コールセンター委託会社おすすめ10選!費用相場や選び方も解説

コールセンター業務の外部委託を検討し始めると、委託会社の数が多く、料金体系も会社ごとにバラバラで、比較に手間がかかります。自社の規模や予算に合う1社を見極めるには、体系的な比較が欠かせません。
この記事では、おすすめの委託会社10社を料金・対応範囲・特徴で比較しました。外部委託の基礎知識から費用相場、選び方のポイントまで網羅しているので、自社に合った委託先が見つかるはずです。
コールセンターの外部委託(アウトソーシング)とは

コールセンターの外部委託とは、顧客からの電話対応や問い合わせ業務を外部の専門業者に任せることです。オペレーターの採用・教育やシステム管理を委託先に任せられるため、自社のリソースをコア業務に集中できます。
BCP(事業継続計画)の観点からも注目されており、災害やシステム障害時のリスク分散手段として外部委託やクラウド型システムを採用する企業が増えています。
メリット
- 設備投資や人件費を削減できる
- 電話対応を任せてコア業務に集中できる
- 研修を受けたオペレーターによる高品質な対応が期待できる
デメリット
- 顧客情報を外部に預けるため情報漏洩リスクがある
- 顧客の声(VOC)やノウハウが社内に蓄積されにくい
- 対応品質を直接コントロールしにくい
委託できる業務の種類
外部委託できる業務は、大きく「インバウンド業務」と「アウトバウンド業務」の2種類に分かれます。
インバウンド業務(受電) | アウトバウンド業務(架電) |
|---|---|
・商品やサービスへの問い合わせ対応 | ・テレアポによる新規顧客の開拓 |
このほか、特定の業界に特化した「業界特化型」や、複数言語で対応できる「多言語対応型」のサービスを提供する企業もあります。
詳しくは関連記事の「コールセンター委託のメリット・デメリット、費用、選び方を徹底解説」をご覧ください。
コールセンター委託会社選びのポイント
最適なコールセンター委託会社を選ぶには、以下の4つの重要なポイントに注目しましょう。これらのポイントを確認することで、自社のニーズに最適なコールセンター委託会社を見つけることができます。
詳しくは関連記事の「コールセンターの費用相場は?外注と内製の料金を比較解説」をご覧ください。
1. 料金体系の確認
定額制や従量制など、料金体系をしっかり確認し、自社の状況に最適なプランを選びましょう。初期費用や追加費用、各種手数料なども含めて、トータルコストを把握することが重要です。見積もりを複数社から比較し、将来的なコスト増も予測しておくことが大切です。
コールセンター委託の費用相場
コールセンター委託にかかる費用は、主に「初期費用」と「月額料金」で構成されます。月額料金の体系はいくつか種類があるため、自社のコール量や予算に合わせて選ぶことが重要です。
料金体系 | 概要 | 費用相場(月額) | 向いているケース |
|---|---|---|---|
月額固定型 | 一定のコール件数までを固定料金で対応 | 10万円~50万円 | 毎月のコール数が安定しており、予算管理を簡単にしたい場合。 |
従量課金型 | 対応したコール件数に応じて課金 | 案件による | コール数が少ない、または月によって変動が大きい場合に無駄がない。 |
成果報酬型 | アポイント獲得などの成果に応じて課金 | 案件による | テレアポなど、成果が明確なアウトバウンド業務でリスクを抑えたい場合。 |
席数契約型 | 専任のオペレーター席数を確保する契約 | 20万円~50万円/席 | 専門知識が必要な対応や、自社専用チームとして運用したい大規模な業務。 |
初期費用は、システム設定や業務フローの設計、オペレーターへの研修などにかかる費用です。簡易なプランでは無料の場合もありますが、複雑な業務を委託する際は、数十万円以上かかることもあります。
2. 提供機能の確認
自社のニーズに合った機能とサービスを提供していることが重要です。多言語対応、24時間対応、チャットサポート、AI活用、複数チャネル対応など、必要な機能を網羅しているか、そのサービスレベルを確認しましょう。また、今後の事業展開や顧客ニーズの変化を見据えた拡張性も考慮すると良いでしょう。
3. 実績と信頼性
導入実績や顧客からの評価を調べ、信頼できる企業かどうかを判断します。業種別の対応実績、対応件数、顧客満足度に関するデータを参考に、その企業の対応力や経験を評価しましょう。口コミやレビューサイトも有効な情報源です。
大手と中小の委託会社の違い
