クラウドPBXのデメリット7選と対策!導入で失敗しないために

クラウド電話とは、インターネット回線を利用した電話システムで、多くの企業でビジネスフォンとして利用されています。以前はビジネスフォンを設置する際はオンプレミス型が主流でしたが、近年はクラウド型が主流になってきています。
クラウド電話は、クラウド上にPBXが存在するため、コストや拡張性の面でメリットがある一方、いくつかのデメリット(注意点)もあります。
そこで本記事では、クラウド電話のデメリットとそれらの解決策について解説します。また、デメリットを補ってあまりあるメリットも紹介しますので、電話システムを選定する際の参考にしてください。
1.クラウド電話とは
クラウド電話とは、インターネット回線を利用した電話システムで、一般的に「クラウドPBX」のことを指します。電話回線の開通工事や専用機器の購入は必要なく、手間や費用をかけずに導入可能です。
通常のビジネスフォンは、企業のオフィスにPBX(Private Branch eXchange:構内交換機)と呼ばれる装置を設置しますが、クラウド電話の場合はPBXがクラウド上に存在します。
こちらの記事でクラウドPBXの概要や機能について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
2.クラウド電話のデメリットと対策
近年、多くの企業で導入が進んでいるクラウド電話には、メリットだけではなくデメリットも存在します。しかし、適切な対応策を講じることで、デメリットの多くは解決が可能です。本章では、クラウド電話のデメリットと解決策を解説します。
デ メリット1:通信環境や提供会社により通話品質が劣化する場合がある
前述した通り、クラウド電話はインターネット回線を利用するシステムです。そのため、通話品質がインターネット環境に依存するデメリットがあります。
近年、インターネットの通信品質は飛躍的に向上しており、多くの場合は安定した通話が可能です。しかし、インターネット環境が不安定な場所では、通話中にノイズ(雑音)が混入したり、通話の途切れや遅延が発生したりするおそれがあります。
また、クラウド電話ベンダーの技術力によっても、通話品質に差が出る点に注意が必要です。
対策:安定したインターネット環境を用意する
インターネット接続事業者(プロバイダ)やプランを見直し、高速かつ安定した環境を用意しましょう。なお、クラウド電話専用のインターネット回線を用意すると、安定性が向上します。複数のプロバイダやプラン内容を比較したうえで、自社に合ったサービスを選定することが重要です。
または、クラウド電話のみで利用する専用のインターネット回線を用意することも、回線が混雑するリスクを低減できるため有効です。
デメリット2:セキュリティ面でのリスクが存在する
インターネット回線を利用する以上、悪意をもった第三者によるサイバー攻撃や情報漏えいなど、セキュリティ面でのリスクが存在します。
また、クラウド電話ベンダーが、インフラ面で誤った設定などを行ってしまい、個人情報や通話内容などが漏れるケースもあります。
対策:セキュリティ対策が万全 なサービスを選ぶ
クラウド電話ベンダーの多くは、セキュリティ認証を取得し、必要十分なセキュリティ対策を実施しているため、安心してサービスを利用できます。
ただし、クラウド電話のセキュリティレベルはベンダーによって異なるため、セキュリティ面に力を入れている企業のサービスを選びましょう。
また、通話端末のアップデートやパスワード管理をはじめ、従業員に対するセキュリティ意識の啓蒙・教育を実施しておくと、セキュリティリスクを減らせます。
デメリット3:既存の電話・FAX番号を利用できないことがある
クラウド電話のサービスによっては、現在利用している電話番号やFAX番号を引き継げない場合があります。
企業にとって電話番号やFAX番号は、取引先や顧客との重要な接点です。そのため、引き継ぎができない場合は、各社に対して番号変更の連絡をする必要があります。
取引先が多いと業務負荷やコストが増えるだけではなく、引継ぎ後の電話番号が相手に伝わらず、ビジネスの機会損失を招くおそれもあります。
対策:番号ポータビリティや転送サービスを活用する
