中古ビジネ スフォンの導入ガイド!選び方から注意点まで徹底解説

開業やオフィスの移転に伴いビジネスフォンの導入は不可欠ですが、新品は高額になりがちです。特にスタートアップや小規模な店舗では、初期費用をできるだけ抑えたいものでしょう。
そこでおすすめなのが、中古ビジネスフォンです。コストを大幅に削減しながら、ビジネスに必要な電話環境を整えられます。
本記事では、中古ビジネスフォンのメリット・デメリットから、自社に合った機器の選び方、導入プロセス、そして注意点までを網羅的に解説します。
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今すぐ試してみる中古ビジネスフォンのメリットとデメリット
中古ビジネスフォンの導入を検討するにあたり、まずはメリットとデメリットを正しく理解しておくことが重要です。コスト面の利点は大きいものの、品質や性能面での注意点も存在します。
コスト削減の可能性
中古ビジネスフォン最大のメリットは、導入コストを大幅に削減できる点にあります。
新品の場合、主装置(PBX)や電話機本体、設置工事費を含めると数十万円から数百万円の初期費用がかかることも珍しくありません。しかし中古品であれば、機器の費用を数分の一に抑えることが可能です。
特に、基本的な機能さえ備わっていれば最新機種である必要がないと考えるスタートアップや小規模オフィスにとって、中古品は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
品質と性能の確認ポイント
コストメリットが大きい一方、中古品ならではの注意点も存在します。
最も重要なのは、品質と性能の見極めです。長年使用された機器は、新品に比べて故障のリスクが高まる可能性があります。また、販売店によっては保証が短い、あるいは付いていないケースもあり、万が一の際に修理費用が高くつくことも考えられます。
購入前には、信頼できる販売店が提供するクリーニングや整備の状況、そして保証期間や内容を必ず確認しましょう。
中古ビジネスフォンの選び方
コストを抑えつつ自社の業務に適した中古ビジネスフォンを導入するためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。ここでは、選定時に必ずチェックしておきたい3つのポイントをご紹介します。
必要な機能を明確にする
まずは、自社の業務に本当に必要な機能は何かを明確にしましょう。
ビジネスフォンには、外線・内線通話、保留、転送といった基本機能のほか、留守番電話、通話録音など様々な機能が搭載されています。
多機能な最新機種は魅力的ですが、使わない機能のためにコストをかけるのは得策ではありません。「とにかく基本的な機能が使えれば十分」という場合は、数世代前のモデルでも全く問題なく、むしろコストを大幅に抑えられます。
信頼できる販売店の選定
中古ビジネスフォンは、どこから購入するかが非常に重要です。信頼できる販売店を選ぶことが、失敗しないための鍵となります。
信頼できる販売店は、以下のような特徴を持っています。
- 十分な保証期間: 最低でも1年以上の保証を提供しているか確認しましょう。保証期間の長さは、品質に対する自信の表れです。
- 丁寧なクリーニングと整備: 専門的なクリーニングや動作確認が徹底されているか。カールコードなどの消耗品が新品に交換されているかも重要なポイントです。
- 豊富な実績と専門知識: 導入実績が豊富で、こちらの質問に的確に答えてくれる専門スタッフがいるかを確認しましょう。
価格の安さだけで選ぶと、「クリーニングが不十分だった」「すぐに故障したが保証がない」といったトラブルにつながる可能性があるため注意が必要です。
人気の中古ビジネスフォン機種
中古市場には多くのメーカーや機種が出回っていますが、ここでは特に人気が高く、信頼性にも定評のあるメーカーと代表的なシリーズを紹介します。
NTT製品の人気機種
国内で圧倒的なシェアを誇るNTTのビジネスフォンは、中古市場でも豊富に流通しており、入手しやすいのが特徴です。
- αNXシリーズ / αNXⅡシリーズ: 多くの企業で導入実績があり、安定した性能と使いやすさが人気です。基本的な機能は網羅しており、小規模から中規模オフィスまで幅広く対応できます。
- αA1シリーズ: 比較的新しいモデルで、クラウドサービスとの連携機能などが強化されています。
SAXA製品のおすすめモデル
