CTIシステム比較表。おすすめの主要10製品に ついて徹底比較!
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執筆者 : アイブリー編集部

近年、顧客対応の質と効率を高める手段として、CTI(Computer Telephony Integration)の導入が注目を集めています。
特に、クラウド型のCTIは初期コストを抑えつつ、柔軟な運用を可能とするため、テレワークや多拠点対応を必要とする企業に広く普及しつつあります。
本記事では、国内で導入実績のある主要なCTIシステム10選を取り上げ、それぞれの機能、費用、CRM連携の可否などを一覧表と個別解説の形で比較・紹介します。
自社に最適なCTIシステム選定の参考として、ぜひご活用ください。
1. CTIシステムとは
「CTI(Computer Telephony Integration)」とは、コンピュータと電話システムを統合する技術です。電話の発着信の制御、保留や転送などの機能のほか、各種システムと連携することで、顧客情報や通話履歴の記録などを一元管理できます。CTIの導入により、電話対応にかかる負担を軽減しつつ、顧客満足度を高めることが可能です。
2. クラウド型とオンプレミス型の違い
CTIシステムには、大きく分けて「クラウド型」と「オンプレミス型」の2つの種類があります。両者は、システムの構築場所、コスト、管理方法などに大きな違いがあります。それぞれの特徴を比較しながら、その違いを詳しく解説します。
クラウド型CTI
インターネットを通じてCTIの機能を利用するサービスです。
- コスト:自社でサーバーやインフラを構築する必要がないため、初期コストを大幅に抑えられます。また、システムの運用・保守もサービス提供事業者が行うため、関連コストの削減にも繋がります。
- 柔軟性と拡張性:必要な時に必要な分だけリソース(席数など)を増減できるスケーラビリティの高さが魅力です。事業の拡大や縮小に迅速に対応できます。
- 導入の手軽さ:ハードウェアの設置が不要なため、短期間で導入が可能です。
近年、これらのメリットからクラウド型の利用が主流となっています。