既存の利用回線によっては番号の引継ぎが難しいケースもあるため、クラウド電話の導入検討時に確認することが重要です。また、番号ポータビリティや転送といったサービスの利用も検討するとよいでしょう。
デメリット4 :一部発信できない番号が存在する
クラウド電話の多くは、以下の番号への発信は制限されます。
- 110…警察
 - 119…災害救急センター(火事・救助時の消防車・救急車要請)
 - 118…海上保安庁(海上事故など)
 - 115…電報サービス
 - 117…時報
 
インターネット回線を利用するクラウド電話は、発信者の正確な位置を特定できません。そのため、110や119にかけても、緊急対応が難しいという理由があるようです。
対策:緊急通報可能なサービスを選ぶか代替手段を準備する
光電話タイプのクラウド電話であれば、緊急ダイヤルに発信可能です。
また、万が一の場合は個人用のスマートフォンから発信できるよう、最寄りの警察署や消防署の電話番号を登録しておくとよいでしょう。
3. クラウド電話における失敗例と対策
クラウド電話は便利ですが、導入計画や準備が不十分だと失敗につながる可能性があります。よくある失敗例としては、以下のようなケースが挙げられます。
- 技術的な問題 :既存システムとの相性の問題やネットワークの帯域不足、導入後の設定不足などにより、通話品質が不安定になる。
 - 準備不足 :社内での運用フローが見直されず、社内調整も不十分だと、従業員がクラウド電話の機能に混乱してしまい、かえって業務効率が落ちる。
 - コスト管理の甘さ :利用料金の見積もり不足や想定外の追加機能などにより、運用コストが予算を超過してしまう。
 - ベンダー選定のミス :トラブル発生時に十分なサポートが受けられず、業務が長時間ストップする。
 
これらの失敗を避けるためには、導入前に自社の課題を明確にし、必要な機能を洗い出すことが重要です。その上で、複数のベンダーを比較検討し、サポート体制や費用の透明性、通話品質などを慎重に見極めましょう。
より詳しい失敗例と具体的な対策については、こちらの記事で解説しています。あわせて参考にしてください。
4.クラウド電話のメリット
クラウド電話には懸念点もありますが、それらを補って余りあるだけのメリットを有しています。ここでは、クラウド電話の主なメリットを5つ紹介します。
メリット1:拡張性に富んでいる
小規模な企業やオフィスの場合、スタート時点からオンプレミス型の電話システムを導入するのはオーバースペックであり、無駄な費用が多く発生します。
クラウド電話では、月額制のサービスが多いため、必要に応じてユーザー数や機能を追加・削減が可能です。「まずはスモールスタートし、オフィスを拡大するタイミングでユーザー数を追加する」といった柔軟なオペレーションも実現できます。
メリット2:低コストで導入・運用できる
オンプレミス型の場合、機器購入代や配線工事費などに、少なくとも数十万円以上は必要です。一方、クラウド電話は、インターネット回線と端末さえあればすぐに利用でき、導入コストを大幅に抑えられます。スマートフォンやタブレットに対応しており、専用の電話機も必要ありません。
また、クラウド電話の月額制プランは安価で提供されているものが多く、機器のメンテナンスやソフトウェアの更新もベンダー側が対応するため、運用の負担も軽減可能です。
メリット3:場所にとらわれない働き方を後押しできる
インターネットに接続できる環境さえあれば、ロケーションを問わず「会社番号」で発着信が可能です。取引先や顧客と電話でやり取りするために、オフィスへ出社する必要はありません。
自宅や外出先などから電話業務を遂行できるため、オフィスに縛られない自由な働き方を促進できるでしょう。
メリット4:BCP対策を推進できる
クラウド電話は、インターネット環境があればどこからでも業務を行えるため、災害時や緊急時に備えるBCP対策としても有効です。
また、クラウド電話ベンダーの多くは、PBXを複数の拠点に分散管理しています。テロや災害などの影響を受けにくいため、不測の事態が発生してもビジネスを継続することが可能です。
メリット5:生産性の向上につながる
クラウド電話によっては、電話に自動で応対・案内をする電話自動応答システム(IVR)を利用可能です。また、よくある質問への自動回答や転送機能、営業電話のブロック機能などを提供しているサービスもあります。