委託会社は、事業規模によって「大手」と「中小・専門特化型」に分けられます。それぞれ特徴が異なるため、自社の目的や規模に合わせて選ぶことが大切です。
【大手委託会社】
全国に大規模な拠点を持ち、数千席規模での運用が可能です。コールセンター業務だけでなく、データ分析やDX推進支援といった包括的なBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供しているのが特徴です。豊富な実績と高度なセキュリティ体制を求める、大規模な業務を委託したい企業に向いています。
【中小・専門特化型委託会社】
特定の業界や業務に特化していることが多く、専門性の高い対応が期待できます。小規模なプランから利用でき、柔軟な料金体系を持つため、コストを抑えてスモールスタートしたい中小企業やスタートアップに適しています。
4. 運営体制の確認
情報セキュリティ、オペレーターの質、コンプライアンス遵守体制などを評価します。プライバシーマークやISMS認証などの取得状況、セキュリティに関するポリシー、トラブル発生時の対応体制などを詳しく確認しましょう。
【30秒診断】コールセンター委託先の早わかりガイド
「結局、自社にはどこが合っているの?」と迷ってしまう方のために、重視したい項目別におすすめの委託先を整理しました。
料金:とにかく安く、スモールスタートしたい
株式会社ベルシステム24のe秘書がおすすめです。
月額10,000円から利用できる「e秘書」サービスがあり、コストを抑えて手軽にアウトソーシングを始めたい企業に適しています。
対応時間:夜間・休日も含めて24時間365日任せたい
電話代行サービス株式会社が適しています。
33年以上の実績があり、夜間・休日の代行はもちろん、不動産や士業など専門性が求められる業種の24時間対応にも強みを持っています。
専門性:IT機器やシステムのテクニカルサポートを依頼したい
JBサービス株式会社がおすすめです。
オペレーター全員が現役のエンジニアであるため、専門知識が必要なIT機器の操作支援や、ヘルプデスク業務の委託に最適です。
営業支援:テレアポやインサイドセールスを強化したい
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社が適しています。
アウトバウンドを含むインサイドセールスを得意としており、単なる受電代行だけでなく、営業プロセスの改善や売上拡大を目指す企業におすすめです。
効率化:単純な一次対応を自動化してコストを下げたい
電話自動応答サービス「アイブリー」がおすすめです。
「よくある質問」や「取り次ぎ」などの一次対応をAIや自動音声に任せることで、有人コールセンターに委託するよりも圧倒的に低コスト(月額3,980円〜)で電話業務を効率化できます。
徹底比較:おすすめコールセンター委託会社10社
コールセンター業務を外部委託する際、顧客満足度と業務効率の向上を図るには、サービスの質や対応範囲が充実している委託会社を選ぶことが重要です。ここでは、特におすすめのコールセンター委託会社10社を厳選して紹介します。
AIが応答!30着電まで無料
今すぐアカウントをつくる電話対応の効率化を実現する
資料をダウンロードする※登録しても、しつこい営業電話がかかってくることはありません
マーケティングアソシエーション株式会社
マーケティングアソシエーション株式会社の「カスタマーサポートPlus」は、電話・メール・FAXなどのマルチチャネルを活用した各種コールセンター代行サービスを提供しています。一次対応から二次対応、発信やクレーム対応まで依頼可能。FAQ整備や問い合わせ分析による業務改善提案にも対応しています。
対応範囲 | インバウンド、アウトバウンド、アウトソーシングなど |
|---|---|
特徴 | ・マルチチャネル対応で幅広いサポートが可能 |
料金 | 要問い合わせ |
主なサービス・機能 | ・マルチチャネルサポート |
株式会社ベルシステム24
株式会社ベルシステム24が提供する「e秘書」は、30年以上の実績を持つコンタクトセンターアウトソーシングサービスで、24時間受付や多言語対応など充実したオプションが特徴です。利用時間などの細かいプラン設定が可能なため、クライアントのニーズに柔軟に対応できます。
対応範囲 | 電話秘書代行、受注受付、インバウンド、アウトバウンドなど |
|---|---|
特徴 | ・大規模コンタクトセンター運営で培った豊富な実績とノウハウ |
料金 | 月額10,000円(税抜)~ |
主なサービス・機能 | ・取次転送 |
株式会社TMJ
