ひかり電話オフィスタイプとオフィスエースを徹底比較!自社に向いてる方はこれ

オフィスの電話システムを選ぶ際、NTTの「ひかり電話」は有力な選択肢の一つです。しかし、法人向けには「ひかり電話オフィスタイプ」と「ひかり電話オフィスエース」という2つの主要なプランがあり、どちらが自社に適しているか判断するのは簡単ではありません。
本記事では、これら2つのサービスがどのような企業に向いているのかを、料金や機能、拡張性の観点から徹底的に比較・解説します。この記事を読めば、自社に最適な電話システムがどちらなのか、明確な答えが見つかるはずです。
無料で電話業務の自動化を試すならアイブリー
アイブリーは、電話自動応答システムとしての便利な機能を多数搭載しています。 よくある質問の自動回答や営業電話のブロック、担当者への振り分け、Webページへの誘導、電話内容の管理など、あなたの代わりに電話業務を効率化します。
今すぐ試してみるひかり電話オフィスタイプの概要と特長
まずは、「ひかり電話オフィスタイプ」の基本的な特徴から見ていきましょう。このサービスがどのような位置づけで、どんなメリット・デメリットがあるのかを理解することが、最適なプラン選びの第一歩です。
ひかり電話オフィスタイプとは
ひかり電話オフィスタイプは、NTTの光回線「フレッツ光」を利用した法人向けのIP電話サービスです。
最大の特徴は、月額1,430円の基本料金で3チャネル・1番号が利用できる点です。つまり、特別な申し込みをしなくても、最初から3人同時に通話できる状態でサービスを開始できます。
このシンプルさから、特に小規模な事業所向けのスタータープランとして位置づけられています。
ひかり電話オフィスタイプのメリットとデメリット
ひかり電話オフィスタイプを検討する上で、メリットとデメリットを正確に把握しておくことが重要です。
メリット:- 低コストで複数チャネルを確保:月額1,430円で3チャネルを利用できるため、複数人での同時通話が頻繁にある小規模オフィスにとってはコストパフォーマンスが高い選択肢です。- シンプルな料金体系:基本機能が中心のため、料金構造がわかりやすいです。
デメリット:- ビジネス向け機能が有料オプション:ナンバー・ディスプレイや転送機能(ボイスワープ)など、多くのビジネスで必須となる機能が標準搭載されておらず、追加するには別途オプション料金がかかります。- 拡張性に限りがある:最大でも8チャネル・32番号までしか拡張できません。将来的に事業規模の拡大が見込まれる場合、システムの再構築が必要になる可能性があります。
ひかり電話オフィスタイプのおすすめ対象
上記のメリット・デメリットを踏まえると、ひかり電話オフィスタイプは以下のような企業におすすめです。
- 従業員数が10名未満程度の小規模オフィスや店舗
- 電話業務は基本的な発着信が中心で、高度な付加機能はあまり必要としない
- 将来的な事業拡大の計画が8チャネルの範囲内に収まることが明確
- とにかく月々の固定費を最優先で抑えたい
ひかり電話オフィスタイプの料金とコスト削減
ここでは、ひかり電話オフィスタイプを導入する際の具体的な料金体系と、従来の電話サービスと比較した場合のコスト削減効果について詳しく見ていきましょう。
ご利用料金の詳細
ひかり電話オフィスタイプの料金は、主に「初期費用」「月額利用料」「通話料」の3つで構成されます。
項目 | 料金(税込) | 備考 |
---|---|---|
初期費用 | ||
契約料 | 880円/契約 | フレッツ光と同時申込の場合 |
工事費 | 13,200円~ | 構成により変動。基本工事費と交換機等工事費の合計。 |
月額利用料 | ||
基本料金 | 1,430円 | 3チャネル・1番号利用料を含む |
機器利用料(アダプター) | 1,100円 | 4ch対応アダプターの場合。8ch対応は1,650円。 |
追加チャネル | 440円/1チャネル | 4チャネル目以降、最大8チャネルまで |
追加番号 | 110円/1番号 | 最大32番号まで |
通話料 | ||
固定電話・IP電話宛 | 全国一律 8.8円/3分 | |
携帯電話宛 | 17.6円/60秒 |
※上記に加えて、フレッツ光の月額利用料が別途必要です。
通信コスト削減の具体例
ひかり電話オフィスタイプを導入する大きなメリットの一つが、通信コストの削減です。
従来の加入電話(アナログ回線)では、区域内でも3分9.35円、市外への通話は距離に応じて料金が上がります。一方、ひかり電話オフィスタイプなら国内の固定電話へは距離に関係なく一律で3分8.8円で通話できます。
特に、県外への通話が多いビジネスの場合、この差は大きく、通信費全体の大幅な削減につながります。
通話料金の比較
ひかり電話オフィスタイプの通話料はシンプルですが、「ひかり電話オフィスエース」には通話パターンに応じて選べる2つの料金プランが用意されています。
- オフィスタイプ: 全国一律 8.8円/3分
- オフィスエース プラン1: 県内通話 6.6円/3分、県間通話 11円/3分
- オフィスエース プラン2: 全国一律 8.8円/3分
特定の地域内での通話が業務の大半を占める場合は、オフィスエースのプラン1を選ぶことで、オフィスタイプよりもさらに通話料を抑えることが可能です。
ひかり電話オフィスタイプの契約と導入方法
サービスの概要と料金を理解したところで、次に契約から導入までの流れと、プラン選びの重要な比較ポイントを解説します。