ただ顧客や取引先と通話するだけではなく、生産性向上に寄与する機能が豊富な点もクラウド電話のメリットです。
オンプレミス型PBXとの比較
クラウドPBXの導入を検討する際、従来型のオンプレミスPBXとの違いを理解しておくことが重要です。ここでは、コストと機能・拡張性の2つの側面から両者を比較します。
料金・コストの比較
クラウドPBXの大きなメリットとして「低コスト」が挙げられますが、具体的にオンプレミス型と比べてどの程度違うのでしょうか。以下の表で、初期費用から運用にかかる費用までを比較してみましょう。
比較項目  | クラウドPBX  | オンプレミス型PBX  | 
|---|---|---|
初期費用  | 低い(0円~数万円)  | 高い(数十万~数百万円以上)  | 
サービス登録料など  | PBX装置購入費、設置工事費  | |
月額費用  | サービス利用料(保守費用含む)  | 回線利用料、別途保守費用  | 
通話料金  | 比較的安価(IP電話)  | 契約プランによる  | 
拡張・変更コスト  | ほぼ不要(管理画面で設定)  | 高額(追加機器購入、工事費)  | 
このように、クラウドPBXは物理的な機器の購入や大掛かりな工事が不要なため、初期費用を大幅に抑えられる点が最大の特徴です。また、月額のサービス利用料に保守・メンテナンス費用が含まれていることが多く、3~5年の総所有コスト(TCO)で見ても、オンプレミス型より優れているケースがほとんどです。
機能・拡張性の比較
ビジネス環境の変化に対応する上で、システムの「機能」と「拡張性」は重要な比較ポイントです。
オンプレミス型の場合、一度システムを構築すると、機能の追加や利用人数の増減には、追加の機器購入や専門業者による工事が必要となり、時間とコストがかかります。
一方、クラウドPBXは、ソフトウェアベースのサービスであるため、管理画面から簡単に機能の追加やユーザー数の変更が可能です。事業の成長に合わせて「まずはスモールスタートし、段階的に拡張していく」といった柔軟な運用を実現できます。CRM(顧客管理システム)との連携や、常に最新の機能が自動でアップデートされる点も、クラウドPBXならではのメリットといえるでしょう。
失敗しないクラウドPBXの選び方と導入
自社に最適なクラウドPBXを導入し、そのメリットを最大限に活用するためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。ここでは、サービスの選定から導入までの具体的なステップと注意点を解説します。
信頼できるサービスの選定ポイント
数多くのクラウドPBXサービスの中から、自社に合った信頼できるサービスを選ぶためには、以下の5つのポイントを比較検討することが重要です。
- 機能の充実度
自社の課題を解決するために必要な機能(IVR、通話録音、CRM連携など)が標準で備わっているか、オプションで追加できるかを確認しましょう。不要な機能が多くてもコスト増につながるため、過不足のないサービスを選ぶことが大切です。 - 料金体系の透明性
初期費用や月額基本料金だけでなく、オプション料金や通話料を含めた総額でコストをシミュレーションしましょう。料金プランが分かりやすく、追加料金の発生条件などが明確に記載されているかも重要なチェックポイントです。 - 通話品質の安定性
ビジネスの根幹である電話の品質は、最も重視すべき項目の一つです。多くのサービスでは無料トライアルを提供しているため、実際の業務環境でテストし、音声のクリアさや遅延の有無を確認することをおすすめします。 - サポート体制
万が一のトラブル発生時に、迅速に対応してくれるサポート体制が整っているかを確認します。サポートの対応時間や連絡手段(電話、メール、チャット)、対応範囲などを事前に調べておくと安心です。 - セキュリティ対策
インターネットを利用する以上、セキュリティ対策は不可欠です。通信の暗号化や不正アクセス防止策、データセンターの信頼性など、ベンダーがどのようなセキュリティ対策を講じているかを確認しましょう。 
利用シーンに合わせた電話機の選び方
クラウドPBXでは、従来のビジネスフォンのように専用端末を必要とせず、多様なデバイスを電話機として利用できます。従業員の働き方に合わせて最適な端末を選びましょう。
