スマホでの通話録音について解説!OS別のやり方とおすすめアプリも

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この記事では、スマートフォンで使えるおすすめの通話録音アプリをランキング形式で紹介します。iPhone・Androidそれぞれの対応状況や、自動録音機能の有無、安全性といった選び方のポイントも。日本語対応アプリの探し方など、よくある質問にもお答えします。

スマホで顧客や取引先と電話をしているとき、通話を録音しておきたいと思ったことはありませんか?スマホのキャリアや機種によっては、通話の録音機能を備えていることもありますが、なければ別途録音用のアプリを入れる必要があります。

この記事ではスマホでの電話を録音する方法について、詳しく紹介します。

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スマホでの電話を録音する方法

①ボイスメモを利用する(iPhone)

ご利用中の機種がiPhoneの場合、ボイスメモを利用することで通話中の会話を録音することができます。iPhoneのホーム画面からアプリを起動することが可能です。ただし、注意点としてはボイスメモでは電話の相手の音声は拾わないため、電話をかけているこちらの声のみが録音される 点があります。

②機種に備わっている電話録音機能を使う

使っているスマホの機種によっては、電話を発着信する電話アプリに、あらかじめ通話録音機能が備わっていることがあります。通話中に「通話を録音する」ボタンが出る音声メモ機能や、電話が来る前に「通話を録音する」設定をオンにすることで、すべての通話を録音することができる機能などがあります。

それぞれの機種や、使っている電話アプリによって使い方が異なるので、詳しくはお使いのスマホの取扱説明書をご確認ください。

③キャリアの通話録音機能を利用する

ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアでスマホを利用している人は、有料(月額400~550円)の通話録音サービスを契約することで、すべての通話を録音することができます。楽天モバイルでは、今のところ同様のサービスはありません。

④通話録音サービスを利用する

スマホのキャリアを問わず、通話録音サービスを契約することで、スマホでの通話がすべて録音される サービスがあります。サービス提供者によっては、ただ録音するだけでなく、通話履歴分析サービスや自動応答サービスが付加されているなど、ほかにも様々なサービスを同時に利用できます。

⑤電話録音アプリを入れる

あらかじめ電話録音アプリを入れておくと、通話中に「録音する」ボタンが表示されるようになるなど、通話を録音できるようになります 。無料で使える電話録音アプリの場合、録音を再生する前に広告が流れることがあります。また、使っているスマホの機種によってはアプリとの相性が悪く、自分の声だけ録音されてしまうといった不具合もあるようです。確認するにはひとつずつアプリを入れ、実際に使って試すしかありません。

⑥レコーダーを使う

ICレコーダー、ボイスレコーダー、録音マイクなど、録音専用の機器をあらかじめ持ち歩いていれば、スマホでの電話を録音することができます。録音専用の機器は、音質が良く、スマホの保存容量を気にせず使えるのが利点ですが、直接スマホに接続するわけではないので、通話相手の声をうまく録音できないことがあります。

⑦テレフォンピックアップを使う

テレフォンピックアップとは、通話を録音するための機器です。マイクとイヤホン(ヘッドホン)が一体になっており、マイク側でこちらの声を録音し、イヤホン側で相手の声を録音する構造になっています。レコーダーに付属しているか、もしくは別途レコーダーを用意する必要があります。

【2025年】おすすめの通話録音アプリ

この記事では、2025年時点でおすすめの通話録音アプリをご紹介します。スマートフォンのOSによって利用できるアプリは異なるため、iPhone向けとAndroid向けに分けて、それぞれの特徴や選び方のポイントを解説します。

通話録音アプリの比較表

機能

無料アプリ

有料アプリ(買い切り)

有料アプリ(サブスクリプション)

基本録音

△(制限あり)

自動録音

×

△(一部対応)

文字起こし

×

×

△(一部対応)

クラウド連携

×

△(一部対応)

広告表示

あり

なし

なし

サポート

なし

△(限定的)

ビジネスで利用する場合は、機能が豊富でサポートも充実している有料アプリがおすすめです。 特に、自動で録音を開始できる機能や、録音データをクラウドで管理できる機能は、業務の効率化に大きく貢献します。

iPhone向けおすすめ通話録音アプリ

iPhoneは、スマートフォンの仕様上、Androidに比べて通話録音が難しいとされています。そのため、多くのアプリが「3者通話サービス」という仕組みを利用しています。これは、録音用の特殊な電話番号に一度発信し、そこに通話したい相手を招待することで、3者間の会話として録音する方式です。

この方式のアプリを選ぶ際は、通話料金が別途発生する可能性がある点に注意が必要です。 アプリの料金体系だけでなく、3者通話にかかる費用も確認しておきましょう。

Android向けおすすめ通話録音アプリ

Androidは、iPhoneに比べて通話録音アプリの種類が豊富です。GoogleのOSアップデートにより、通話録音が制限される傾向にはありますが、多くのアプリが独自の技術で対応しています。

Androidアプリを選ぶ際は、お使いのスマートフォンの機種やOSのバージョンに対応しているかを必ず確認してください。 相性の問題で、相手の声が録音できない、自分の声しか録音されないといった不具合が発生することもあります。無料トライアル期間などを利用して、実際に試してから本格的に導入するのが良いでしょう。

【独自調査】電話対応で「業務効率は悪化している?」15.2%が「非常にそう感じる」


編集部では、全国の企業で働き1日1回以上は電話に出る20歳〜65歳の男女200人を対象にアンケートを実施。「電話対応で業務効率が悪化していると感じるか」との設問に、「やや感じる」と回答した方が全体の37.8%、「非常に感じる」と回答した方が15.2%いました。


Q:電話対応により業務効率が悪化していると感じますか?