株式会社TMJはセコムグループのBPO企業で、休日・夜間などの24時間365日対応が可能なコールセンター代行サービス「あんしん電話当番サービス」を提供しています。小規模から目的に応じたプラン選択が可能で、手軽に利用できるパック料金が用意されています。
対応範囲 | インバウンド、アウトバウンド、独自システムやツールの提供、既存コンタクトセンターの診断改善など |
|---|---|
特徴 | ・手軽なパック料金で高品質なコンタクトセンターを提供 |
料金 | ・初期費用30,000円(税抜) |
主なサービス・機能 | ・RPAサービス |
トランスコスモス株式会社
トランスコスモス株式会社のコンタクトセンターサービスは、国内最大級の提供力と3,000社以上の実績を誇り、インバウンド、アウトバウンド、バックオフィス支援サービス、カスタマーケアやセールスサポート、業界特化型サービスを提供しています。
対応範囲 | 受注受付、インバウンド、アウトバウンド営業支援、市場調査など |
|---|---|
特徴 | ・全国34拠点、19,560席のコンタクトセンター |
料金 | 要問い合わせ |
主なサービス・機能 | ・チャットボット |
株式会社ネオキャリア
株式会社ネオキャリアのコンタクトセンターアウトソーシングサービスは、約3,000社との取引実績を誇り、カスタマーサポート、受注業務、ヘルプデスク業務など、幅広い代行サービスに対応しています。一部のみを発注することもでき、顧客ニーズに応じた柔軟なプランが用意されています。
対応範囲 | テレアポ代行、カスタマーサポート、各種受付センター、テクニカルサポートなど |
|---|---|
特徴 | ・国内外にある40以上の拠点を活かし、幅広いニーズに対応 |
料金 | 要問い合わせ |
主なサービス・機能 | ・あふれ呼対応 |
アルティウスリンク株式会社
アルティウスリンク株式会社は、インサイドセールス、カスタマーサポート、テクニカルサポート、アウトバウンドコール、多言語コンタクトセンターなど、顧客ニーズに応える最適なソリューションを提供しています。多様化・高度化する顧客ニーズに対応するため、AIなどの新しいテクノロジーの導入やグローバル体制の強化を図っています。
対応範囲 | 全国100拠点以上、24時間365日稼働でさまざまなニーズに対応可能 |
|---|---|
特徴 | ・6,000万件超のサポート実績による高品質なサービス提供 |
料金 | 要問い合わせ |
主なサービス・機能 | ・自動音声サービス |
電話代行サービス株式会社
電話代行サービス株式会社は、33年以上の実績と豊富なノウハウにより、高品質なコールセンター代行を提供。通常の電話代行サービスに加えて、クレーム対応や求人受付、ネットショップや水道修理など、特定の業務に特化したプランが充実しています。
対応範囲 | 秘書代行、夜間休日電話代行など |
|---|---|
特徴 | ・33年以上の実績で培った高品質な電話代行サービスを提供 |
料金 | 月額25,000円(税抜)~(コールセンター代行の場合) |
主なサービス・機能 | ・秘書代行サービス |
JBサービス株式会社
JBサービス株式会社は、IT分野で培った知見とノウハウをベースに、カスタマーサポートやテクニカルサービスを代行しています。経験豊富なオペレータは全員、現役のエンジニアのため、IT機器に関するコールセンターサービスをはじめ、クラウドサービスやツールなどの操作支援やテクニカルサポートを得意しています。
対応範囲 | 情報セキュリティ対策、テクニカルサポート、機器の保守・点検など |
|---|---|
特徴 | ・24時間365日対応の運用センターで高品質なサポートを提供 |
料金 | 要問い合わせ |
主なサービス・機能 | ・機器監視 |
株式会社スカパー・カスタマーリレーションズ
株式会社スカパー・カスタマーリレーションズは、20年以上にわたり「スカパー!」のカスタマーセンターを運営している豊富な経験を活かして、熟練したオペレーターがコールセンターの問い合わせに対応。注文受付、テクニカルサポートなど、多岐にわたる業務に対応できるのが強みです。
対応範囲 | インバウンド、アウトバウンド、業務改善コンサルティングなど |
|---|---|
特徴 | ・20年以上の運営実績と豊富なカスタマーサポートのノウハウ |
料金 | 要問い合わせ |
主なサービス・機能 | ・24時間365日の顧客サポート |