端末の種類  | 特徴  | こんなシーンにおすすめ  | 
|---|---|---|
IP電話機  | LANケーブルで接続する据え置き型。安定した通話品質が魅力。  | オフィスの固定席で電話業務が多い従業員  | 
スマートフォン  | 専用アプリをインストールして利用。場所を問わず会社番号で発着信できる。  | 外出の多い営業担当者や、リモートワーク中心の従業員  | 
PC(ソフトフォン)  | PCにソフトウェアをインストールし、ヘッドセットで通話。  | コールセンター業務や、PCでの作業と電話応対を連携させたい場合  | 
これらの端末は混在して利用することも可能です。例えば、オフィス内ではIP電話機、外出先ではスマートフォン、といった使い分けをすることで、業務効率をさらに高めることができます。
従来型PBXからの移行時の注意点
既存のオンプレミス型PBXからクラウドPBXへ移行する場合、特に注意すべき点が2つあります。
- 電話番号の引き継ぎ(番号ポータビリティ)
現在利用している会社の電話番号をそのまま引き継げるかどうかは、多くの場合で最重要事項です。しかし、利用中の回線の種類や契約状況によっては、番号の引き継ぎができないケースもあります。必ずクラウドPBXの契約前に、移行先の事業者に番号ポータビリティが可能かを確認してください。この確認を怠って現在の回線を解約してしまうと、大切な電話番号を失うリスクがあります。 - PBXに接続されている機器の確認
現在のPBXには、電話機以外にもFAXやドアホン、放送設備、クレジットカードの決済端末などが接続されている場合があります。これらの機器がクラウドPBXに移行した後も利用できるのか、代替手段が必要なのかを事前にリストアップし、対策を検討しておくことが重要です。 
クラウドPBX導入の成功事例
クラウドPBXは、実際に多くの企業で導入され、コスト削減や業務効率化に貢献しています。ここでは、具体的な成功事例をいくつか紹介します。
- 事例1:リモートワーク中心のITコンサル企業
従業員のほとんどがリモートで勤務するため、クラウドPBXを導入。各メンバーがスマートフォンアプリで会社の代表番号を使えるようにし、物理的なIP電話機は購入しませんでした。これにより、ハードウェアコストをゼロに抑えつつ、場所を問わない柔軟な働き方を実現しました。 - 事例2:新規オープンの飲食店
開店準備で忙しく、電話工事の日程調整が困難だったため、クラウドPBXを選定。レジ横に中古のIP電話機を1台設置し、店長のスマートフォンにもアプリをインストールすることで、迅速かつ低コストで電話環境を構築できました。 - 事例3:電話対応に追われる士業・医療業界
本記事でも紹介した「アイブリー」のようなIVR(電話自動応答)機能が充実したサービスを導入。問い合わせの一次対応を自動化することで、スタッフの電話対応業務を大幅に削減し、専門業務に集中できる環境を整備。結果として、生産性と顧客満足度の向上を両立させています。 
電話対応の効率化が課題ならクラウド型IVRという選択肢も
ここまで、クラウド電話(クラウドPBX)のメリット・デメリットを解説しました。
クラウド電話は多様な働き方を実現するソリューションの一つです。しかし、企業の課題によっては、クラウド電話が必ずしも最適解とは限りません。
もし自社の課題が「内線の連携」や「複数拠点管理」ではなく、「電話対応の効率化」という点にあるのなら、クラウドPBXよりも手軽に導入できる「クラウド型IVRサービス」が解決策になるでしょう。
例えば、電話自動応答サービス「アイブリー」では、電話の着信時に自動音声ガイダンスが応答し、用件に応じて音声案内や転送を自動的に行います。

「アイブリー」の導入により、簡単な問い合わせは自動回答できるため、電話対応件数を大幅に削減できます。さらに、迷惑電話対策や顧客管理機能、AIによる文字起こしなど、電話業務を便利にする機能が豊富にあり、月額2,980円~という低コストで利用可能。
実際に多くの企業がアイブリーを導入し、電話業務の課題を解決しています。ここでは、その中からいくつかの事例をご紹介します。
士業の事例:ひとり事務所の電話対応を自動化し機会損失を防止