(調査名:企業の電話対応に関する課題調査、調査対象:企業で勤務する20〜65歳の男女、有効回答数:200件、調査実施日:2025年8月18日、調査手法:インターネット調査、調査実施会社:株式会社IVRy)

通話録音アプリの選び方

通話録音アプリは数多く存在するため、どれを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。ここでは、ビジネス利用を前提としたアプリの選び方について、4つのポイントを解説します。

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対応OSで選ぶ

まず最も重要なのは、お使いのスマートフォンに対応しているアプリを選ぶことです。 iPhoneユーザーであればiOS対応のアプリを、AndroidユーザーであればAndroid対応のアプリを選びましょう。

前述の通り、iPhoneとAndroidでは通話録音の仕組みが異なるため、アプリの機能や使い勝手も大きく変わってきます。

料金体系で選ぶ(無料・有料)

アプリには無料で利用できるものと、有料のものがあります。料金体系も「買い切り型」と「サブスクリプション型」に分かれます。

料金体系

メリット

デメリット

無料

コストがかからない

広告表示、機能制限、サポートなし

有料(買い切り)

一度の支払いで継続利用できる

初期費用が高い、アップデート非対応の場合がある

有料(サブスクリプション)

最新機能が使える、サポートが充実

継続的にコストがかかる

ビジネスで利用する場合、無料アプリはセキュリティや信頼性の観点から推奨できません。 顧客情報などの機密情報を取り扱う可能性を考慮すると、サポート体制が整っている有料アプリを選ぶのが賢明です。

機能性で選ぶ(自動録音・文字起こし)

どのような機能が必要かを明確にすることも大切です。例えば、以下のような機能がビジネス利用では役立ちます。

  • 自動録音機能: 電話がかかってきた際に、自動で録音を開始してくれる機能です。録音のし忘れを防ぐことができます。
  • 文字起こし機能: 録音した音声データをテキスト化してくれる機能です。議事録の作成や内容の確認が効率化できます。
  • データ管理機能: 録音データにタグを付けたり、顧客情報と紐づけたりできる機能です。後からデータを探しやすくなります。
  • クラウド連携機能: 録音データをDropboxやGoogle Driveなどのクラウドストレージに自動で保存してくれる機能です。スマートフォンの容量を圧迫せず、複数人でのデータ共有も容易になります。

安全性で選ぶ

ビジネスで利用する以上、アプリの安全性は最も重視すべきポイントの一つです。 アプリがどのようなセキュリティ対策を講じているか、プライバシーポリシーの内容はどうなっているかなどを、インストール前に必ず確認しましょう。

具体的には、以下の点を確認すると良いでしょう。

  • 通信の暗号化: 録音データをアップロードする際の通信が暗号化されているか。
  • データの保管場所: 録音データがどこに保管されるのか。
  • 開発元の信頼性: アプリを開発している企業の評判や実績。
  • アプリストアの評価: 他のユーザーからのレビューや評価。

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通話録音アプリを利用する際の注意点

通話録音アプリは非常に便利ですが、利用する上でいくつか注意すべき点があります。特にビジネスで利用する場合は、法的なリスクやセキュリティについて十分に理解しておく必要があります。

通話録音の合法性と相手への通知

日本では、通話の当事者の一方が相手の同意を得ずに会話を録音すること自体は、直ちに違法とはなりません。 しかし、録音したデータを本人の同意なく第三者に公開したり、不正に利用したりした場合は、プライバシーの侵害にあたる可能性があります。

ビジネスで通話を録音する際は、トラブルを避けるためにも、通話の冒頭で「この通話は、サービス品質向上のため録音させていただきます」のように、録音する旨を相手に伝えるのがマナーであり、最も安全な方法です。

録音データのセキュリティと管理

録音データには、顧客の連絡先や取引内容など、機密情報が含まれる場合があります。これらの情報が外部に漏洩することがないよう、データの管理には細心の注意を払う必要があります。

具体的には、以下のような対策が考えられます。

  • アクセス制限: 録音データにアクセスできる担当者を限定する。
  • パスワード設定: スマートフォンやアプリ、保存先のフォルダなどにパスワードを設定する。
  • 定期的な削除: 不要になった録音データは定期的に削除する。
  • 社内ルールの策定: 録音データの取り扱いに関するルールを定め、従業員に周知徹底する。

