迷惑なフリーダイヤル(0120・0800)を着信拒否する方法と注意点を解説

0120や0800の着信も適切な設定で拒否可能です。この記事では、着信拒否の方法と注意点、さらにそのメリットを詳しく解説します��。

フリーダイヤルとは、0120や0800から始まる電話番号のことです。フリーダイヤルから電話がかかってきたと思ったら、営業の電話だった、という経験がある方も多いのではないでしょうか。

企業の代表電話番号などでは、フリーダイヤルを一括で着信したくない、と考えている方もいると思います。フリーダイヤルを着信しない方法を紹介します。

フリーダイヤルの種類

0120番号

0120は、フリーダイヤルのサービスが始まった1985年から使われている番号です。

通常は電話をかけた人(発信側)が通話料を支払いますが、フリーダイヤルへの電話は契約者、つまり電話を受けた人(着信側)が通話料を支払います。日本では企業への問い合わせ番号として利用されることが多く、信頼度を高めるのにも一役買っています。

フリーダイヤルについての詳しい説明は「フリーダイヤル(0120・0800)とは? 番号の取得方法や導入のメリットを紹介」をご覧ください。

0800番号

0800もフリーダイヤルの番号として現在使われています。0120で始まる番号が枯渇したため、1997年に0800番が開放され、現在に至ります。

0800番号について、詳しくはこちらの記事をご覧ください!

「0800から始まる電話番号はどこから?迷惑電話なの?」

フリーダイヤルを着信しない方法

結論から言うと、フリーダイヤルからかかってくる電話を一括で着信拒否することはできません。しかしフリーダイヤルを拒否する方法がありますので、ご紹介します。

①電話番号を登録して着信拒否する

スマホやiPhoneの電話帳に電話番号を登録することで、指定した電話番号からの着信を拒否することができます。

一般加入電話(固定電話)は「ナンバー・ディスプレイ」を申し込み、契約すると着信拒否設定ができるようになります。

②登録していない電話番号を着信拒否する

逆に、電話帳に登録していない電話番号からの電話を一律で拒否する設定も可能です。ただし、初めてかかってきた電話番号からの電話をすべて着信拒否してしまうので、コールセンターに問い合わせた後、折り返し連絡を待っている場合なども、着信拒否してしまうことがあります。

③有料の迷惑電話おことわりサービスを利用する

迷惑電話おことわりサービスとは、登録した電話番号を着信拒否できるほか、最後にかかってきた電話番号を着信拒否できるサービスです。非通知設定の番号から電話がかかってきた場合でも適用できるのが利点です。

NTTの一般加入電話(固定電話)や、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天の携帯電話各キャリアで同等のサービスがありますので、詳しくは各社へお問い合わせください。

汎用CTA

④フリーダイヤルを一括拒否できる電話機があるって本当?

固定電話機で、フリーダイヤルを一括拒否できるものがあります。ただし電話機代がかかり、ナンバー・ディスプレイ契約が必須となります。

⑤迷惑電話を対策するアプリ

スマホやiPhoneにアプリを入れることで、迷惑電話を識別または着信拒否をしてくれるサービスがあります。無料のものと有料のものがあり、無料のものは広告が出ることを了承しておきましょう。

IVRy(アイブリー)の迷惑電話対策アプリなら、無料・広告なしで電話帳に登録されていない電話番号でもアプリに登録されたデータから識別ができます。
必要な電話か・不要な電話かを電話番号の表示を見て事前に判断できるため、「電話を取ってみたら営業・迷惑電話だった」という体験がなくなります。

IVRyの迷惑電話対策アプリ(iOSのみ)

フリーダイヤルを着信拒否するときの注意

①必要な電話も拒否してしまう場合がある

登録していない電話番号、知らない電話番号、初めてかかってきた電話を一括で着信拒否設定にする方法を使うと、必要な電話まで着信拒否してしまうことがあります。

こうした電話を拒否しないためには、迷惑電話をひとつずつ登録し、着信拒否設定する方法が一番妥当と言えます。

②料金が発生してしまう

迷惑電話おことわりサービスには月額使用料がかかったり、申込・契約が必要で、登録件数上限が30件程度となっています。

あまりにもフリーダイヤルからの電話が多い、それも不要な電話ばかりである、という場合は、思い切って電話番号を変えるということもできます。ただし電話番号変更には手数料がかかります。

フリーダイヤルの電話はどこからかかってくる?