税理士法人の支店と行政書士事務所を運営されている田添事務所では、打ち合わせ中や業務に集中しているタイミングでの着信が多く、生産性の低下が課題となっていました。
そこで電話自動応答サービス「アイブリー」を導入したところ、AIが一次対応を担うことで、スムーズな電話対応が可能に。お客様から「いいサービスですね」と直接お褒めの言葉をいただくなど、顧客満足度の向上を実感されています。
詳細が気になる方は、以下のインタビュー記事をご覧ください。
導入事例:ひとり事務所の業務効率化を実現。AI電話代行でお客様の一次対応を自動化へ【田添事務所】
医療業界の事例:電話応答の75%を自動化しスタッフの負担を軽減
「アスター歯科 新井宿駅前」では、1日に40件を超える電話に対応しており、スタッフが電話に追われることで受付業務が止まってしまうという課題を抱えていました。
「アイブリー」を導入し、予約変更など時間のかかる用件を折り返し対応に切り替えたところ、スタッフが直接応対する電話はわずか10件に。受付業務の効率化はもちろん、スタッフの心理的負担の軽減にもつながっています。
導入事例:電話応答の75%を自動化!AI電話代行により受付業務の効率化とスタッフの負担軽減を実現【アスター歯科 新井宿駅前】
クラウド電話に関するよくある質問
クラウド電話の料金体系はどのようになっていますか?
クラウド電話の料金は、初期費用や月額基本料金、オプション料金などで構成されます。初期費用は無料のサービスも多いですが、月額基本料金は利用するID数や機能によって変動します。また、外線発信には別途通話料がかかります。
サービスごとに料金プランは大きく異なるため、単純な月額料金だけでなく、自社の利用状況に合わせた総額で比較検討することが大切です。
サービスを比較する際のポイントは何ですか?
サービスを比較する際は「機能の充実度」や「対応可能な業務範囲」などを軸に検討しましょう。自社の課題を解決できる機能がそろっているか、将来的な拡張性は十分かを確認します。また、料金の透明性や、トラブル発生時のサポート内容、通信の安定性やセキュリティ対策も重要な比較ポイントです。
クラウド電話を選ぶポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
クラウド電話の主要なサービスを知りたいです。
クラウド電話のサービスは多岐にわたりますが、ここでは代表的な3つのサービスを簡単に紹介します。
- MOT/TEL :
全国の専用データセンターで安定した通話を提供。官公庁や上場企業での導入実績も豊富です。 - GoodLine :
小規模から大規模まで対応する3プランを提供。Slack等と連携し、不在着信 や留守電をチャットで確認できます。 - CLOUD PHONE :
初期費用0円、月額1,100円からと低コストで導入可能。豊富なオプションが用意されているため、事業規模に合わせて柔軟に拡張できます。 
各サービスの詳細については以下の記事で解説しています。そのほかの主要サービスも知りたいという方はぜひ参考にしてください。
関連記事:主要なクラウドPBXを徹底比較 | 自社に最適なサービスが分かる
クラウドPBXは突然サービス終了することはありますか?
クラウドサービスを利用する上で、「もし提供元の会社が事業を停止したら、サービスが使えなくなるのでは?」という懸念は当然です。
結論から言うと、個別のベンダーがサービスを終了するリスクはゼロではありません。しかし、これはクラウドPBXに限らず、全てのクラウドサービスに共通するリスクです。対策としては、導入実績が豊富で、経営基盤が安定している信頼性の高いベンダーを選ぶことが最も重要です。
また、技術的な観点では、クラウドPBXの基盤となっているIP網は、NTTが次世代の通信インフラとして推進しているものです。むしろ、従来のアナログ回線やISDN回線は2028年末でサービスが完全に終了することが決定しており、将来性という点ではクラウドPBXの方が高いと言えるでしょう。
2025年11月1日に、料金プランの月額料金およびサービス内容を改定させていただきました。
今後もお客さまに安心してご利用いただけるサービスを提供してまいります。
料金プランの改定内容については、以下のURLからご確認くださいませ。