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、パーソルグループやEC、IT業界などで幅広い実績を持ち、アウトバウンドを含むインサイドセールスを得意としています。RPAやAIによる業務プロセス改善提案も強みとしています。年間250件を超える業務実績があります。
対応範囲 | ヘルプデスク、テレアポ代行、テレマーケティング、コンサルティングなど |
|---|---|
特徴 | ・幅広い業界での実績を持ち、柔軟な対応が可能 |
料金 | 要問い合わせ |
主なサービス・機能 | ・インサイドセールス支援 |
コールセンターに業務を委託するまでの流れ
コールセンターの委託を成功させるためには、事前の準備から運用開始後のフォローまで、計画的に進めることが大切です。一般的な導入の流れは以下の4つのステップで進みます。
1. 自社の課題と委託範囲の明確化する
委託先を探す前に、まずは自社の現状と課題を整理しましょう。「電話対応でコア業務が圧迫されている」「受電漏れが多い」など、解決したい課題によって委託すべき業務範囲が変わります。
- 委託する業務内容(インバウンド/アウトバウンド、夜間休日のみなど)
- 想定されるコール数(月間の入電・架電件数)
- 予算と目標(コスト削減重視か、品質向上重視か)
これらを事前に明確にしておくことで、見積もりの精度が高まり、ミスマッチを防ぐことができます。
2. 複数社からの見積もり取得・選定
要件が固まったら、候補となる委託会社へ問い合わせを行い、見積もり(RFP:提案依頼書)を依頼します。1社だけで決めるのではなく、必ず複数社から見積もりを取り、比較検討することが重要です。
選定の際は、提示された費用だけでなく、以下の点もチェックしましょう。
- 自社の業界や類似案件での実績があるか
- セキュリティ体制(プライバシーマークやISMS認証の有無)
- 担当者のレスポンスや提案力
3. 契約締結・運用ルールの策定
委託先が決定したら、契約を締結し、具体的な運用ルールの策定に入ります。
ここでは、「サービスレベル(SLA)」の合意が非常に重要です。「応答率を何%にするか」「クレーム発生時の緊急連絡網はどうするか」など、具体的な数値やフローを定めておきます。また、業務マニュアルやトークスクリプト(台本)の作成、オペレーターへの研修もこの期間に行われます。
4. 運用開始・効果検証
準備が整ったら、運用を開始します。ただし、委託して終わりではありません。
運用開始直後は想定外の質問が来ることもあるため、委託先と密に連携を取ることが大切です。定期的にレポートを受け取り、応答率や顧客満足度などの数値をチェックしながら、マニュアルの修正や運用の改善(PDCA)を繰り返すことで、コールセンターの品質を高めていくことができます。
コールセンター委託に関するよくある質問
Q1. どんな業務を委託できますか?
A1. 顧客からの問い合わせ対応や注文受付などの「インバウンド業務」と、テレアポや市場調査といった「アウトバウンド業務」の両方を委託できます。多くの会社が両方の業務に対応しています。
Q2. オペレーターの品質はどのように担保されていますか?
A2. 多くの委託会社では、独自の厳しい研修プログラムを実施し、オペレーターの品質を担保しています。契約前に、研修や品質管理の体制について確認することをおすすめします。
Q3. 情報漏洩のリスク対策は大丈夫ですか?
A3. 信頼できる委託会社の多くは、「プライバシーマーク(Pマーク)」や「ISMS認証」を取得しています。これらの認証は、情報セキュリティに関する厳格な基準をクリアしている証です。委託先を選ぶ際の重要な判断基準になります。
Q4. 導入にはどのくらいの期間が必要ですか?
A4. 委託する業務内容によりますが、簡易なプランであれば数週間、複雑な業務フローの構築が必要な場合は数ヶ月かかることもあります。自社で一から構築するよりは迅速に立ち上げが可能です。
最適なコールセンター委託会社を見つけて業務効率化を実現
コールセンターの外部委託は、業務効率化やコスト削減、顧客満足度向上に直結する効果的な手段です。ただし、最適な委託会社を選ぶためには、料金や機能、実績、運営体制を比較することが重要です。効果的なアウトソーシングの活用を通じて、コールセンター業務の課題を解消し、顧客満足度と業績の向上を実現しましょう。
費用や手間を抑えながら、スピーディーに電話対応の課題を解決したいと考えている方には、電話自動応答(IVR)サービスの導入もおすすめです。
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