診察予約やワクチンに関する電話を自動で対応!
▼病院・クリニックでのIVRy導入事例
電話による問い合わせ対応を7割減!患者ニーズ把握も可能に【医療法人南谷継風会南谷クリニック】
ECサイト
たくさんの商品を販売しているECサイトでは、顧客からの質問やクレームがとても多いと言われます。タイミングによっては電話が集中することもありますが、IVRを活用すると電話業務の負担が減少します。
▼EC事業者のIVR活用法
▼ECサイトでのIVRy導入事例
問い合わせの件数が1/5以下に減少!SMS送信機能で商品故障の問い合わせ対応もスムーズに【承天貿易有限会社】
飲食店
飲食店では少人数で店内を切り盛りしていることが多く、また、ピーク時ほど電話がたくさんかかってくるという問題がたびたび指摘されます。IVRを導入することでピーク時の運営がスムーズに進行します。
▼飲食店でのIVR活用法
カフェや、居酒屋にかかってくる、予約や営業の電話を自動で対応!
▼飲食店でのIVRy導入事例
電話対応を7割削減!活用できていなかったWEB予約も有効活用可能に【株式会社キープ・ウィルダイニング】
宿泊・ホテル施設
宿泊施設は通常の業務のほか予約・確認・変更そのほか連絡など、電話が多い業種です。すでにIVRを活用した予約、問い合わせ対応を行っている企業が数多く挙げられます。
▼宿泊・ホテル施設でのIVR活用法
ホテルにかかってくる、宿泊予約や、予約変更の電話を自動で対応!
▼宿泊・ホテル施設でのIVRy導入事例
宿泊の問い合わせが多い土日や深夜の電話対応を自動化!顧客リストや受電データも有効活用【OKUTAMA+】
不動産
不動産業界は、新規物件に関する電話が半分以上を占めていると言われます。内覧予約の受付などが自動化できれば、普段の業務が大きく効率化されるでしょう。
▼不動産管理・売買業でのIVR活用法
不動産売買・取引業にかかってくる営業電話や予約の問い合わせ電話に自動で対応!
▼不動産管理・売買業でのIVRy導入事例
電話代行とIVRyの併用で、不動産の問い合わせ電話への対応工数&コスト削減を同時に実現【トライエ株式会社】
IVRサービス比較まとめ
IVR(自動音声応答)サービスは、営業時間外でも電話対応が可能になったり、人件費節約、顧客満足度向上など、ビジネスを発展させる画期的なサービスです。クラウド技術やAI技術の発展にともない、低コストで運用が可能になりました。
電話自動応答サービスIVRy(アイブリー)は、AIの合成音声による自動ガイダンス機能や、Slack・LINE・Teams・Chatworkへの受電通知、ホワイトリスト・ブラックリスト機能など、便利なIVR機能が詰まって、月額3,300円で使い放題。IVRサービス導入を検討中の方は、ぜひ合わせてIVRyもご検討ください!