通話録音を行うメリット

伝言の取り次ぎミスがなくなる

普段、電話で伝言を預かるときは、メモをとって相手の意向を担当者へ伝えることになると思います。しかしメモがうまくできなかったり、メモを紛失してしまったり、相手の意図を取り違えてしまう、といったミスもよくあるでしょう。

スマホで電話を受けている場合はなおさら、外出先などメモが取りにくい環境であることも多いです。しかし通話が録音されていれば、メモを見るのではなく直に顧客の声を聞くことができるので、顧客の意図を正確に理解することができます。

顧客データの蓄積になる

通話を録音しておくことで、顧客のデータを蓄積することができます。こうしたデータを分析すれば顧客ニーズを把握したり、適切な広告を打ち出したり、新商品開発に役立てるなど、様々な応用も可能です。

顧客満足度の向上につながる

通話録音を行うことでミスがなくなれば、顧客満足度の向上につながります。「いつ電話をかけてもつながる」「折り返し連絡をしてくれる」という安心感から、信頼度が高まるでしょう。

通話は全て自動で録音される

自動電話応答サービス「アイブリー」は、電話がかかってきたときに「○○の問い合わせの方は1番をプッシュしてください…」と案内するシステムです。

アイブリーはすべての通話を自動で録音しており、もちろんスマホのアプリで電話を受けた時にも自動で通話が録音されます。そのため「録音し忘れた」という心配がありません。

電話業務を効率化できる

アイブリーの自動応答機能を活用すれば、電話業務を効率化することができます。よくある問い合わせにはAI音声が自動で回答するので、普段の電話対応の回数を減らすことになるでしょう。本当に必要な電話だけを担当者に直接転送することができるので、取り次ぎミスをなくすことにもつながります。

通話の録音に関するよくある質問

無料で使えるアプリのデメリットは?

無料で使えるアプリはコストがかからないのが最大のメリットですが、ビジネスで利用するには多くのデメリットが存在します。

  • 広告が表示される: 録音の再生時などに広告が表示され、操作性が損なわれることがあります。
  • 機能が制限されている: 録音時間や件数に上限があったり、自動録音や文字起こしといった便利な機能が使えなかったりします。
  • セキュリティに不安がある: 開発元が不明確なアプリも多く、録音データがどのように扱われるか分からないというリスクがあります。
  • サポートが受けられない: 不具合が発生した際に、問い合わせ先がない、あるいは対応してもらえないケースがほとんどです。

顧客情報を取り扱うビジネスシーンでは、信頼性の高い有料アプリの利用を強く推奨します。

相手にバレることはない?

事前に通知せずに録音した場合、相手に知られる可能性はゼロではありません。

特にiPhoneの3者通話方式のアプリでは、録音用の番号を呼び出す際に特殊な操作音が発生することがあり、相手がそれに気づく可能性があります。また、Androidアプリの中には、録音開始時にアナウンスが流れるものもあります。

最も確実なのは、前述の通り、通話の最初に録音する旨を伝えることです。これにより、不要なトラブルを未然に防ぐことができます。

Q. 録音したデータの音質は?

A. 音質は、利用するアプリやスマートフォンのマイク性能に依存します。一般的に、有料アプリの方がクリアな音質で録音できる傾向にあります。また、スピーカーフォンで通話しながら録音すると、周囲の雑音が入りやすくなるため、イヤホンマイクを使用するのがおすすめです。

Q. 機種変更してもデータは引き継げる?

A. アプリによって対応は異なります。クラウド連携機能があるアプリであれば、新しいスマートフォンに同じアプリをインストールし、同じアカウントでログインすることで、データを引き継げる場合が多いです。ローカル(スマートフォン本体)にのみデータを保存するアプリの場合は、手動でデータをバックアップし、新しい端末に移行させる必要があります。

Q. 相手の声だけ録音できない時の対処法は?

A. この問題は、特にAndroidスマートフォンで発生することが多いようです。原因としては、OSの仕様、アプリと機種の相性などが考えられます。まずは、アプリの設定(録音ソースの変更など)を見直してみてください。それでも改善しない場合は、別のアプリを試してみるのが良いでしょう。

アイブリーアプリのご紹介

アイブリーはAndroidやiPhoneで利用可能なアプリもご用意しています。外出中でも会社にかかってきた電話を受けたり、在宅でのコールセンターに使うこともでき、その場合でも1分当たりの通話料は約3.3円。携帯電話の通話料は1分あたり17.6円というところが多いので、コスト削減にも利用できることが分かります。

アイブリーアプリは以下のリンクからインストールできます。

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2025年11月1日に、料金プランの月額料金およびサービス内容を改定させていただきました。
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アイブリー編集部のプロフィール画像

アイブリー編集部

(株式会社IVRy / アイブリー編集部)

アイブリー編集部です。電話に関する様々な情報をわかりやすく解説します。 【アイブリーとは?】 アイブリーは月額 3,317円(※1)から利用できるAI・IVR電話自動応答サービスです。AIが設定をサポートし、営業電話・顧客からの問い合わせ・注文・予約等の様々なシーンを自動化します。最短1分で利用開始でき、30着電まで無料でお試しいただけます。 ※1: 年払いの場合/電話番号維持費除きます

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