お申し込みから開通までの流れ
ひかり電話オフィスタイプの導入は、以下のステップで進めるのが一般的です。
- 問い合わせ・相談:まずはNTTの公式サイトや販売代理店に問い合わせ、自社の状況を伝えて相談します。
- 見積もり・提案:ヒアリング内容に基づき、最適なプランや機器構成、費用の見積もりが提示されます。
- 契約:提案内容に納得したら、正式に契約手続きを進めます。
- 工事日調整:専門の工事業者が訪問して設置工事を行うため、日程を調整します。
- 開通・利用開始:工事が完了すれば、その日からひかり電話の利用を開始できます。
ひかり電話オフィスタイプの導入方法
ひかり電話オフィスタイプを利用するには、前提として「フレッツ光」の契約が必要です。
その上で、ひかり電話に対応したビジネスフォン(主装置)か、既存の電話機を接続するための「ひかり電話対応アダプター」を設置します。これらの機器はNTTからレンタルするか、別途購入する必要があります。
ひかり電話オフィスエースとの比較・選び方
両サービスを選ぶ上で最も重要なのが、この比較です。単純な基本料金だけでなく、機能を含めた総コストと将来性で比較する必要があります。
ひかり電話オフィスタイプは「基本機能に特化したスタータープラン」、ひかり電話オフィスエースは「ビジネスに必要な機能と拡張性を備えたプラットフォーム」と考えると分かりやすいでしょう。
項目 | ひかり電話オフィスタイプ | ひかり電話オフィスエース |
---|---|---|
ターゲット | 小規模オフィス、コスト最優先 | 成長中の企業、多機能・高拡張性を求める企業 |
基本料金(税込) | 1,430円(3ch/1番号 込) | 1,210円(1ch/1番号 込) |
拡張性 | 最大 8チャネル / 32番号 | 最大 300チャネル / 7,000番号 |
ナンバー・ディスプレイ | オプション(月額1,320円) | 標準搭載 |
ボイスワープ(転送) | オプション(月額550円/番号) | 標準搭載 |
グループ通話定額 | オプション(月額440円/ch) | 標準搭載 |
BCP機能 | 利用不可 | オプションで利用可能(一括転送など) |
注目すべきは、多くのビジネスで必須とされる「ナンバー・ディスプレイ」や「ボイスワープ」が、オフィスタイプでは高額なオプションサービスであるのに対し、オフィスエースでは標準で料金に含まれている点です。
例えば、3チャネルでナンバー・ディスプレイとボイスワープが必要な場合、- オフィスタイプ: 1,430円 + 1,320円 + 550円 = 月額3,300円- オフィスエース: 1,210円 + (追加2ch × 1,100円) = 月額3,410円
となり、この時点では料金に大きな差はありません。しかし、ここに拠点間の無料通話(グループ通話定額)などを加えると、オフィスエースの方が圧倒的にコストメリットが高くなります。
ひかり電話オフィスタイプのオプションサービス
ひかり電話オフィスタイプは、基本サービスがシンプルな分、様々なオプションを追加して機能をカスタマイズできます。ここでは主要なオプションサービスを紹介します。
オプションサービスの種類
ビジネスの現場でよく利用される代表的なオプションは以下の通りです。これらの機能が、オフィスエースでは標準搭載されている点も考慮して確認しましょう。
- ナンバー・ディスプレイ(月額1,320円):かけてきた相手の電話番号を表示します。
- ボイスワープ(月額550円/番号):かかってきた電話を別の番号へ転送します。
- 迷惑電話おことわりサービス(月額220円):迷惑電話を登録し、着信を拒否します。
- 複数チャネル(月額440円/チャネル):4チャネル目以降、同時通話数を追加します。
- 追加番号(月額110円/番号):FAX用など、電話番号を追加します。
その他のオプションサービス
上記以外にも、非通知の着信を拒否する「ナンバー・リクエスト」などのサービスがあります。
重要なのは、これらのオプションを追加していくと、月額料金がすぐにオフィスエースを上回ってしまう可能性がある点です。自社に必要な機能をリストアップし、オプション料金を含めた総額でどちらのプランが最適かを判断することが、コスト削減の鍵となります。
無料で電話業務の自動化を試すならアイブリー

「アイブリー」なら完全無料で、問い合わせ業務の自動化をお試しいただけます。
※無料でご利用いただけるのは30着電まで
便利な電話自動応答機能が多数
アイブリーは、電話自動応答システムとしての便利な機能を多数搭載しています。
よくある質問の自動回答や営業電話のブロック、担当者への振り分け、Webページへの誘導、電話内容の管理など、あなたの代わりに電話業務を効率化します。

上記の機能も30着電まで無料でご利用いただけます。
アイブリーのフリープランで今すぐ電話番号を取得しよう
アイブリーの無料アカウント登録フォームから基本情報を入力し、050番号の場合は即時発行、固定電話番号の場合は本人確認の手続き後の番号申請フォームよりご希望の市外局番を承ります。
※番号の在庫がない場合はご希望に添えない可能性があります
さらにアイブリーは基本料金・電話番号維持費が30着電まで無料で利用できます。
簡単に電話番号を取得したい、電話に関わる業務を楽にしたい、という方は、まずは無料でアイブリーをお試しください。
30着電まで無料
今すぐ試してみる料金や活用事例まで丸わかり
資料をダウンロードする