SAXA(サクサ)は、中小企業向けに特化した製品が多く、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
- PLATIAシリーズ: デザイン性が高く、コンパクトながらもビジネスに必要な機能をしっかり搭載しています。小規模オフィスや店舗などで人気のあるシリーズです。
中古ビジネスフォンの導入プロセス
ここでは、中古ビジネスフォンを導入する際の一般的な流れと、特に重要な「工事」について解説します。
ヒアリングとニーズの把握
まず販売店の担当者と打ち合わせを行い、オフィスの規模や従業員数、必要な電話機の台数、希望する機能などを伝えます。
このヒアリングを通じて、自社に最適な機種や構成の提案を受けます。
見積もりと契約の流れ
ヒアリング内容に基づき、販売店から見積もりが提示されます。
見積もりには機器の価格だけでなく、後述する設置工事費なども含まれます。内容を十分に確認し、納得できれば契約へと進みます。
電話工事の有無による費用の違い
「電話工事など、専門的で面倒な作業は避けたい」というニーズは非常に多いですが、基本的にビジネスフォンの導入には専門業者による設置工事が必須です。
これは、ビジネスフォンの設置工事が「工事担任者」という国家資格が必要な専門作業であるためです。無資格での工事は法律で禁止されており、火災や通信障害のリスクもあるため絶対に行ってはいけません。
項目 | 費用目安(1台あたり) | 備考 |
---|---|---|
電話機本体 | 4,000円~12,000円程度 | 機種や状態による |
主装置(PBX) | 数万円~ | 規模によるが、新品に比べ大幅に安価 |
設置工事費 | 10,000円~20,000円程度 | 主装置設定、電話機設置、配線作業などを含む |
合計(1台あたり) | 機器代+10,000円~20,000円程度 | 機器代とは別に工事費が発生する |
このように、機器代とは別に工事費が発生することを前提に予算を組む必要があります。
ただし一部の業者では、事前に設定を済ませた機器と配線をセットで送り、利用者自身が接続するだけの「工事不要セット」を提供している場合もあります。これはワンフロアの小規模なオフィスなど、条件が限られますが、工事費を抑える有効な選択肢です。
中古ビジネスフォンのメンテナンスとサポート
導入後の運用をスムーズに行うために、メンテナンスとサポート体制についても理解しておきましょう。
定期的なメンテナンスの重要性
中古ビジネスフォンは精密機器であり、定期的なメンテナンスが長期間安定して利用するための鍵となります。
販売店によっては、導入後の保守サービスを提供している場合があります。定期的な点検や清掃を依頼することで、故障を未然に防ぎ、機器の寿命を延ばせます。
アフターサービスの確認
購入前に、保証期間終了後のサポート体制についても確認しておくことが重要です。
故障やトラブルが発生した際にどこに連絡すればよいのか、修理にはどのくらいの費用と期間がかかるのかを事前に把握しておくことで、万が一の時も慌てずに対処できます。
中古ビジネスフォンの市場動向
最後に、中古ビジネスフォン市場の現状と今後の見通しについて解説します。
中古市場の成長とトレンド
近年スマートフォンの世界でも大手キャリアが中古端末の販売に乗り出すなど、「高品質な中古品を賢く利用する」という価値観が広まっています。
ビジネスフォンの市場も同様で、初期費用を抑えたいという企業の根強いニーズに支えられ、安定した市場を形成しています。特に、数世代前のモデルでもビジネス用途として十分な性能を持っているため、コストパフォーマンスを重視する企業にとって中古品は合理的な選択肢であり続けています。
今後の展望と予測
近年、インターネット回線を利用する「クラウドPBX」という新しい電話システムも普及しています。クラウドPBXは物理的な機器が不要で、月額料金で利用できる手軽さから、特にスタートアップ企業での導入が増えています。
しかし、物理的な機器を資産として所有したい、あるいは月々のランニングコストを避けたいといったニーズもあり、中古ビジネスフォン市場は今後も一定の需要を維持していくと予測されます。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社の状況に合った選択をすることが重要です。
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