クレジットカード紛失・盗難・不正利用等の連絡はフリーダイヤルでかかってくることがあります。これは、電話がつながらなかった場合でもフリーダイヤルなら折り返し連絡をもらえて、確実に連絡を取れる可能性が高いからです。

ほかにフリーダイヤルでかかってくる可能性がある電話には、問い合わせに対する折り返し連絡、公共交通機関からの落とし物が見つかった連絡、未払い金の連絡(督促・催促)、キャンペーン・懸賞の当選連絡などがあります。

フリーダイヤルからかかってきた電話に出ると料金がかかる?

「フリーダイヤルは電話を受けた人が通話料を支払う」と思っている方もいますが、それは違います。フリーダイヤルは、契約者が通話料を支払うものです。

そのためフリーダイヤルの電話番号へ折り返し連絡をしても、通話料が発生することはありません。

迷惑電話・営業電話が事業に及ぼす悪影響とは

迷惑電話や営業電話は、事業に悪影響を及ぼす可能性があります。

頻繁な不要電話は、従業員の集中力を削ぎ、生産性の低下やストレスの増加を招く可能性があります。さらに、不要な電話対応に追われることで重要な顧客対応が遅れ、顧客満足度が低下することも考えられます。

結果として、業務効率の悪化や企業イメージが損なわれるリスクがあるため、事業者は迷惑電話や営業電話への対策を講じることが重要です。

IVRyで迷惑電話・営業電話をブロックして業務に集中する方法

IVR(自動音声応答システム)を導入することで、迷惑電話や営業電話の効果的な抑制が期待できます。

営業電話・非通知電話・海外からの電話など、迷惑電話の多くは、勧誘や詐欺のために相手と直接会話し、交渉や情報収集をすることを目的としています。

無差別にかけられるこのような電話は、音声ガイダンスの分岐メニューをたどることを避ける傾向があり、IVRが一次対応することで目的を達成できないと判断し、電話を諦める可能性があります。

「IVRy」では、アカウント登録をするだけで最短即日でIVRを導入でき、迷惑電話や営業電話をすぐにブロックすることが可能です。

迷惑電話・営業電話ブロック用の分岐ルールを作成する

「IVRy」では、用件ごとに分岐ルールを設定し、さまざまな応対方法で迷惑電話・営業電話をブロックすることができます。

迷惑電話・営業電話をブロックする分岐ルールの設定方法を紹介します。

方法1:音声案内で営業電話をブロックする

「サービス紹介のお電話」「その他の問い合わせ」などの分岐を作成し、自動音声ガイダンスにより『営業電話は受け付けておりません』といった案内で終話することで、営業電話のブロックが可能です。

方法2:SMS送信で問い合わせフォームやメール対応へ誘導

電話は取りたくないけれど、用件は知っておきたいという場合は、相手に対して問い合わせ先のメールアドレスやフォームを記載したSMSを送信し、Web対応を促す設定が有効です。

方法3:AI受付で用件を文字情報として承る

「IVRy」では、AIが人の代わりに用件をヒアリングをし、文字に起こした状態でメールやSlackなどのチャットツールに通知することもできます。

しつこい迷惑電話や非通知電話はブラックリストに登録する

ブロックしても何度もかけてくる電話番号は、ブラックリストに登録して電話を繋がないようにすることもできます。

また、非通知番号は一律で繋がないようにする設定も可能です。

「IVRy」は月額2,980円~という低価格で導入でき、迷惑電話や営業電話を効果的にブロックすることができます。

素早く・簡単に迷惑電話や営業電話をブロックしたい方は、まずは「IVRy」の無料トライアルをお試しください。